ヘアアイロンは、男性にとっても今やヘアアレンジ三種の神器の1つと言って過言ではありません。基本的にメンズ用はストレートアイロンを選ぶべきだと知っていても、どのような点に注意して購入すれば良いのかわからない事も多いですよね?
そこで今回は、メンズ向けストレートアイロンの中から特におすすめなヘアアイロンをご紹介すると共に、失敗しないヘアアイロンの選び方を男性向けにしっかりご紹介しますので、初めての1本を探している方は是非参考にしていただければと思います!
男性にヘアアイロンは本当に必要なのか?
日常的に髪をセットしてる男性はかなり増えてきてると思いますが、ヘアアイロンなどの道具を使ってセットしている方はまだまだ少数派?と考えてる方もいるかもしれませんが、そうとも言えない時代がきています。
今やヘアアイロンは「男性のスタイリング三種の神器」とも言えるほどに普及してきており、その「手軽さ」から持ってない人を時代遅れとまでは言いませんが「まだ使った事ないの?」程度には普及しております。
ヘアアイロンと聞くと「巻き髪」や「天パの矯正」と言うイメージがありますが、今やテレビや雑誌で目にする男性の「自然な髪型」ですら、ほとんどがヘアアイロンを使用して作られています。何も派手な髪型を作るだけがヘアアイロンではありません。
トップなどボリュームを出したい部分を膨らませ、顔まわりなどの抑えたい部分は落ち着かせる。そしてそれを1日キープさせるには正直ヘアアイロンが無いと始まりません。これをドライヤーとブラシ(コーム)だけでやろうとすると、ちょっと素人には難しすぎますね。
めんどくさがりな男性ほど、ヘアアイロンを使ったら「朝のスタイリングがこんなに楽になるとは」と手放せなくなるでしょう。時短もそうですが、思い通りに操作できると言うストレスフリーな使い勝手は、1度使うと病み付きです。
メンズ向けヘアアイロンとは?
では「メンズ用のヘアアイロン」と言うのは存在しているのか?ですが、基本的には「男性しか使えないヘアアイロン」や「女性しか使えないヘアアイロン」と言うものは存在せず、デザインや配色で男性向け女性向けと言われているだけで、重要となるのは髪の長さだけです。
男性のヘアアレンジの場合「顔まわりは抑えて、トップはハネさせながらボリュームを出す」と言うのが主流となります。こういったアレンジを行う場合は、比較的プレート幅の狭いストレートアイロンと呼ばれる形状が向いています。
そのため、選び方については後述しますが「メンズ向けヘアアイロン」と呼ばれるものは「髪の長さがミディアム程度の男性」のヘアアレンジに向いているもの、と考えて差し支えないでしょう。このページではそういったヘアアイロンについて言及していきます。
反対に髪の長い(肩にかかる程度)の男性がヘアアイロンを選ぶ場合は、一般的なヘアアイロンの選び方を参考にしていただいた方が、より自分にあったものが見つかりますので、そちらをご確認ください。
ストレートやカールなど使用用途を含め安いものから高いものまで数多あるヘアアイロンですが、せっかく買うなら自分にとってベストな1本を選びたいですよね? そこで今回は、初めてのヘアアイロンにおすすめな最初の1本から、自分に合ったヘアアイロ[…]
ヘアアイロンのメリット・デメリット
縮毛矯正やパーマと違って、髪の伸びで劣化することもなく、服装やTPOに合わせてヘアスタイルを変更できるヘアアイロンですが、ドライヤーやワックスだけではダメなのか?について、少しヘアアイロンのメリットやデメリットについてご紹介しましょう。
メリット
- スタイリングが簡単で早い
- セットが長持ちして崩れにくい
- 部位ごとにメリハリを付けられる
- ピンポイントでスタイリングできる
- 縮毛矯正やパーマより安い
何と言っても、熱を直接髪に与えてタンパク質結合を変性させるため、短時間で強いスタイリングが可能です。そのためスタイリン剤を合わせてセットすれば細かなニュアンスも1日しっかりキープしてくれます。
また、トップはボリュームを出して、顔まわりは抑えて、といったパーツごとに細かくメリハリを付けられるのもヘアアイロンの特徴です。
サロンクオリティと呼ばれるハイエンド機種でも3万円前後、入門機種と呼ばれる低価格帯なら5000円以下で手に入ります。縮毛矯正やパーマが1回2万円前後が相場ですから、金銭的にはかなり安く抑えられます。
デメリット
- 髪が傷みやすい
- 不器用だと失敗しやすい
- 火傷のリスクがある
何より1番のデメリットは、ドライヤーに比べて髪が傷みやすいと言う点です。こればかりは正直避けられません。もちろん「髪が傷みにくいヘアアイロン」はありますが、髪へのダメージが最優先ならヘアアイロンは使わない方が痛まないのは言うまでもありません。
他のデメリットとして、失敗しやすいことや火傷のリスクがあると言う点を挙げましたが、これに関しては正直「包丁を使うと手を切る可能性があります」と言ってるようなものなので、デメリットというよりは注意事項に近いものです。
初心者必見!男性におすすめな最初の1本とは?
さあ、そんなわけでとにかく「男性は1本持っておくべき道具」と言って差し支えないヘアアイロンですが、初めてヘアアイロンを購入する時どんなものを購入すべきか?という部分のご紹介に移っていきましょう。
まずはやはり以下の条件で探したいですよね?
最初の1本に必要な条件
- オールマイティーな性能
- 値段が安価(3000円以内)
- 使い勝手が良い
おすすめのヘアアイロンは?と言われると、「性能面で優れた一生ものの逸品」なヘアアイロンを紹介したくなりますが、初めての1本を選ぶなら「自分にとって合うヘアアイロンを見つけるための最初の1本」と考えるべきだと私は考えます。
つまり「このヘアアイロンを使ってみて、気に入れば使い続ければいいし、気に入らない点が出てきたらそれを踏まえて買い換えるべき」ということです。
そのためには、誰に紹介しても大丈夫なオールマイティーさ、ハンドクリームで言うところのニベアのような「間違いない傑作」を最初の1本に選ぶべきだと思い、ここではサロニア(SALONIA)のダブルイオンストレートアイロン(SL-004)をご紹介させていただきます。
初めてのヘアアイロンにおすすめ!SL-004
男性向けヘアアイロンの選び方について詳しくは後述しますが、そこでご紹介している「選ぶ際のポイント」は全て抑えているヘアアイロンで、値段はなんと2500円前後。人気商品の価格帯が6000円〜15000円前後ですから、そのコスパは圧倒的です。
ぶっちゃけ大ベストセラーのヘアアイロンなので、このページを読んでいる方の中にも「そもそも今使ってるのがそれ」と言う方も多いかもしれません。
もちろん尖った性能が無いため、もっと矯正力が欲しいとか、もっと滑りの良いものがいいとか、不満点が出ないワケではありませんが、今や「メンズ向けヘアアイロンの王道」と言って過言では無いほど普及している傑作です。
ヘアアイロンについて調べるのが面倒な方はとりあえずSL-004を選んでおけば問題ありません。気に入って何本もこのヘアアイロンをリピートする人もいますし、気に入らなければ初めて「自分にあったベストなヘアアイロン探し」がスタートできます。ぜひ、最初の1本の選択肢に入れてあげてください。
男性向けメンズヘアアイロンの選び方
ここからは、ヘアアイロンの選び方、とりわけミディアム程度の髪の長さの男性に向けた上手な選び方についてご紹介していきます。男性がヘアアイロンを選ぶ際に気にすべきポイントは以下の9項目です。
選び方のポイント一覧
基本的には「種類」さえ間違えなければ「使えない」と言う事はないので心配ありませんが、その他の機能や性能面を選び間違えると使い勝手が悪かったり、髪の長さや毛質によっていまいちな結果になる事もあります。
人によっては不要な部分もあるかもしれませんが、購入前に一度目を通しておけば後で「あの機能があれば・・・」と後悔せずに済みますので、しっかり覚えておきましょう。
ヘアアイロンの種類と選び方
ポイント男性はストレートアイロンの中から選びましょう!
