AB型ベビーカーの選び方とおすすめ人気ランキング

2020年現在、AB型ベビーカーと呼ばれるタイプは全て「A型ベビーカー」と統合されており、A型ベビーカーのほとんどが生後1ヶ月前後から長いもので4歳前後まで使用でき、従来のA型より軽量かつコンパクトになっています。

なぜ「AB型ベビーカー」や「兼用型ベビーカー」という言葉が生まれたのでしょうか?A型の新基準としてカテゴライズられる前のAB型と呼ばれるベビーカーについて、ベビーカーの種類から紐解いてみましょう!

ベビーカーの「AB型」とは?

ベビーカーの「AB型」とは?

インターネット等で「初めてのベビーカー選び」について調べていると「A型とB型のいいとこ取りをしたAB型ベビーカーが存在する」とされていますが、2020年現在はほぼ全てのA型ベビーカーが俗にいうところのAB型となっているため、AB型ベビーカーの購入を検討している方はAB型を探すのではなくA型ベビーカーの中から選んでいただいて問題ありません。

その理由は後述しますが「AB型ベビーカーがA型な理由」よりも「ベビーカーの選び方やおすすめのモデル」について知りたいという方は、A型ベビーカーについて詳しく紹介したページをご用意していますのでそちらをご覧いただければと思います。

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A型ベビーカーの選び方

A型?B型?ベビーカーの種類について

A型?B型?ベビーカーの種類について

そもそもベビーカーのA型やB型という呼称は日本の製品のみに当てはまります。

日本の安全規格であるSG基準においてベビーカーは2種類にカテゴライズされており、海外製品のベビーカーはその限りではありません。

ベビーカーの種類

  • A型:生後1ヶ月から使えるベビーカー
  • B型:生後7ヶ月頃から使えるベビーカー

 A型ベビーカーとは?

A型ベビーカーと呼ばれるタイプは、首の座る前の生後1ヶ月前後から長い物で4歳近くまで使用できるタイプの物を指します。その昔AB型ベビーカーと呼ばれていたタイプも現在はA型と呼ばれています。

自分でで体勢を整えられない赤ちゃんを支える機構や、4歳までの期間に急激に増える体重に対応するため、A型ベビーカーはB型のベビーカーと比べて「構造が複雑かつ高重量」になるのが特徴です。もちろん金額も2倍ほど高額となります。

特にリクライニング機能は必須条件となっており、A型ベビーカーと呼ばれるタイプはどれも150°以上のフルフラット角度までシートがリクライングします。反対にB型ベビーカーは100°前後までしかリクライニングしない物が大半であり、首や腰が座る前の赤ちゃんは使用できません。

そのため出産準備品としてベビーカーを用意する場合は「A型」のタイプから選ぶことをおすすめします。

基本的にほとんどのA型ベビーカーが「対面」で使用できるようになっており、「背面のみ」のA型ベビーカーは安価で軽量なため「低価格ベビーカー」や「軽量ベビーカー」として紹介されることも多いです。

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A型ベビーカーの選び方

 B型ベビーカーとは?

B型ベビーカーと呼ばれるタイプは、首や腰が座った生後7ヶ月前後から長いもので4歳近くまで使用できるタイプの物を指します。

生後1ヶ月前後から使用できるA型ベビーカーに比べて簡素な作りの物が多く、重量や金額も物によってはA型ベビーカーの半分程度だったりするため非常に扱いやすく、B型ベビーカーが使える7ヶ月前後まで抱っこ紐のみで我慢する方や、B型ベビーカーが使用できるタイミングでA型ベビーカーをフリマアプリや下取りで売却して乗り換える方も非常に多いです。

基本的にはほとんどのB型ベビーカーが「背面式」と呼ばれる後ろから押して使うタイプになっており、リクライニング機能はA型ベビーカーに比べて浅く100°程度までの物が一般的で、ベビーカーによっては無い場合もあります。

また、バギーと呼ばれるタイプはB型ベビーカーの中でもとりわけ軽量化つ簡素な作りの物を指し、持ち運び性能を重視したベビーカーで主に「歩き始めた子供との移動で一時的に使用する可能性がある」ような場合を使用目的として作られたベビーカーをこの名前で呼びます。

軽量かつコンパクトなら、B型ベビーカーを購入するよりバギーを先に購入するべき?と思う方も多いかと思いますが、正直バギーと呼ばれるB型ベビーカーは「移動手段」として使用するにはいささか不安なほどに軽量化された簡素なベビーカーも多く、海外製品の場合SG基準に満たないほど簡素化されたベビーカーもあります。

あくまでバギータイプは「歩けるようになった子供の休憩場所」であり、移動手段として長時間使用するならB型ベビーカーを選ぶのが良いでしょう。

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AB型(新基準A型)のベビーカーとは?

AB型(新基準A型)のベビーカーとは?

ベビーカーの一般的な種類分けとされる「A型」と「B型」について説明させていただいたところで、本題と言える「AB型」についてご紹介します。

そもそもベビーカーはその昔、生後1ヶ月〜4ヶ月までの比較的新生児期に使えるA型と、生後7ヶ月前後〜3才前後まで使えるB型の2つに分けられていました。

しかしその価格や性能や重量の「ちょうど中間」をとって生後1ヶ月前後から3才前後まで使える「AB型」という製品をリリースしたところ、これが旧来のA型を淘汰してしまうほどの大ヒット。

そこでこのAB型ベビーカーを「新基準A型」とし、A型ベビーカーの一種としてカテゴライズされました。その結果「A型」と呼ばれるベビーカーのほとんどがいわゆる「AB型」のベビーカーとなり、現在に至ります。

なので、商品説明としては「AB型」や「兼用型」と言った表記をされる事がありますが、AB型ベビーカーというのは今やA型ベビーカーの事であり、お店で「A型ベビーカーのおすすめは?」と聞いたらAB型ベビーカーの中から商品を紹介される程度には普及しています。

ですので、いろいろ調べた結果「AB型を買おう!」と思っている方はA型ベビーカーの中から選んでおけば、今やほぼ全てAB型的性能を兼ね備えているため心配いりません。

種類の歴史を紐解くと、2004年のSG基準の改正で、「AB型」と呼ばれていたベビーカーが「A型」の新基準となり、「AB型」という呼び方は自体が使われなくなるかに思ましたが、それでもベビーカーを販売するベビー用品店等で「AB型」や「兼用型」と表記され続けている事もあって「AB型」という概念時代がなくなることはありませんでした。

そのため「AB型のおすすめベビーカー」と検索すると、さも「A型とは違ってAB型は便利!」のような書き方がされているケースがありますが、今時「生後1ヶ月から4ヶ月までの短期間しか使えないA型ベビーカー」を購入する人は殆ど存在しないため、普通にA型ベビーカーを調べて購入すれば問題ありません。

生後1ヶ月前後から長いもので4歳前後まで使えるA型ベビーカーについて、選び方のポイントから理想的なスペックの商品まで詳しくご紹介したページをご用意しておりますので、興味がございましたらご覧いただければと思います。

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