今回は、モノハックが厳選した、2022年最新版のおすすめドライヤーをニーズ別にご紹介していきます。
これからドライヤーの買い替えをお考えの方、なんとなくでドライヤーを選ぼうとしていませんか!?
髪の痛みが気になる、毛量が多くてなかなか乾かない、自宅でももっとキレイにブローしたい、そんな悩みを抱える方にピッタリのドライヤーをご案内していきます!
ドライヤー全般を紹介しているどの記事よりも自信があるので是非目を通してみてください!
ドライヤーは価格によってそんなに違う?
ドライヤーの買い替えを考える時、「髪が乾くなら比較的なんでも良い」と考える方でも、実は高級ドライヤーに興味があったりしませんか?
ほぼ髪を乾かすためだけのようなモデルから、髪をダメージから守る機能が満載のモデルまで多数販売されているドライヤー。
結論から言えば、やはり安いドライヤーと高級ドライヤーではそれなりに違いがあります。
いわゆる高級なドライヤーと呼ばれるモデルは、髪を乾かすだけでなく、髪を美しく保つための機能であったり、速乾性の高いモデルがあり、その分値段も高くなってきます。
ただし、高ければ必ずしも良いドライヤーかと言えば、そうとは限りません。
自分にとって必要な機能を備えたうえでなるべく安いドライヤーが自分にとっての良いドライヤーということではないでしょうか。
おすすめのドライヤーをニーズ別にご紹介!
色々なメーカーから多種多様なモデルが販売されているドライヤーですが、「一体何が違うの?」「その機能って本当に必要?」「結局どれが良いの?」という方も多いはず。
そこで今回はドライヤーを選ぶ基準を以下の6つに分けてそれぞれおすすめのドライヤーをご紹介します。
ご自身の中にある基準にピッタリのドライヤーをご紹介しているので、気になる項目をタップしてみてください!
予算で選ぶ!価格帯別おすすめドライヤーがコチラ!
冒頭部分でもご紹介した通りですが、ドライヤーは価格帯が違えばやはり機能性もかなり変わってくると言えます。
そしてその価格は1000円台のものから50,000円台と非常に幅広いです。
ではどれくらいの価格からが高いドライヤーで、どれくらいの価格だと安いドライヤーと言えるのか、その基準を以下のようにまとめてみました。
5,000円以下 | 機能よりも価格重視なドライヤー |
5,000円から1万円 | ベーシックな機能を備えたドライヤー |
1万円から3万円 | ヘアケア機能を備えたハイスペックなドライヤー |
3万円以上 | 高級ドライヤー |
【5,000円以下】テスコム「マイナスイオン ヘアードライヤー TD430A」
ある程度の機能で十分だと考える方や、予算的にこの価格帯から選びたいという方におすすめなのが、テスコムの「マイナスイオン ヘアードライヤー TD430A」です。
安いドライヤーを選ぼうとした場合、最も安いものだと1,000円台という価格のものもありますが、正直そこまでいくとそれなりの風量で温風が出るだけのドライヤーとなってしまいます。
ということで、この価格帯の本命は3,000円台から4,000円台というところでしょう。
この価格帯で、4か所から発するトライアングルマイナスイオン機能、マイナスイオンを届ける場所を調整可能なモイスチャーフード、1.8㎥/分という大風量、風温切り替えスイッチを搭載という機能性の高さ。
かなり贅沢な仕上がりとなっていてこの価格。
5,000円以下のドライヤーなら今のところコレ一択かと思います。
【5,000円以上1万円以下】パナソニック「イオニティ EH-NE7G」
5,000円以上の価格帯に入ってくると、ヘアケア機能が付いていつつも400gと軽く扱いやすいなど、モデルによって特徴が変わってくるため選択肢が増えてきます。
ただ10,000円以下というフィルターで各メーカーのドライヤーを見てみると、この価格帯のドライヤーは意外と少ないんですね。
おそらく、低価格に振るか高機能に振るかという考え方があって、この価格帯に入ってくる製品を作るには機能的な面で中途半端になってしまうのかもしれません。