ヘアアイロンには大きく分けてカールとストレートの2種類。それらを組み合わせた2wayタイプや、ブラシタイプといった物を含めて分類すると6種類存在します。男性の場合はとりあえず「ストレートアイロン」の中から選びましょう。
目的 | 種類の名称 | メリット | デメリット |
巻く | カールアイロン |
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ロールブラシアイロン |
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矯正 | ストレートアイロン |
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ブローブラシアイロン |
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2way | 2wayヘアアイロン |
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2wayブラシヘアアイロン |
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※2wayタイプと呼ばれるヘアアイロンはちょっとややこしいのですが、2つ以上の使用方法がある場合この名称で呼ばれます。なので、場合によっては「カールとブローブラシ」として使用できるがゆえに2wayと書かれている場合もあるため、くせ毛をストレートに矯正したい場合はストレート用のプレートがついたものを選ぶ必要があります。注意しましょう。
男性がストレートアイロンを選ぶべき理由
ヘアアイロンの中でも唯一「地肌に近い部分にも使えてストレートもカールも1本できる」のがこのストレートアイロンと呼ばれるタイプです。
髪が耳にかかる程度までの長さだと、カールアイロンでは余程細いものでないと巻けませんし、2wayアイロンは発熱部が剥き出しなため耳周りや襟足などの短い部分はストレートにできません。
また、カールアイロンではパーツごとに巻き具合を変えようとすると短髪ではやりにくく、抑える使い方もしにくいため、サロン等でもメンズのスタイリングには多くの場合ストレートタイプのヘアアイロンが使われます。
トップのボリューム出しは手首を返してワンカール、顔まわりのボリュームを抑える時はストレートに矯正と、1本で全て対応できるため、男性の場合まずはストレートアイロンを選ぶのがおすすめです。
ヘアアイロンのサイズと髪の長さ
ポイントプレート幅15mm〜25mmのストレートアイロンを選びましょう!
先ほどメンズはストレートアイロンを選ぶべきだと申しましたが、その理由は「カールアイロンだと髪の長い男性しか使えない」からです。ここで少し、カールアイロンのコテ部分の太さや、ストレートアイロンのプレートの幅に適した髪の長さを一覧にしてご紹介します。
カールアイロンの太さ対応表 | ||
コテの太さ | 髪の長さ | 備考 |
16mm以下 |
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19mm |
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26mm |
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32mm |
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36-38mm |
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ストレートアイロンのプレート幅対応表 | ||
プレートの幅 | 髪の長さ | 備考 |
9-15mm |
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20-25mm |
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30mm前後 |
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40mm以上 |
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※あくまで「使い勝手」の話です。基本的には「目指すヘアスタイル」に合わせて選ぶのがおすすめであり、ここに書かれている髪型や長さにしか使えないわけではありませんが、髪の短い男性の場合は使えない事も多いので注意が必要です。
プレス時の厚さも要チェック
プレート部分の幅も重要ですが、スタイリングのしやすさを重視するならプレス時の厚さも重要です。一般的なストレートアイロンが厚さ40mm〜50mm程度、もちろんそれくらいの厚さがあっても「使いにくい」とは感じませんが、1度でも厚さ20mmや30mmのストレートアイロンを使ってしまうと戻れなくなる事は確かです。
プレス時の厚さが薄いストレートアイロンの何が良いかと言うと、地肌に近い髪の根元も細かくコントロールできる点です。
ネープと呼ばれるうなじの生え際、要するに襟足周辺のスタイリングを行う場合、厚みがあると1発勝負になりがちです。しかし薄いストレートアイロンであれば再調整しやすいため、1度薄い物を使ってしまうと戻れなくなります。
個人的なおすすめは厚さ30mm以内、と言ったところでしょうか。
コーティングの種類と選び方
ヘアアイロン(特にブラシタイプではない製品)において、プレート部分の滑りの良さは命と言えます。その理由は、滑りが良いヘアアイロンは髪が傷みにくいから、です。
とりわけストレートヘアアイロンのプレート部分は滑りの良さが重要であり、摩擦が強いとキューティクルが傷つき髪が傷む原因となります。
そのため以下の3つの加工から選ぶのが良いでしょう。
フッ素(テフロン) | チタン | セラミック | |
滑り | ◎(圧倒的) | △ | 〇 |
耐久性 | △ | ◎ | 〇 |
熱伝導 | 〇 | △ | ◎ |
やはりコーティングといえどチタンは熱伝導率が低く、髪の毛に素早く熱を伝える道具としては、さほど大きな違いは無いといえど、熱伝導率の高いセラミックやフッ素に軍配が上がるのでは無いかと考えられます。
ただし滑りの良さで考えると上述した3種類はどれも素晴らしいものがあります。
また同じ素材、同じ加工でも、摩擦係数に違いが出ることは多々あるので、この辺りがブランド力だったり、ヘアアイロン自体の金額に影響してくるのではないかと考えられます。
チタンプレートの謎とプレートの「素材」について
ヘアアイロン選びを悩ませる問題の1つがプレート部分の素材とコーティングにあるのではないかと個人的に思います。
プレート部分、要するに発熱部分というのは、熱伝導率が悪いと熱ムラができてしまい、スタイリングに時間がかかって結局髪が傷んでしまうという悪循環が発生します。
しかしなぜか通販サイトを眺めると「チタン製」のものが、もてはやされています。おそらく「チタンコート」の事を指しているのだと思いますが、プレートの素材自体がチタン製だとしたら、ヘアアイロンにはあまり向いてないため選ぶ際は注意が必要です。
チタンというのははっきり言って「熱伝導率が悪い事が特徴であり魅力の素材」です。にも関わらず、ヘアアイロンの(とりわけ安価な中国製品等)にはでかでかと「チタンプレート採用!」と書かれているのです。
「チタン」という言葉にはどこか高級感のある響きがありますし、売り上げも伸びるのでしょうが、「プレート部分の素材がチタン(とはいうものの、チタン自体は高価な金属な上、加工費用も高いため、安価なモデルに使用されているのはいささか疑わしい)」というのは、熱伝導率に問題がありすぎるのでは?と疑問も浮かぶからです。
しか、チタンコートというのは滑りが良いため、コーティングとしてヘアアイロンに使用するのは大変優秀かつ賢い加工と言えます。コーティングほどの薄さであれば、熱伝導率の悪さもそこまで大きく影響しません。
