ルンバ全モデルを徹底比較!「i7+」「e5」など新製品もご紹介!

 「ご自宅にルンバが欲しい!!」と思っても、シリーズやモデルがたくさんあって、どれを買えばいいか迷ってしまいますよね。

今回は、ロボット掃除機初心者でもわかるように「ルンバの性能比較」を行っていきます。 

ご自宅のニーズ価格帯と照らし合わせながら、ぴったりのルンバを見つけてくださいね! 

ルンバは全4シリーズで展開!

アイロボット社の発売するルンバは、全部で4シリーズであります。

  1. ルンバ 600シリーズ
    →安さを求める方におすすめ!
    →吸引能力:約1倍
    →価格目安3万円~
  2. ルンバ e5
    →使い勝手が良い新モデル!
    →吸引能力:約5倍
    →価格目安5万円~
  3. ルンバ 900シリーズ
    →複数のお部屋の清掃に!
    →吸引能力:約5倍
    →価格目安7万円~
  4. ルンバ i7シリーズ
    →ルンバ最強シリーズ!
    →吸引能力:約10倍
    →価格目安10万円~

かつては、この他にも「500シリーズ」や「700シリーズ」「800シリーズ」 といったシリーズも展開されていますが、現在は廃盤になっています。

ただし、ネット通販や一部の家電量販店では型落ちのモデルとして販売されていることもあります。

ここからは、主な購入の選択肢になる「600シリーズ」「e5」「900シリーズ」「i7シリーズ」の4つのシリーズの特徴を見ていきましょう!

ルンバ 600シリーズ

ルンバ600シリーズを動画でチェック!

ルンバのエントリーシリーズに当たるのが、「600シリーズ」になります。

予算は3万円程度で、お手頃な価格帯で販売されています。ただし、お掃除の効率性や吸引能力は必要最低限のものになっています。

 
モノハック編集部
3万円ちょいで購入できるルンバ入門機。ロボット掃除機デビューにおすすめです!ただしお掃除する場所が「フローリング」や「畳」に限られることやお手入れの手間がかかる事は頭に入れておく必要がありますよ。

機種

  1. ルンバ 643→現行モデル
  2. ルンバ 642→Amazon限定モデル
  3. ルンバ641→廃盤済み

 ルンバ600シリーズには、「643」「642」「641」の3モデルがあります。性能に違いはなく、カラーが若干異なるのみです。

ただし「641」は廃盤になり、在庫限りの販売になっています。

モデル名 カラー
ルンバ643
ミディアムシルバー
ルンバ642
(Amazon限定)

チャコール
ルンバ641
ブルーシルバー

価格

「ルンバ643」「ルンバ642」は、市場価格で¥33,000~で流通しています。(2019/5執筆時)

これはパナソニックやシャープといった国産のロボット掃除機よりも安価な値段になっています。

サイズ(小回り・収納)

サイズは、最大幅34cm×高さ9.2cmとなっており、ロボット掃除機の中ではかなり大型の部類に入ります。

 モデル名  最大幅 高さ 
ルンバ643 34cm 9.2cm
ルンバ642 34cm 9.2cm

そのためテーブルやいす周りなどをお掃除するのは苦手。家具の隙間に挟まってしまうケースもあります。

高さもなかなかあるので、10cm以下の家具下には入れないと思っておいた方が良いでしょう。

走行プロセス(お掃除の効率性)

走行には、「高速応答プロセス iAdapt(アイアダプト)」 というシステムを採用しています。

数十の赤外線センサーを使って、障害物を検知しながら動きます。性能自体は高いものでなく、基本的にものにガシガシと当たりながら進んでいくスタイルだと思っておくと良いでしょう。

ランダムに動く方式で、同じポイントを複数回走行します。そのためお掃除に時間がかかるというデメリットがあります。

最大運転時間は約60分となっており、上位シリーズに比べると短め。約25畳のお部屋の掃除をイメージして設計されています。

清掃完了もしくは清掃中にバッテリー残量が少なくなると、自動でホームベースに帰還する「自動充電」の機能を備えています。

ルンバの動きを動画でチェック!