「8,000円出すなら12,000円出してこっちのモデルの方がおすすめです!」という家電量販店の店員さんの声が聞こえてきそうです。
そんなわけですが、あえてこの価格帯に入っているドライヤーからおすすめのドライヤーを選ぶとすると、パナソニックの「イオニティ EH-NE7G」がおすすめです。
大風量2.0㎥/分、ダブルミネラルマイナスイオンという従来よりもさらにキューティクルを密着ケア、指通りも良く、静電気も防ぎます。
さらに、温冷ツインフローと言って温風の外側から冷風が出る構造になっていることでドライヤーを動かして使用した時に毛の流れを整えてなめらかなツヤを与える効果が期待できます。
5,000円以下のドライヤーよりもワンランクアップした機能性を搭載した10,000円以下のおすすめのドライヤーと言えるでしょう。
【1万円以上】リュミエリーナ(バイオプログラミング)「レプロナイザー 2D Plus」
この価格帯でおすすめのドライヤーと言えばズバリ、リュミエリーナ(バイオプログラミング)の「レプロナイザー 2D Plus」です。
上の表では1万円から3万円と表記しましたが、正直この価格帯でもドライヤーはピンキリと言えます。
12,000円と28,000円では機能的にも違いがあると言えるので、この価格帯の中でもどの程度の予算を使えるかは選ぶ上でも大事な基準となります。
12,000円のドライヤーを選ぶくらいなら先ほど紹介したパナソニックの「イオニティ EH-NE7G」の方がコスパ良いです。
なのでこの価格帯では思い切って2万円前後のドライヤーをご紹介させていただきました。
公式サイトでは税込み2万7500円というドライヤーとしてはかなりの高価格帯です。
このドライヤーの面白いところは、「なんだかよく分からないけど、とにかく仕上がりは良い」という意見の美容師さんが非常に多いというところ。
決して悪い意味ではないんですが、確かに公式サイトを見ても、「P(美の力)/n(技術設計力)/D(密度))/T(時間)」とか正直良く分からないんですよね。
にも関わらず、多くの美容師さんが口をそろえて「仕上がりの柔らかさやまとまりは非常に良い」と言うんです。
筆者の担当美容師も「コレ髪の毛が全然傷まないんです」と絶賛しています。
ちなみにこのレプロナイザー2Dの上位モデルである7Dというのは税込みで約80,000円もします。笑
もはやドライヤーの域を超えてます。
【3万円以上】ダイソン「Supersonic Ionicヘアドライヤー」
3万円以上のドライヤーとなると、それはもはや髪を乾かすためのものだけではなくなります。
そんな最高級モデルの中でもおすすめなのは、ダイソン「Supersonic Ionicヘアドライヤー」でしょう。
使っていること自体がステータスのような、置いてあることがインテリアの役割を果たすような、そんな役割すらあると言えます。
それだけの価格である以上機能性の面においても各メーカーのこだわりがふんだんに詰め込まれています。
マイナスイオンはもちろん、最適な温度を保つことで髪に対して過度な熱が加わらないような設計になっています。
風量は文句なしで非常に乾きも早く、髪が長い方、毛量の多い方でも乾くまでの時間は短くなるでしょう。
人によっては、それまで使っていたドライヤーに比べて乾かす時間が半分になったという方も少なくありません。
またコアンダ効果を狙った浮き毛抑制ツールを始めとする、様々なアタッチメントノズルによって、様々な仕上がりや髪質に合わせた使い方、スタイリングなどが可能です。
「ドライヤーはダイソン使ってる」という言葉だけでも人を驚かせるだけの雰囲気を持った、まさしく最高級ドライヤーと言えます。
髪質や仕上がりにこだわりたい方におすすめのドライヤー
ホリスティックキュアーズの「ホリスティックキュア ドライヤー Rp.」
価格も大事だけど、それよりも自分の髪質に合ったものやブロー後の仕上がりが良いドライヤーを使いたいという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方におすすめなのが、ホリスティックキュアーズの「ホリスティックキュア ドライヤー Rp.」です。