ちなみに、サロンクオリティの高品質なヘアアイロンの多くは「アルミ素材にフッ素やセラミックのコーティングを施したもの」が一般的です。中にはセラミックで作られたプレートを採用した物もあります。
アルミニウムというのはチタンと比べて安っぽく聞こえますが、金属自体の値段が低く熱伝導率に優れたヘアアイロンのプレートに最適な素材と言えます。
つまり、ヘアアイロンをプレートの素材で選ぶのであれば「アルミ」や「セラミック」などの熱伝導率の良い素材のものを選びましょう。という事です。
とはいうものの、多くのものはヒーター部分の加工ばかりで素材にまで言及してないメーカーが多く、つまるところ「素材にこだわろうと思っても調べられない」というのが現実です。
プレート部分の機構や追加機能
ストレートヘアアイロンを選ぶ際に重要なポイントの1つが、プレート部分の機構です。
代表的なプレート機構の種類
- クッションプレート
- フロートプレート
- ダンパー機構
こちらも、より高価なヘアアイロンに搭載されやすい機構ですが、プレート部分にクッション性を持たせることで、細かくて掴みにくい毛などをしっかり挟むことができます。そのため、ショートカットの男性がストレートアイロンを選ぶ際は特に注目の機構です。
また、意外と見逃しがちなポイントですが、なぜか安物の中にはプレート部分が横にはみ出ておらずプラスチックでカバーされているタイプもあります。こういったものは「ストレート」にすることはできてもワンカールさせたりクセを付けるアレンジはしにくくなります。
プレート部分が剥き出しじゃないと、カール時に変な跡やクセがつくので選ぶ際は注意が必要です。ただ、火傷しにくいので初めてのヘアアイロンに挑戦する方には良いかもしれません。
イオンやスチームなどの追加機能
ここから先は上げ始めたらキリがありませんが、例えばマイナスイオンやナノイオンといった、キューティクルの引き締め効果が期待できる機能から、濡れ髪のままでも使えるドライ機能(といっても髪の痛みを気にするなら濡れた状態では使わない方が良いです)など、メーカーや商品によって様々な機能が存在します。
この辺りは好みですが、イオンやスチームは「静電気除去」に効果的なので、乾燥時期に髪の毛が広がってしまう方はかなり重要な機能と言えます。選ぶ際に欠かせない!という方は見逃さないようにしましょう。
とは言うものの、こう言った機能は「髪の短い男性」にはあまり意味がありません。このような機能を優先するがあまり使いづらいヘアアイロンを買ってしまっては意味がありませんので、個人的には「選んだ商品についてたらラッキー」くらいに思って大丈夫だと感じます。
温度操作盤の種類と選び方
ストレートアイロンを使用する際に、最も多く触れる部分といえば「電源を含む温度設定の操作盤」です。ここの使い勝手はそのままヘアアイロンの使い勝手に影響します。
操作盤の種類
- ダイヤル式
- タッチパネル式
- ボタン式
もともとストレートヘアアイロンの多くはダイヤル式でしたが、現在はタッチパネル式やボタン式のモデルが多くリリースされています。
個人的な話ですが、最も使いやすいのは「膨らんでるタイプのボタン式」です。
フラットなボタンやタッチパネル式は見た目にカッコいいですが、押しにくかったり目視が必要だったりと、使いやすいかと言われるとそんなことは無いように感じます。
ヘアアイロンの最高温度と適温
素早く髪をセットしたい場合は最高温度が200℃以上のヘアアイロンを選ぶのがおすすめです。
ポイント
- 200℃以上で使えるヘアアイロンを選ぶ
- 温度調節が可能なヘアアイロンを選ぶ
基本的に、プレート部分が高熱になればなるほどクッキリと癖を付けることが可能なので、ストレートアイロンもカールアイロンも、しっかりセットを目指すならこの温度が良いでしょう。
しかし200℃以上に高温となると、髪のタンパク質が変質してしまい深刻なダメージを与える可能性もあり、熱を当てる時間等に注意する必要が出てきます。
そのため設定温度を調節できるタイプのヘアアイロンを選び、180℃〜160℃前後で使用すると髪へのダメージを最小限に抑えることができます。
特にカラー剤の色素は熱に弱いため、カラーリング後の髪は150℃〜120℃に設定して使うことをおすすめします。
ヘアアイロンの仕組み
そもそもヘアアイロンを使うと髪がカールしたりウネリをストレートに出来たりするのは、厳密に言うと「熱を加えているから」だけではありません。この事を覚えておくと、スタイリングのキープ力でヘアアイロンを選びたい時に役立ちます。
ヘアアイロンの仕組み
- 髪に熱(もしくは水分)が加わる
- 水素結合とイオン結合の一部が切断される(要するに変形する)
- 冷却(と乾燥)によって再結合される(要するに形が定まる)
- しかし空気中の水分や雨で再度切断される(要するに髪型が崩れる)
つまりヘアアイロンの性能だけじゃなく、その使い方でも大きくキープ力は変化してしまいます。
キープ力において重要なのは上述したポイントの②〜③にかけての部分で、熱を加えて変形させた髪をスタイリング剤などでセットする前に、しっかり冷やす事がポイントだったりします。
つまり、冷やす機能のないカールアイロンにとってキープ力と言うのは基本的にどれも、①〜②をしっかりと行える様に温度が180℃以上まで上がれば素材やコーティングは関係ないはずであり、そこまで商品ごとに差は出ないはずなのですが、比較してみると実はキープ力に違いが出たりします。
しかしこの「キープ力」は、要因が多すぎてわからないのが現実です。
極端な話ですが、ヘアアイロン自体の温度維持力や素材や仕組みといった様々な要因と、使用する人の髪質の「相性」だと思われるため、高級なヘアアイロンやキープ力が高いとして人気の商品が、必ずしも自分にとってキープ力が高いとは言い切れないのです。
ヘアアイロンの立ち上がり時間
週に1回、月に1回程度、ヘアアイロンを使用してセットするのであればそこまで気にならないかもしれませんが、毎日のように使うなら「使用できる温度に上昇するまでの立ち上がり時間」は結構重要です。
理想だけを言うなら30秒前後で適性使用温度まで上がるモデルは、使い勝手の面で大変優秀です。
この部分にこだわりのない人はとりあえず、発熱部分の素材が「セラミック」のものを選んでおけば、平均よりやや早い立ち上がり時間の物が多いので間違いありません。
また、ヘアアイロンにおける温度上昇速度は、髪と発熱部分が触れた時の温度低下リカバリー力にも影響します。温度低下のリカバリー力が低いとそれだけセットに時間がかかりますし、セットに時間がかかるということは髪へのダメージも大きくなるということ。
サロンクオリティのストレートアイロンには1℃単位で温度低下を感知しリカバリーしてくれるようなハイスペックヘアアイロンもあります。低価格帯のものでも温度上昇速度が早いヒーターが使われているモデルはリカバリー力も高いので覚えておいて損はありません。
また、設定温度到達時にランプが消える、という機構が一般的ですが、中にはTESCOM製品などのように音が鳴って知らせてくれるモデルもあります。これが忙しい朝に他事ができて結構便利なので覚えておきましょう。
設定温度到達速度の嘘&本当
ストレートアイロンはカールアイロンと違って発熱部分のプレート範囲が狭いため設定温度に到達しやすく、そういった部分でカールアイロンではなくストレートアイロンを選ぶという方も多いと思います。
しかしながらこの「立ち上がり」ですが、「立ち上がり最速!たった30秒!」と商品説明に書かれていても、いわゆるベストエフォートであり、実際に使ってみると3分近くかかったなんてこともザラにあるため、あくまで参考として考えるのがおすすめです。
しかしストレートアイロンの中には本当に30秒前後で使用可能温度(180℃)以上まで到達できるモデルもあります。
この他にもあるかもしれませんが、家電量販店等で実際に計測できた物がこの2つしかないため、ここではこの2種類を例として紹介します。
海外対応製品である必要性
選び方の要点年1程度の旅行なら不要な機能かも!
