プロジェクターのルーメンって?

プロジェクターで投影しているのに、「スクリーンが暗くて映像がよく見えない」なんて経験をされた方も多いのでは?

実はその原因は、プロジェクターの「ルーメン」と呼ばれる値が低いからかもしれません。

今回は、プロジェクターの光の量をあらわす「ルーメン」について、初心者でも分かり易いように解説していきたいと思います!

2019年最新版!家庭用プロジェクターのおすすめ10選。初心者でもわかりやすい選び方も解説していきます!

 

この記事はこんな人におすすめ!
  • これからプロジェクターの購入を考えている
  • 明るくはっきりと見えるプロジェクターが欲しい

プロジェクターのルーメンは、画面の明るさを決定する重要な要素

 ルーメンとは、「プロジェクターの光量」をあらわす値です。

基本的には、ルーメンの値が大きければ、画面(スクリーン)は明るくはっきりと見えるようになります。一方で、このルーメンの値が小さければ、画面(スクリーン)は暗くなってしまいます。

 プロジェクター仕様書には、このルーメンの値が必ず明記されているので、購入の際には必ず確認が必要です。(「lm」と表記されている場合もあります。)


(画像:https://www.epson.jp/)

▲エプソン「EH-TW650」の使用概要には「白色の明るさ」と「カラーの明るさ」の2種類でルーメンを表記している。

 プロジェクターのルーメンの目安はどれくらい?

それではプロジェクターのルーメンは、どれくらいあれば画面を明るく映すことができるのでしょうか?

それは、どのような用途でプロジェクターを使用するかによります。

ホームプロジェクターの場合


(画像:https://www.sony.jp/)

 ご自宅での使用の場合は、カーテンを閉めるなどをして、ある程度周囲の環境を暗く保つことが可能です。

そのため、プロジェクターのルーメンはある程度低くても十分に映像を映し出すことができます。

一つの目安として、暗いお部屋で100インチスクリーンに投影したいのであれば「1,500ルーメン(lm)以上」という値を頭に入れておくと良いでしょう。

これくらいの数値があれば、映像をはっきりと確認することができます。

画面サイズ 明るい部屋 暗い部屋
80インチ 2,000lm~ 1,000lm~
100インチ 2,500lm~ 1,500lm~

ビジネスプロジェクターの場合

 一方のビジネスプロジェクターの場合は、必ずしも暗い環境で投影できるわけではありません。

手元の資料を確認する必要がある場合などは、会議室の照明を付けたままプレゼンを行うこともあるでしょう。

 そのためホームプロジェクターと比較すると、高輝度(高ルーメン)が必要になってきます。

使用場所 ルーメン
小会議室
(5人程度)
3,000lm~
中会議室
(10人程度)
4,000lm~
大会議室
(30人程度)
5,000lm~

 プロジェクターのルーメンに関するQ&A

ANSIルーメンってなんですか?

 Amazonや楽天などでプロジェクターを探していると、「ANSIルーメン」と表記されているを見かけたことがある方もいるかもしれません。

 通常のルーメンとANSIルーメンって何が違うの?と疑問に思う方も多いはずです。

実はプロジェクターでスクリーンに投影を行った場合、スクリーンの中央部分と端の部分では明るさに違いがでてきます

 暗闇で懐中電灯を一定の場所に当てると、当てた部分は明るく見えますが、周囲は暗いままですよね。

このように明るさにばらつきがあると、ルーメンを表記する際にメーカーによってばらつきが出てしまいます。(明るい部分のみをルーメンとして表記するなど…)

それらを防ぐために米国規格協会(American National Standards Institute )がつくったのが「ANSIルーメン」という値です。

スクリーンを縦横3分割、計9つのエリアに分け、それらの明るさの平均をとる方法が「ANSIルーメン」です。

一時期はこのANSIルーメンは、プロジェクターの性能を表す 一般的な基準でしたが、最近のプロジェクターは高性能化がすすみ、明るさのムラが発生しにくくなったので、通常の「ルーメン」で表記するケースが多くなっています。

 100ルーメンしかないプロジェクターは使いものにならない?

最近の家庭用プロジェクターの中には、500ルーメンを下回るスペックのモデルが発売されています。

これらはご家庭でも手軽に使えるように小型化、そして軽量化がされたためです。

しかし、100ルーメンしかないプロジェクターって使いものにならないんじゃないの?という疑問も出てくるでしょう。

実際にこれらのプロジェクターは、部屋を真っ暗にして使用する必要があり、日中の使用には適していません。

 ただしルーメンが低い分、コントラスト比を重視したモデルが多くなっています。コントラスト比とは、画面の明るい部分(白)と暗い部分(黒)の明るさの比率です。

ルーメンこそ低いですが、白黒をはっきりと表現することができるため、十分に映像を楽しむことができます。

ソニーから発売されているポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX」は、100ルーメンのスペックながら、「4,000:1」の高コントラスト比を実現。

 部屋を暗くする必要はありますが、綺麗に映像を映し出すことが可能になっています。

当然ルーメンが大きいにこしたことはありませんが、ルーメンの値が低くても十分に綺麗に映像を映し出すことのできるも一部存在することを覚えておきましょう。

 

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