くせ毛でまとまらない、猫っ毛でボリュームが出ない、きれいなストレートに仕上げたい、などの悩みに合わせたモードを搭載しています。
AIRY REDモード、MOIST BLUEモード、CUREモードという乾かす、ボリュームを出す、ケアをするといったことに特化したモードを活用することで、髪の悩みや仕上がりなどの悩みに応える機能を備えています。
2万円を超える価格は決して安いとは言えませんが、髪質や仕上がりを気にする方におすすめのドライヤーであることは間違いありません。
速乾性とコスパを両立させたい人におすすめのドライヤー
テスコムの「プロテクトイオン ヘアードライヤー/TID2400」
髪の毛が多い方や髪が長い方にとって、いかに早く髪を乾かすことが出来るドライヤーかどうかは非常に重要なポイントでしょう。
編集部が実際に使ってみて、また使っている人の意見を参考に「なるべく早く髪を乾かしたい」という方におすすめのドライヤーとして選んだモデルは、テスコムの「プロテクトイオン ヘアードライヤー/TID2400」です。
6000円前後の価格で2.3㎥/分という大風量、大風圧、ハイパワーのモデルです。
しかも500gを切る軽量モデルということで「安い、速い、軽い」という三拍子そろったドライヤーとなっています。
これ以外のドライヤーで速乾性を重視する方は、まず風量をチェックすると良いでしょう。
メーカーやモデルによって風量が㎥(立方メートル)で表記されているものがあります。
基準としては、最低でも1.3㎥以上は欲しいところですが、1.6㎥以上になると髪を早く乾かすために十分な風量と言えるかもしれません。
2.0㎥以上となるとかなりの大風量と判断出来るので、この辺りの数字を基準に選ぶと良いでしょう。
モデルによっては風量が公表されていないモデルもあったり、風量が大きいにも関わらず乾きがイマイチというドライヤーもあるので注意が必要です。
また、消費電力が高ければ髪が乾きやすいと思っている方も多いのですが、これは必ずしもそうとは限りません。
もちろん700Wと1200Wでは全然違いますが、同じ1200Wでも乾きやすさはドライヤーによっても違うということです。
軽さ重視の方におすすめのドライヤー
コイズミ「マイナスイオンタフドライヤーKHD-9720」
編集部がおすすめする軽いドライヤーNo.1は、コイズミの「マイナスイオンタフドライヤーKHD-9720」です。
350gという超軽量コンパクトでありながら、1.6㎥/分の大風量でなおかつツインマイナスイオンという機能性も持ち合わせた優秀なモデル。
お値段も3,000円台と非常にお買い得です。
ドライヤーを選ぶ上で案外見落としがちなのが、「ドライヤーの重さ」です。
重たいドライヤーは長時間使っていると疲れます。
特に髪が多い、長いという方は毎日それを感じているという方も少なくないでしょう。
現在市場で出回っているドライヤーの重さを見ると、530グラム辺りが平均値となっていて、500gを切ると軽いドライヤー、700gを超えてくると重たいドライヤーと言えます。
自分の力に自信がない非力な方は、同じ風量や機能性のドライヤーなら軽い方がおすすめです。
中には200g台という非常に軽いドライヤーもありますが、ここまでくるとさすがに速乾性に疑問が残ります。
ある程度の風量でなるべく軽いものを探しましょう。
コンパクトさを重視する方におすすめのドライヤー
パナソニック「ナノケア EH-NA2G」
当サイトがおすすめしたいコンパクトながらも高機能なドライヤーと言えば、パナソニックの「ナノケア EH-NA2G」です。
500gを切る軽量でコンパクトなモデルながらも1.3㎡/分と風量もしっかりとあり、ナノイー&ミネラルと髪のツヤやスタイリングのしやすい仕上がりが期待できるなど、小型軽量モデルで高機能なドライヤーをお探しの方にはおすすめです。
ドライヤー選びで案外見落としがちなのが、そのドライヤーを「どこにどのように収納するのか」という問題です。
お気に入りのドライヤーを見つけたものの、ちょっと大きくて今まで収納していた場所にしまえなくなってしまったという方も少なくないのでは?