ヘアアイロンやドライヤーといった電気を熱に変換する道具というのは、とてつもなく大きな電気を必要とします。よくブレーカーが落ちたりしますよね?
海外旅行時に渡航先に合わせた「電圧変換器」を購入するのは今や一般的な事となりましたが、こういった熱源機器を電圧の異なる国で使用すると、変換器を使用したのに変換器自体が壊れてしまったというケースも多々あります。小型な電圧変換器ではよくある話です。
とはいっても「海外使用すると変換器が必ず壊れる」訳ではないので、年に1回以下であれば変換器での使用も問題ないかと感じますが、月1で海外に行っている人など頻繁海外旅行をする方や、様々な国に行く方は海外対応製品を選ぶのがおすすめです。
ちなみに、充電式のコードレスヘアアイロンは飛行機内に持ち込めないこともあるので注意してください。事前に航空会社へ問い合わせましょう!
値段とブランド&メーカー
とりわけ低価格帯(2000円〜3000円)のヘアアイロンに関しては、中国の深センを始めとした激安海外メーカーがしのぎを削っており、まさに栄枯盛衰どころかもはや跳梁跋扈と言った感じで、粗悪なヘアアイロンから、値段から想像もできない高品質なヘアアイロンまで様々です。
なので、ここにヘアアイロンのブランドやメーカーを羅列するには数が多すぎるって事でとりあえず「迷ってるならこの中から選ぶと安心」なブランドを羅列しておきます。
以下のメーカーの多くは問題が発生した時に自主回収を徹底するなど、しっかりしているメーカーの印象が強いため、初めてのヘアアイロン選びをするなら覚えておいて損はありません。
主要なブランド&メーカー
- サロニア
- パナソニック
- テスコム
- アイビル
- コイズミ(ヴィダルサスーン)
- モッズヘア
- クレイツ
- アレティ
- ホリスティックキュアーズ(クレイツ)
- バイオプログラミングクラブ(リュミエリーナ)
- ラディアント
- アドスト
- ワンダム
とりわけ、この中でもヘアアイロン初心者が注目すべきは「サロニア」「テスコム」「クレイツ」あたりの製品です。男性向けのヘアサロンで使われているのは「ADST」「ワンダム」「アレティ」「テスコム(Nobby)」当たりが定番となっています。
他のブランドが悪いと言ってるわけではありませんが、上述のブランドはとりわけ3000円前後の低価格帯のヘアアイロンのクオリティが高く、初心者の最初の1本を見つけるなら非常におすすめです。
サロン向け?市販品?
ヘアアイロンの相場というと3000円前後〜5000円あたりが一般的な市販品とされていますが、サロン品質のヘアアイロンというと安い物でも1万5000円前後、高い物になると5万円を超えてくる物もあります。
この値段の違いはどこに出るのか?
最も大きな点は「持ち感・使用感」です。
安いヘアアイロンでも、高いヘアアイロンでも、カールアイロンなら髪を巻けますし、ストレートアイロンならくせ毛を矯正することは可能です。
しかし高価なヘアアイロンは「取り回し」が容易であり「人間が手に持って使う道具」としてしっかりと設計されている点が素晴らしいと言えるでしょう。
例えば細かい毛を掴む事が簡単だったり、持った感じの手に馴染む形状や構造がとても優れている点が大きなポイントです。
もちろんサロン品質のヘアアイロンは、コーティングの耐久度や、パワーのある熱源機構など、様々な点で市販品よりも優れているのですが、とにかくそれ以上に「道具としての形状や構造」が優れているというのは最重要点であり、これによりセットの時間が短くなれば髪の毛への負担軽減に大きく貢献します。
ヘアアイロンを頻繁に使用する方や、ヘアアイロンの種類や使用する目的が明確な方は、ちょっと気合が必要かもしれませんが予算を2万円前後まで引き上げて、サロン向け製品を選択肢に入れる事を強くお勧めします。
人気のメンズヘアアイロンおすすめランキングTOP10
ここまでにご紹介した選び方を参考にショッピングサイト等でヘアアイロンをチェックすれば、初心者の男性でも自分にあったヘアアイロンを見つけることが可能だと思いますが、せっかくですからメンズ向けに性能やコスパが秀でたおすすめのヘアアイロンをご紹介したいと思います。
「メンズ向けヘアアイロン」とひとくちに言っても、その数は膨大であり1つ1つ性能を比較するのはかなり重労働です。ここでは厳選して10商品、男性におすすめなストレートヘアアイロンをランキング形式でご紹介しますので、ぜひご自身にあったベストな1本を見つけてください。
第1位:アレティ|プレシジョン i628BK
15×112の細長プレートが男性のスタイリングに大活躍
メンズのスタイリングにおいて最も優先すべきは「操作性の良さ」です。くるっと巻いてはいおしまい!ではなく、トップ、顔まわり、ネープと、パーツごとにスタイリングが違いますし、地肌に近い部分が多く髪の毛も滑りがち。
そんな男性の短髪スタイリングに大活躍なのがアレティ(Areti)のプレシジョンです。
一般的に「プレート幅の狭いストレートアイロンは髪の短い男性やショートの女性のヘアアレンジ用」とされていますが、一般的なストレートアイロンのプレート長が90mm前後なのに対して、アレティの幅15mmモデルは長さが112mmもあって、髪全体のクセを取るにも使い勝手抜群です。
さらに細長い形状のため巻きつけるようにしてカールアイロン的な使い方もできますし、もちろん前髪や襟足など地肌に近い部分にも使いやすい形状となっています。30秒前後でしっかり使用温度まで上がる点も優秀だと感じます。
プレシジョンにはチタンコートのi628BK以外にも、高価格なセラミックコートを使用したホワイトモデル(i628BL)やピュアセラミックを使用した高級モデル(i628BL)がありますが、滑りが良すぎるとアレンジしにくいため、耐久度の高いチタンコートのi628BKが攻守ともに最強です。
5000円前後で入手できるという手頃な価格帯も素晴らしいと言えるでしょう。
また、プレート幅15mmのストレートアイロンで滑りの良さを求めるほど毛量や髪の長さがあるなら、そもそもプレート幅を広くする方がおすすめです。
公式ページ
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サイズ 約300×30×25mm・コード約1.6m 重量 160g プレート幅 112x15mm プレートの材質・加工 チタニウムコーティング 温度範囲・調整段階 80〜200℃(24段階) その他機能 360°回転コード
マイナスイオン
自動電源OFF機能(約15分後)海外対応 可 付属品 耐熱シリコンキャップ
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5000円台でこれだけのパフォーマンスを持つヘアアイロンは少ないのではないのでしょうか?2万円以上するヘアアイロンと比べて遜色ないとは言えませんが、この価格帯では圧倒的にオススメです。
ショートボブなので、プレート幅が小さいこちらの商品はとても使いやすかったです。プレートも滑らかで、髪の毛がひっかかることもないので、毛先のカールもつけやすいです。
とても使いやすくプレートの滑りもよくクッションがあるのでキレイなストレートになり大満足。細めのプレートでこの値段このクオリティなら買う価値は大いにあると感じた。1年以上毎日使用していますが壊れたところもなく、毎日役に立ってくれています。いい商品だと改めて感じます。
第2位:サロニア|SL010
持ち運べる手軽なサイズで十分使えるハイコスパモデル
最初の1本におすすめ!と紹介したオールマイティー系ストレートアイロンのサロニア(SALONIA)のSL-004をさらに小型化したこのモデル。通常モデルが長さ30cm345gというサイズですが、こちらは何と24cm260gとバッグに放り込んで持ち運ぶのに不便のないサイズまでコンパクトに収まりました。
ついでに耐熱ポーチまでついているので、旅行に持っていくのはもちろん、コンセントが使える化粧台さえある場所なら、ジムや学校などどこでも使えます。もちろん、自宅の洗面台やテーブルの上で場所をとらないのもかなり便利です。
スペック的には、全く問題ありません。特に秀でた点があるわけではありませんが、本当に万人におすすめできるオールマイティーさと、2500円前後と言う圧倒的価格で「最初の1本」の選択肢に絶対入れるべきストレートアイロンと言えるでしょう。
基本的にストレートアイロンの一般的なプレート幅(25×95mm前後)と言うのは、男性ならミディアム以上、女性のショート以上に対応しているサイズなので、ここまでの大きさは不要な方も多いと思います。コンパクトなサイズ感は持ち運びだけでなく取り回しも用意で、特に男性の(自分への)スタイリングには最適なサイズと言えます。
色によってチタニウムコーティングとセラミックコーティングが選べますが、耐久性が高くしっかり細かい毛をキャッチしてアレンジできるチタニウムコーティングがおすすめなので、黒を選ぶと良いでしょう。
公式ページ
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サイズ 約245×25×32mm 重量 約260g(コード込み) プレート幅・コテの太さ 20×80mm プレートの材質・加工 ブラック:アルミニウム、チタニウムコーティング
ホワイト:アルミニウム、セラミックコーティング温度範囲・調整段階 100~210℃(5℃刻み) その他機能 360°回転コード
マイナスイオン
自動電源OFF機能(約30分後)海外対応 可 付属品 専用耐熱ポーチ
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11月に購入したアイロンも良かったけど、サロニアのブラックはチタンのプレートだということで購入。はじめはサロニアミニと書いてあり、小さいのか!やばい、よく読まないで買ってしまったと思ったけど軽くて使いやすい。おまけに髪はものすごく真っ直ぐになるしサラサラで天使の輪ができます。何年か前に溺愛し、壊れてしまったツヤ○ラアイロンと同じぐらい良いと思います。ミニとあるだけに、少し小さめ、小回りが効くし根元からかけられるしなんと言っても軽いのが良いですね。ツヤ○ラアイロンは、お値段が相当高かったので、このサロニアのほうが断然良いのかもしれません。
以前別な商品で、プレート面だけではなく側面や表面も熱くなるものを購入してしまい、やけどをしてしまったため、プレート面だけが熱くなるもので、温度調節が出来て、軽量のミニサイズを探していました。温度調節もダイヤル式で可能で、使用可能になるとランプで分かるし、ショートヘアにぴったり使いやすいサイズです。付属のポーチもついているので、旅行にも持っていけそうです。購入して良かったです。
抜群に使いやすいです!360℃回転するコードや、スタンド、耐熱ポーチ、8㎝ある加熱部分…本当に細かいところまで心がつくされています。もっと早くサロニアに買い換えれば良かった!とにかく軽くてコンパクトですし、本体も熱くなりやすく冷めやすいので、使用後ものの数分でケースに収納することが出来ます。なかなか冷めないコテを洗面台に放置して外出することは一切なくなりました。笑
第3位:ADST|プレミアムDS2
最強のメンズ向けストレートヘアアイロン
最強のヘアアイロンなのになぜ3位?それの理由は2万5千円という値段です。確かに上を見れば4万円を超えるヘアアイロンもあるため「高額」という言葉は扱いが難しいのですが・・・。
アドスト(ADST)のプレミアムD2(FDS2-25)は、その値段に対して「相応なスペック」だからこそ、ある意味コスパという点では高くないためこの順位となりましたが、金額がネックにならない男性なら最初の1本に選ぶとしてもかなり「アリ」なストレートアイロンと言えるでしょう。
まずこの上下のプレートそれぞれ別に施されたデザインに注目。上部のプレッシャーサークルと、下部のスチームドレイン2つが、温度効果の原因となる「熱ムラと水蒸気」を効率よく排除し、圧倒的な髪のまとまり感を生み出します。
もちろんプロ御用達の精密温度制御機能「AHCテクノロジー」も素晴らしく、10億分の1秒単位でヒーターの計測し制御してくれます。これによりノーマル・パワー・ダメージ軽減の3モードで動かすことができ1台で3台分のアイロンワークが行えます。