また、ドライヤーを収納するためのスペースがなかなか確保できないという方もいらっしゃるかもしれません。
テスコム「ioneマイナスイオンヘアードライヤー TID430」
もっと安いモデルでコンパクト軽量をお探しであれば、テスコムの「ioneマイナスイオンヘアードライヤー TID430」がおすすめです。
コチラも1.5㎡/分と大風量かつダブルマイナスイオンによる潤い効果もしっかりと備わっていながら、コンパクトなサイズ感となっていて、お値段4,000円以下と非常にお買い得です。
海外対応のおすすめのドライヤー
テスコム「マイナスイオンヘアードライヤー BID40」
当サイトが海外対応のドライヤーとしておすすめなのは、テスコムの「マイナスイオンヘアードライヤー BID40」です。
まず本体重量が375gと非常に軽い上に、サイズも比較的コンパクトなので持ち運びしやすく、マイナスイオンとモイスチャーフードで髪のいたわりという最低限の機能性もあります。
価格も安いので盗まれたり壊れたりしてもそこまでショックが大きくないのも良いのではないでしょうか。
海外旅行や出張、留学などで海外にドライヤーを持っていきたいという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方が注意しなくてはいけないのが、そのドライヤーが海外での使用に対応しているかどうか。
プラグの形状はもちろんですが、たとえ同じ形状であっても電圧の違えば使用は出来ません。
電圧が違う地域で未対応のドライヤーを使えば当然故障の原因となりますし、火災などの危険もあるかもしれないので必ず海外対応のドライヤーを選ぶようにしましょう。
パナソニック「ナノケア EH-NA9F」
また海外出張や留学なので長期滞在するので、軽量コンパクトさよりも機能面がしっかりしたドライヤーを海外で使いたいという方には、パナソニックの「ナノケア EH-NA9F」がおすすめ。
ナノイー&ミネラルで髪に潤いを与えうねりを抑えるととも、キューティクルに密着することで摩擦ダメージを抑え枝毛発生率をしっかりおさえます。
温冷リズムモードや毛先集中ケアモード、インテリジェント温風モードやスカルプ、スキンモードなど機能性は抜群です。
これを海外で使っていればきっと現地の人に驚かれるかも!?
ドライヤー選びで知っておきたい機能!