また、プレート表面に施されたバイコートS2は超低摩擦な2種類のフッ素樹脂をブレンドしており、もうツルッツル!これにより高い密着度を生み出し少ない回数で美しいストレートを生み出します。
すっと手に馴染んで、素早くセットできる、まさに究極の1代と言えます。
公式ページ
- 商品詳細はコチラ
-
サイズ 約240×50×30mm・コード約2.6m 重量 290g プレート幅 25x×90mm プレートの材質・加工 アルミニウム(バイコートS2) 温度範囲・調整段階 60~180℃(3段階) その他機能 自動電源OFF機能
AHCヒートテクノロジー海外対応 不可 付属品 –
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ショートヘアの私でも挟めるくらいプレートがコンパクトなので髪の長さは選ばず使用できます。温度も150度くらいでも十分まっすぐになるので髪のダメージも軽減されているかもしれません。
半年位前からストレートアイロン使用するようになって3個目です。最初から、アドスト買っておけばよかったと後悔です。特にダメージモードが優秀!温度設定140℃にしていますけどそれでも綺麗に短時間にストレートに。
ストレートの仕上がりや滑りの良さで比べるとヘアオペに軍配が上がるが、MG輝髪アイロンより1万円以上安く、軽量で温度も上がるのがすごく早いと考えると、素晴らしいヘアアイロンだと思う。
第4位:キヌージョ|W worldwide model DS100
プロ仕様ストレートアイロンの家庭用モデル
名前からして女性向けですが、実はこのヘアアイロンとんでもないバケモノ級の優秀商品なのです。
美容院で縮毛矯正に使用される最高グレードのヘアアイロン。しかし、こういった業務用モデルは、長時間使用しても温度が一定に保てるような制度の内部プログラムなど、家庭での利用には不要な機能も沢山盛り込まれているため、値段が高額になりがちです。
そんなサロン用ストレートアイロンから「家庭用に必要な機能」だけ残して他を排除し、さらに「海外の電圧でも使用できる」ようにしたモデルが、実はこのKINUJO(キヌージョ)のW-worldwide model(DS100)なのです。
というのも実はこのヘアアイロン、美容院の縮毛矯正ではおなじみ「ラディアント(radiant)」の姉妹製品。ラディアントの革新技術である「シルクプレート」を採用し、コードの長さを家庭で使いやすい2mへと変更。
顧客を待たせないために作られたラディアントのセンサーレス制御機能の流用により、世界最速レベルの温度上昇を実現しており、電源オンから約35秒で180℃以上まで到達します。
で、この値段。これはちょっと凄すぎます。
デザインとネーミングがかなり女性向けなので男性は抵抗があるかもしれませんが、一般的なサロン用ヘアアイロンが3万円前後を相場としてる事を考えると、正直「コストに対するパフォーマンス」は圧倒的です。
どうしても見た目に抵抗がある男性が多いのと、シルクプレートの滑りが良すぎて細かい毛が掴みにくいと言う難点があるためこの順位ですが、事「ストレート化」においては最強機種と言えます。
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サイズ 約289×40×31mm・コード約2.0m 重量 346g プレート幅 24 x 90mm プレートの材質・加工 シルクプレート 温度範囲・調整段階 140〜220℃(5段階) その他機能 自動電源OFF機能(約60分後)
360°回転コード海外対応 可 付属品 –
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普段約3000円のよく売れているサロ〇アのアイロンを使っていました。毛先のパサつきと髪の毛痛みが気になったためこちらのアイロンを購入しました。あまり違いがないかも、、、と心配していましたが、全然仕上がりが違います!!!!!
毛が太くかなり癖が強めの髪質ですが、1~2回通すだけで割とまっすぐになります。なので伸びは良い方かと。
140℃でも十分ストレートになるので、髪も痛みにくいです。温度上昇も早くて朝すぐに使えるのが助かりました。アイロン後の髪の毛、手触りが良くて買って良かったです。
買い換えて良かったと思うポイントは、朝セットしたあとのキープ力が、前に使用していたものよりとても高いことです。夕方の前髪で実感しました。また、私は髪の量が多くしっかりしていて広がりやすい髪質です。髪の内側にうねりもありますが、1,2回優しく滑らせるだけでうねりは解消され、髪の表面を全体的に1回滑らせるだけで自然なストレートにまとまりました。
第5位:パナソニック|マルチ EH-HW12
初心者のベストバイ!超万能で圧倒的低価格が魅力
「髪の毛のクセを取ってストレートにする縮毛矯正力」だけで比較してしまうと、どうしても高価格帯のストレートアイロンや、ストレート特化型ヘアアイロンには負けてしまいますが、このヘアアイロンはそこ以外の部分に大きな魅力があります。
まず電源オンからの立ち上がり速度が素晴らしく、ハイエンドモデルに勝るとも劣らない40秒前後で最大温度到達と、忙しい朝でもささっと使える点や、海外の電圧でも使用できる点など、この辺りはさすが家電メーカーのパナソニック(Panasonic)といったところでしょうか。
徹底した安全設計もポイント!プレートのはみ出し具合も他の商品と比べて少なく、初めてヘアアイロンを使用する男性や、小学生・中学生にもおすすめできるストレートアイロンです。
ちょっと見た目がいかにも「家電」って感じのチープさがありますが、これだけの性能で2500円前後の価格帯ですから、そこは妥協していただいて・・・という感じです。
十分に髪のうねりを取ることができる縮毛矯正力を持ちつつ、32mmのカールアタッチメントを取り付けられることでカールタイプ顔負けの巻き髪が作れるところ。しかもこのカール能力、本当に侮れません、カールアイロンのランキングでも上位に食い込む仕上がりっぷりです。これさえあれば、突然彼女が泊まりに来ても大丈夫ですね!
ちなみに、さらにアタッチメントを増やした6wayモデルのEH-HW53も人気です。カールアタッチメントの太さを日によって選びたい方はこちらのモデルを選ぶと良いでしょう。
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サイズ 約290×45×42mm 重量 350g(アタッチメント込) プレート幅・コテの太さ 85×42mm プレートの材質・加工 セラミックコーティング 温度範囲・調整段階 130〜180℃(5段階) その他機能 フロートプレート
自動電源OFF機能(約60分後)
360°回転コード海外対応 可 付属品 カールアタッチメント
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ヘアアイロンでたまたま最初に買ったのがこの商品でした。数年経ち、見た目のカッコ良さに惹かれ別のヘアアイロンを購入。でもアイロンの両端部分が熱くて火傷。また別の物を買ったのですが、それも同じ理由で使えませんでした。見た目の良さに惹かれ高い商品を買ったのに、結局これが安くて一番安全に使えるって所で落ち着きました。
暖まるのも早く、しっかり真っ直ぐになります。これを購入する前に同じシリーズのカールカートリッジが多いものを使っていて、互換性がある様だったので、カートリッジの少ないこちらを購入しました。満足しています
セミロングで、ストレートの猫毛です。170度で綺麗な内巻きが出来て大満足。ただ、電源に指が当たったりして、使用中にで電源が切れてしまったり、温度が変わっていたりで、その点は要改善かと。
第6位:ワンダム|AHI-251
男性向け人気サロンも採用!パワーとコスパの優秀モデル
サロン向けヘアアイロンの中では最安値?ではないかと思われる8000円前後の価格帯と、人気サロン「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」でも採用されているヘアアイロンとあって、そのスタイリングに対する高い信頼と実績はダントツです。
非常にパワフルなスペックをもつため、髪のクセが強い方や他のヘアアイロンで上手くスタイリングできなかった方にはまずおすすめです。特筆すべき点としては、その温度調整幅、下は何と60℃から使用できるため耐熱ではないウィッグでもスタイリング可能です。
プレートはクッション付きなので細かい髪を逃さずキャッチ、赤外線放射特殊プレートにより髪に熱を伝える力が抜群です!これによりスピーディーでパワフルなスタイリングが可能となっており、一般的なヘアアイロンよりも低い温度でセットできるため髪へのダメージも少なくて済みます。
ただ難点としては、サロン向けヘアアイロンの中では重量がある事。自分で自分の髪をセットしようとすると、どうしても手を上げ続けることになるため、このちょっとのさが結構来ます。
また、この辺りは好みもありますが、個人的にはダイヤル式の操作板が少々イマイチです。
それと、プレートのコーティングが剥がれやすい個体があることです。このコーティング剥がれについては自主回収を実施しており、特定の期間以外に製造された物については心配ないとのことですが、ここ1年程度は若干人気を落としています。
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サイズ 約236×74×32mm 重量 250g プレート幅 25×85mm プレートの材質・加工 赤外線放射特殊加工 温度範囲・調整段階 60~200℃(無段階調整) その他機能 360度回転コード 海外対応 不可 付属品 –
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カタログギフトで別のヘアアイロンを使いましたが全く使えなかったです。ワンダムヘアアイロンはまず、温度が200°まであって180°でやってますが朝の寝ぐせも真っ直ぐになります。滑りもいいので使いやすくキレイに仕上がります。毛先だけのカールならクルッと回しながらすると上手に出来ます。一台二役です。毎日使ってますが、髪が傷んでる感覚はありません。値段もお手頃なのでとても助かります。
コンパクト。軽い。立ち上がり速度が速い。 コンセントと本体の結合部が回転するので長持ちしそう。 強いて言えば、温度が上がった時の判別方法が点滅なのでややわかりにくい。
行きつけの美容師さんのオススメで購入しました。とてもまとまりか良いです。使いやすいです。
第7位:サロンムーン|slm-006
コスパで選ぶなら実はこのヘアアイロンが最優秀機種?
短髪な男性にぴったりな幅15mmモデルと、ミディアム程度の長さまである男性におすすめな24mmモデルの2種類が展開され、3500円程度と言う手ごろな価格帯とコーティングからプレートの機構まで非常に高いクオリティを兼ね備えたハイパフォーマンス機種。本当の意味でのコスパ最優秀機種と言えるかもしれません。
サロン向けのハイエンド機種に搭載されるフローティング&クッションプレートを搭載し、滑りの良さとキャッチ力を兼ね備えたミラーイオンチタニウムプレートを採用。「開発費に300万円投資し52回試作品を作った」と謳い文句が使われてますが、確かにこのクオリティをこの価格で提供できるのは素晴らしいと思います。
イオン発生器を搭載することにより静電気を除去し、360度回転コードを搭載するなど痒いところに手が届く仕様。温度も230℃まで上昇すると言うのは流石に「ここまで必要か?」と思ってしまいますが、パワーがあると言うのはリカバリー力も高くなりますから優秀機と言えるでしょう。
今後さらに順位が上昇する可能性を持っている注目のヘアアイロンです。
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サイズ (24mm)約284×31×37.5mm
(15mm)約284×31×37.5mm重量 (24mm)350g
(15mm)330gプレート幅・コテの太さ (24mm)92×24mm
(15mm)92×15mmプレートの材質・加工 ミラーイオンチタンコート 温度範囲・調整段階 80〜230℃(5℃間隔) その他機能 360度回転コード
マイナスイオン発生装置海外対応 可 付属品 –
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15mm購入。とっても満足してます!温まるまでの時間が早い。ボブで外ハネしていますが、髪を挟みやすくてツルッと巻けます。感触がいいです!朝からついでに子供の髪のまとめ髪の毛先を内巻きにしていますが、きれいに早く巻けます。購入して良かったです。
今まで使っていたヘアアイロンと比べるとスイッチを入れてから設定温度に上がるまでが、とても早くてビックリしました!デジタルで温度の確認ができるのもとても良い!仕上がりの髪の毛はサラサラでした!
色々悩んで買いましたが、デジタル表示もいいし、持ちやすいし、熱くなるの早いし、デジタル温度で熱くなってく温度が見えて分かりやすいし、大好評でした!
第8位:キヌージョ|絹女 KINUJO LM-125
1番いいやつください!って聞かれたらコレを選びます
もはや、美容師がサロンで縮毛矯正に使うヘアアイロンの色違いなだけで2000円前後安い、ともなれば単純に「コストに対するパフォーマンス」が圧倒的と言わざる得ません。
ラディアントの革新技術であるシルクプレートは、チタンやセラミックの10分の1以下の摩擦係数であるテフロン系シートなので、その滑りの良さは圧倒的。めちゃくちゃ力を入れて挟み込んでもしっかり滑ります。ただ滑りすぎて細かいアレンジは苦手ですが、こと「ストレート力」に関しては他の追随を許しません。
しかもプレート自体の保湿力が半端ないのでまるでイオンやスチームを使ったかのようなまとまり感を実現。これで2万円を切る価格ってのは、正直言って「無双」です。
ただ1つ残念(というか仕方ない)のが、海外の電圧に対応してない点。というのも複数電圧に対応させる仕様は「特定電圧の最大パフォーマンス」を諦める事になるため、サロン系のハイパフォーマンスヘアアイロンは大抵が海外電圧に対応してません。
また、どうしても「女性的デザイン」が気に入らないという男性は、少々高くなりますがラディアント(radiant)の業務用製品ならほぼ同じスペックでかっこいい色なのでそちらを選ぶと良いでしょう。こちらはサロン用なのでコードが若干長くなっていたりフェルトカバーがついているなどの変更点がありますが、概ね同スペックです。
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サイズ 約288×62×38.5mm・コード約2.5m 重量 390g プレート幅 28×100mm プレートの材質・加工 シルクプレート 温度範囲・調整段階 130~220℃(10段階) その他機能 自動電源OFF機能(約30分後)
リアルタイムデジタル温度表示
360度回転コード海外対応 不可 付属品 –
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アドストを使ってました。潤いや艶はこちらの方が上で、髪の毛がアドストとくらべ乾燥せず、仕上がりがしっとりと艶も出ていましたので驚きました!ですが、針金系のストレートを目指すならアドストの方が向いてるかもしれません。
シットリ艶サラ!ついでに外ハネ前髪クルンも簡単に!私の硬く量の多い痛んだ髪が…綺麗に収まってるではないか!ヘアーオイルなど何もつけてません!悩んで買った甲斐があったー!