冒頭でお伝えした通り、今のドライヤーは基本的に価格が高くなるにつれて高機能になっていきます。
そのため「ドライヤーにはどんな機能があるのか」を知っておくと、ドライヤー選びに失敗する確率がグンと下がります。
各メーカーごとに名称などが違いますが、役割はどれも似ているので「どんな機能なのかどんな問題を解決してくれるのか、その機能があるどんなメリットがあるのか」を知って、自分に必要なのかそうでないのかを確認する材料にしましょう。
そんな近年のドライヤーに搭載されている主な機能を当サイトで13個に分けてみました。
マイナスイオン
主に髪に潤いを与えるとされる機能で、ほぼ全メーカーのドライヤーに搭載されています。
パナソニックの「ナノイーモイスチャー・ナノイー・ミネラルマイナスイオン」、MTGのリファビューテックドライヤーの「ハイドロイオン」、シャープやアデランスの「プラズマクラスター」、などメーカーによって呼び方は違いますが期待される効果はほとんど同じです。
ちなみに、ダブルやトリプル、トライアングルといった文言はマイナスイオンが出る場所の数であることがほとんどです。
「静電気除去・髪のツヤアップ・髪の潤いアップ・髪の弾力性(コシ)がアップ・寝癖直しやスタイリングが簡単になる」といったことが主に期待されている効果です。
スカルプモード
頭皮のケアを目的とした機能です。
パナソニックのスカルプモード、コイズミのスカルプ機能が代表的で、ヴィダルサスーンの一部のドライヤーにも搭載されています。
基本的には低温風にすることによって地肌をやさしく乾かすための機能としているメーカーがほとんどです。
またアデランスのカミガハンドや、ヤーマンの美容音波振動、ヘッドスパ体感など、直接頭皮を刺激することによって頭皮をケアする機能もあります。
スキンケアモード
主に頭皮以外の肌をケアするための機能です。
ヤーマンのリフトケア機能に代表され、SCALPモードによる頭皮のケアだけでなく、FACEモードによる美顔器としての機能も兼ね備えています。
もはや髪を乾かすことを目的としたドライヤーの枠を超越した機能と言えるでしょう。
髪を乾かすといういつもの習慣にプラスアルファして顔や頭皮のケアもという方は検討しても良いかもしれません。
またパナソニックの「ナノケア EH-NA0G」「ナノケア EH-NA9G」「ナノケア EH-NA9F」にも、スキンモードというお風呂上がりの乾燥しやすい肌をケアするためのモードもあります。
いずれも高価格帯のドライヤーに搭載されている機能という認識で間違いないでしょう。
モード変更
「ダメージを軽減する、ツヤ髪に仕上げる、髪の立ち上げなどのスタイリング」など、目的に合わせてモードを変更することが出来る機能です。
メーカーごとにモイストモードやボリュームアップモード、センシングドライモードやビューティーモードなど様々な呼び方、機能があります。
基本的には、「乾かす」「傷みを抑える」「スタイリングする」に三つの目的ごとにモードを分けることが出来る機能となっていて、高価格帯のドライヤーにはほとんど搭載されています。
風温・風速調節
風速や風温を調整できる機能のことです。
最低限に近い機能ではありますが、ドライヤーによっては風速を段階的に切り替えるタイプと無段階に切り替えれるタイプがあります。
風温については上記のモード切替やスカルプ機能と共通しているモデルも多く、低温で頭皮をケアしながらか、高温で乾かすことを優先するかといった具体で使い分けができます。
自動温度調節
ドライヤーの風の温度を自動的に調節する機能です。
温度調節の基準は主に、「室温に合わせた自動温度調整」と「理想的な仕上がりのための自動温度調整」に分けられます。
特に、過度な熱を防止するための温度調整をセンサーで感知することで自動で行ってくれる機能もあり、これは高価格帯のドライヤーに搭載されています。(MTGのリファビューテックドライヤーのプロセンシング・ダイソンのインテリジェントヒートコントロールなど)
また、一定間隔で温風と冷風を切り替えることでダメージを防ごうとするタイプの機能もあります。
アタッチメント・ノズル・風の出方
ドライヤーの風が出る部分の形状をアタッチメントやフードで切り替えることで、髪を乾かしやすくしたりスタイリングしやすくするなどの使い分けをすることが主な機能となります。
特にアタッチメントやノズルは単純なものからダイソンのような複雑なものまで幅広くあり、メーカーごとにかなり個性があります。
KAMIGAやシャープのドレープフロードライヤーのように、ノズルやアタッチメントのようなものがなく風の出方に特徴があるものもあります。
遠赤外線
髪のコシや潤いをキープしたり、ツヤ髪に仕上げるための機能とされています。
ヴィダルサスーン、ヤーマンのリフトドライヤー、スカルプドライヤープロ、コイズミの一部のドライヤーに搭載されていますが、搭載されているドライヤーの数は多くありません。
赤外線の中でも波長の長い領域の遠赤外線は血行促進や老廃物の除去、代謝の改善などが言われていることから、髪の潤いやダメージを軽減する効果が期待されています。
髪のダメージが気になる方は試してみるのも良いでしょう。
ヘアカラー退色防止
そのままですが、「ヘアカラーをした髪の退色を防止するための機能」です。
アデランスの「ヘアリプロ」、パナソニックの「ナノケア EH-NA0G」、コイズミの「イオンバランスドライヤーKHD-9940/W・K」などにマイナスイオンやイオンバランスを駆使した機能として搭載されています。
メーカーサイドも「あくまで個人差がある」といった注意書きがあり、完全に退色を抑えることが出来るという機能ではないことは頭に入れておきましょう。
赤色LED
美容においては、血行を促進することで表皮の再生などに効果が期待されている機能です。
アデランスの「ヘアリプロ」や「KAMIGA」、ヤーマンの「リフトドライヤー」に搭載されています。
赤色LEDは美容業界において近赤外線と呼ばれる波長のもので、光の中でも深部まで到達するとされ、微細血流循環を増加、コラーゲンとエラスチン生成などを促進することでアンチエイジングにも効果が期待されています。
モーターの機構
ドライヤはモータによってファンが駆動することで風が出ますが、そのモーター機構の違いです。
「ACモーター」→「DCモーター」→「BLDCモーター」といった変遷を遂げてきていますが、省電力性や風量調整の柔軟性、長持ち、軽量化などに差が出ます。
普段使いにおいて気にする必要はそこまでないと思いますが、「ホリスティックキュアドライヤー」やコイズミの「BLDCドライヤーKHD-9480,9490」はこのモーター機構がウリの一つになっています。
ドライヤー本体の仕上げや加工
ドライヤーファンの形状や本体の加工方法をウリの機能にしているドライヤーもあります。
「ホリスティックキュアドライヤー」ではキュアクリスタル加工によってテラヘルツ波と呼ばれる微弱な振動によって被膜形成効果・キューティクルの引き締めるといった効果が期待されています。
また、シャープの「プラズマクラスタードライヤーIB-NP9」では、アマツバメの翼にならったファンの形状が特徴となっていて、より高速の風を生み出すなどの工夫がなされています。
軽量化・小型化
とにかく小さくコンパクトにするというのもドライヤーのウリの一つです。
コンパクトにすることで「長時間の使用でも疲れない」「持ち運びしやすい」「収納する際に嵩張らない」といったメリットがあります。
小型軽量化は機能的な部分が失われることもありますが、近年では比較的コンパクトながらも高機能なドライヤーもあります。
パナソニック、テスコム、コイズミといったドライヤーを展開する中でも有名なメーカーからはコンパクトさをウリにしたドライヤーがラインナップされているので、その中からチェックすると良いでしょう。
ドライヤーを展開するメーカーごとの特徴
ドライヤーと言えば色々なメーカーから展開されていて、それぞれのメーカーに特徴があります。
当サイトではドライヤーを販売する13のメーカーをピックアップしそれぞれ特徴を以下にまとめみました。
どのメーカーが良いか迷っている方は是非参考にしてみてください。
パナソニック(Panasonic)
ナノイーという独自のイオン技術を開発したメーカーで、日本で知らない人はいないメーカーと言えるでしょう。