美容師さんのアドバイスで縮毛強制をやめることにして、こちらのヘアアイロンを購入しました。今まで使っていた3000円のヘアアイロンとは全く違います!
第9位:クレイツ|スタイリスト STR
使用後の毛髪の水分量が上昇するプロ仕様ヘアアイロン
何と言ってもこのヘアアイロンの特徴は「クレイツイオンチタニウム&特殊ラバー加工」が施されたプレートです。厚生労働省の登録検査機関似て行われた調査にて、施術前の毛髪水分率より施術後の水分率の上昇が確認され、摩擦係数の変動も無い、つまり「使うほどに美しくなる」ヘアアイロンと言うわけです。
このプレート部分に搭載された特殊ラバー加工の性能も素晴らしく、毛髪を隙間なく挟むことができるため非常に効率よくストレートが作れます。スタイリング時間の短縮は髪へのダメージを最小限に留めますから、かなりありがたい仕様と言えるでしょう。
もちろん、それだけじゃありません。特筆すべきはプレート部分の薄さ!プレス時の厚さが30mmと、ストレートアイロンの中でもかなり薄い部類に入ります。この部分が薄ければ、襟足や顔まわりなど特にこだわってスタイリングしたい場所を細かく調整することができます。
プロ仕様なのでそれなりに値段はしますが、操作性と仕上がりの良さを両立したストレートアイロンを選びたい方は、予算を少し上げてこのヘアアイロンを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
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サイズ 約265×35×30mm 重量 約395g(コード込 プレート幅・コテの太さ 25×85mm プレートの材質・加工 クレイツイオン チタニウム加工 温度範囲・調整段階 120〜200℃(9段階) その他機能 – 海外対応 不可 付属品 –
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アフロートエスペシャルを持っています。温度が上がりにくくなったので、こちらを購入共にプレートの加工とシリコンが埋め込まれていることで軽い力で髪の毛が伸びるのがいいです。強いて言うならSTRのほうがより髪の毛を楽にグリップするような気がします。
ストレートアイロンは始めてですがとても良かった!加熱も早いしとても使いやすい!痛んだ髪の広がりも綺麗におさえられ長持ちします。
毛先だけカールするならストレートアイロンの方が断然楽!もっと早く買えばよかった。私の髪は、本当に癖がつよく、ごわごわしているんですが、この商品は艶も出てサラサラになります。自分の髪がもともとこうだったのかな?と勘違いするくらい。安いものは髪が痛むので、この商品を買って本当に良かったと思います。
第10位:サロニア|SL-004
紹介しないわけにはいかない超王道のストレートアイロン
「初心者におすすめな最初の1本」として紹介したモデルですが、あまりにも普及しすぎてるのと、特に目立った性能の良さがあるわけでも、反対にダメな点があるわけでもなく、「男性向けヘアアイロンの基準」と言って過言ではない1本なので、この順位とさせていただきました。
が、傑作と言って差し支えないでしょう。
ベストセラー中のベストセラーであり、正直「このストレートアイロンが壊れたから高価格帯のモデルに買い換える」という人も多いのでは?
サイズもショートへアにおすすめな15mmから、ミディアムやロングに対応可能な35mmまであり、プレート加工も本体の色で「耐久力のチタン加工」と「滑りと仕上がりのセラミック加工」の2種類から選択可能。
髪の長い方がストレートにするなら滑りの良さでセラミック加工が良いですが、髪の短い男性がヘアアレンジをするなら、髪を掴みやすく高耐久なチタン加工が良いため、黒色のモデル(SL-004S)を選ぶのがおすすめです。
ヘアアイロンも消耗品ですからフライパンと一緒で、3万円以上する高価な物を買うよりこのヘアアイロンを10回買い換えた方が髪に優しいという意見もあるほどです。まずはコスパ優先で1本目のヘアアイロンを買いたい。そんな人は、まずこのサロニア(SALONIA)のSL-004Sから初めてみてはいかがでしょうか?
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サイズ ◯幅35mm
ヌーディーピンク:283×41×35mm
その他:283×42×35mm
◯幅24mm
ネイビー:300×30×35mm
その他:283×30×35mm
◯幅15mm
283×30×35mm重量 ◯幅35mm
約385g
◯幅24mm
約345g(ブラック・ホワイト)
約326g(ネイビー)
約305g(ヌーディーピンク/グレー)
◯幅15mm
約275gプレート幅 35mm
24mm
15mmプレートの材質・加工 黒はアルミニウム(チタニウムコート)
その他のカラーはアルミニウム(セラミックコート)温度範囲・調整段階 120〜230℃(5段階) その他機能 自動電源OFF機能(約30分後)
マイナスイオン
360度回転コード海外対応 不可 付属品 –
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ブラックからホワイトに買い換えましたが、ホワイトの方が仕上がりが良いような気がします。セラミックコートなのがいいのかもしれません。
セラミックコートのホワイトが壊れたので、あえてチタンコートのブラックに買い換えてみました。ブラックの方がしっかり掴んでくれるのでストレートが早く作れるし、アレンジのキープ力も強いと思います。ブラックの方がおすすめです。
無理して高いものを買うより、この商品のようにコスパが良いものをまめに取り替えて使っている方が良い気がします。
ちなみに前回使っていたサロニアのホワイトは、かれこれ3年以上使っていたので、かなりの高コスパですね。
合わせて購入しておきたい便利グッズ
ヘアアイロンだけでなく、スタイリングも初めてだと言う方の場合、家にあるのはヘアワックスやスプレーと言った整髪料だけ、と言う可能性もあると思います。
そう言った方はぜひ「コーム」と「ダッカール」だけでも、ヘアアイロンと合わせて購入しておく事をおすすめします。どちらも近所の薬局や100円ショップなどでも手に入るので、オンラインショップで買わなくとも大丈夫ですが、覚えておくのをおすすめします!
コーム
あまり長すぎず、できれば目の細かいもので、持ち手の部分が細長くなっているものを選ぶと使いやすいので覚えておきましょう。
なぜコームがあると便利か?と言うと、ヘアアイロンの効果を100%引き出すには、使用前に髪を梳かしておく必要があるからです。髪の毛が絡まっているとその分セットしずらく、どんなにハイスペックなヘアアイロンでもそのパワーを十分に伝えきれません。
また、髪をブロックわけするときに使ったり、整髪料をつけた後にも使ったりしますので、1本買ってヘアアイロンの隣にでも置いておきましょう。
ダッカール
「ああ、あれね!」ってなるものランキングトップ3に入るダッカール。これは髪をスタイリングする際にブロック分けして留めておくために使います。
基本的に髪型のセットと言うのは、1番したのレイヤーから表面に向かってセットしてくと上手く出来ます。となると最初のうちは上の方のレイヤーが邪魔になりますから、ダッカールを使って留めておくと言った使い方になります。
こちらもコームと同様安物でも十分です、特にこだわりがなければ100円ショップなどのプラスチック製で十分なので、数本手に入れて化粧台などに挟んでおくと便利です。それでは、素敵なヘアアイロンライフを!