3万円を超える高価格帯から3,000円以下という低価格帯まで幅広くドライヤーを展開していて、軽量。コンパクト、海外対応など様々なニーズに対する商品があります。
ドライヤーはまずはパナソニックから探してみるというのもアリです。
テスコム(TESCOM)
日本の小型家電メーカーで、ドライヤーのラインナップに関しても非常に豊富で様々なニーズに対応したドライヤーを展開しています。
プラグを抜きやすくしたり、コードをねじれにくくしたり、お手入れをしやすくしたりするなどの使い心地の良くなる工夫をしてくれるメーカーです。
ニーズに合ったドライヤーを見つけやすいメーカーと言えるでしょう。
コイズミ(KOIZUMI)
大坂に本社を置き、ヴィダルサスーンなどの理美容製品などの販売代理店などをしつつ、オリジナルブランドのドライヤーも展開している国産メーカーです。
非常に幅広い製品ラインナップを持っていて、ドライヤーを展開するブランドの中でも特に低価格帯に強い印象を受けます。
サロニア(SALONIA)
ドライヤーというよりも、ヘアアイロンのラインナップが豊富な国産美容家電ブランドです。
ヘアアイロンに比べるとドライヤーのラインナップは少なく、2商品のみ展開しています。
一方は5,000円台、もう一方は25,000円台と両極端な取り扱いとなっており、選ぶ人はピンポイントで選んでくるという印象。
シャープ(SHARP)
国産家電メーカーとして知名度は抜群でしょう。
ドライヤーに関してはラインナップ数は少なく一つ一つの商品に力を入れているという印象です。
一般的なドライヤーとは一線を画す形状のモデルもあり、高価格帯のドライヤーで攻めているメーカーです。
ダイソン(dyson)
「ダイソンのドライヤーを使っている人=富裕層」くらいのイメージ、ブランド力のあるメーカー。
商品ラインナップはカラーを除けば一つのみで他とは違うルックスと機能性を持ったドライヤーを販売しています。
機能性というよりもブランドイメージで買っている方が多いのでは?と思われがちですが、確かにすごく良いドライヤーです。
レプロナイザー
リュミエリーナという会社が展開するバイオプログラミング製品としてヘアケア美容家電を展開しているメーカーです。
独自の技術で美容師などのプロからも評価の高い高価格帯のドライヤーを展開しています。
とにかく髪が傷まないドライヤーを使いたい、そのためだったら値段はいとわないという方のためのブランドというイメージ。
ヴィダルサスーン
美容業界のレジェンドがその名を冠して立ち上げたブランドで、ヘアアイロンのランナップがかなり豊富なブランド。
ドライヤーのラインナップはそこまで多くありませんが、1万円以下の価格帯で海外対応も含めてしっかりとニーズを抑えたドライヤーを展開しています。
形状が特徴的なのもこのメーカーらしいと言えるでしょう。
モッズヘア(mod’s hair)
ファッション撮影のアーティスト集団として誕生したブランドで、現在では理美容家電を幅広く取り扱っています。
ヘアアイロンは非常に豊富なラインナップとなっていますが、ドライヤーについては少なめの展開。
ただサロンでも使用に耐えるしっかりとした作りでスタイリストからの評価も高いドライヤーを展開しています。
アデランス(Aderans)
アデランスと言えば抜け毛薄毛のためのブランドで有名でしょう。
毛髪のことを考え研究したからこそ得たノウハウで、髪に、そして頭皮のことを考えた高価格帯ドライヤーを展開しています。
ホリスティックキュアーズ
美容器具や材料などを販売する国産メーカーでヘアサロンも展開しています。
2万円以上の高価格帯ドライヤーのみをラインナップし、高機能のドライヤーを販売しています。
ヤーマン
美顔器や美容機器などにおいてその名を轟かす国産メーカーです。
2万円以上の高価格帯ドライヤーのみを展開して、機能性を重視したドライヤーを武器としています。
他メーカーにはないような機能を搭載し独自の高級路線を攻めたメーカーという印象。
MTG
サッカー界のスーパースターであるクリスティアーノ・ロナウドをイメージキャラクターとして起用したことで一躍名を広めたReFaのブランド名で有名なメーカーです。
ドライヤーは1商品のみの展開で、ReFa独自の技術を使った高価格帯のドライヤーを展開しています。