ゴミの吸引能力

続いて、気になるゴミの吸引能力についてみていきましょう。 

吸引には、「3段階クリーニングシステム」と呼ばれるものを採用しています。

  1. エッジクリーニングブラシ(前部右側1か所)で壁際やお部屋の角のホコリをかきだし
  2. 本体の中央底に付いている2本のブラシでゴミをかきこむ
  3. チリ、ホコリ、微細なハウスダストなどを吸引

ルンバの上位シリーズと比較すると、どうしても吸引能力は劣ってしまいます。 ハイエンドシリーズ「i7」と比較すると吸引能力は約1/10程度です。

とはいっても、フローリングや畳での使用なら「ゴミやホコリが気にならないレベル」 までお掃除することができます。

ただし、「細かなチリやホコリまで完璧にお掃除したい」「カーペットや絨毯の上も綺麗にしたい」といったニーズがある方には物足りないかもしれません。

カーペット・絨毯・段差への対応力

2cm程度の段差であれば、スムーズに乗り越えることができます。 

カーペットや絨毯に絡まった毛やホコリを取り除くほどの吸引能力はありません。

お手入れのしやすさ

「毛のブラシ」を採用しているので、どうしても髪の毛やホコリがブラシに絡まってしまいます。そのため「週に1回」を目安にお手入れが必要です。

上位シリーズでは可能になっている「ダストボックスの水洗い」は、600シリーズではできません。そのため清潔に保つためには労力が必要です。

ゴミ捨てのタイミングを教えてくれる「ゴミフルサイン」も搭載していません。

ブラシへのゴミの絡まり ×
定期的にメンテナンスが必要
週に1回程度のお手入れ
ダストボックスの水洗い ×
水洗い不可
ゴミフルサイン ×
非搭載

その他の機能

付属品には「デュアルバーチャルウォール」という機器があります。

これをセットすることによって、ルンバが部屋の外から出ることを防ぐことができます。またキッチンやペット周りなどルンバに入ってきて欲しくないスペースを設定することができます。

専用アプリ「iRobot HOME」には非対応で、外出先からスマホで操作することはできません。

ルンバ e5

 

 

ルンバe5を動画でチェック!

ルンバ600シリーズのワンランク上にあたるのが「ルンバe5」です。

ルンバ800シリーズをリニューアルし、2018年10月に新たに誕生した「ルンバ e5」ですが、雑誌やテレビで注目の家電に選ばれるなど、今一番話題のロボット掃除機です。

モノハック編集部
話題沸騰中のイチオシ大人気モデル!お値段も5万円台で比較的お手軽。吸引能力は600シリーズよりも5倍アップ。ダストボックスは水洗いができて、清潔に保つことができるようになりました!

機種

  1. ルンバ e5

当シリーズは、「ルンバ e5」の1モデルのみで展開がされています。

モデル名 カラー
ルンバe5
チャコール

価格

市場価格は、「600シリーズ」よりも2万円ほど高い¥54,000~になっています。

パナソニックやシャープといった国産のロボット掃除機と同程度の価格設定になっています。

サイズ(小回り・収納)

サイズは、最大幅35.1cm×高さ9.2cmとなっており、ロボット掃除機の中ではかなり大型の部類に入ります。

モデル名 最大幅 高さ
ルンバ600シリーズ 34cm 9.2cm
ルンバe5 35.1cm 9.2cm

600シリーズよりも、約1cmほど幅があり、狭いスペースに進入していくことはできません

高さもなかなかあるので、10cm以下の家具下には入れないと思っておいた方が良いでしょう。

走行プロセス(お掃除の効率性)

走行には、600シリーズと同じく「高速応答プロセス iAdapt(アイアダプト)」というシステムが採用されています。 

赤外線センサーで障害物を検知しながら進んでいきます。性能は高くないので、家具やガラスなどにガシガシ当たります。

ランダムに動くため、お掃除に時間がかかる点も下位の600シリーズと変わりません

 異なるのは、最大運転時間。600シリーズが約60分だったのに対して、e5は最大約90分の稼働が可能になっています。

モデル名 最大運転時間 充電時間
ルンバ600シリーズ 約60分 約3時間
ルンバe5 約90分 約3時間

 清掃完了もしくは清掃中にバッテリー残量が少なくなると、自動でホームベースに帰還する「自動充電」の機能を備えています。

ゴミの吸引能力

ゴミの吸引機構は、600シリーズと大きな違いがあります。 

「AeroForce 三段階クリーニングシステム」を採用し、600シリーズの約5倍の吸引力を実現しています。

  1. ゴム製のデュアルアクションブラシ
    →毛のブラシでは取り切れなかった微細なゴミにも対応
  2.  真空エアフロー構造
    →真空状態を作りだし、空気の流れを加速。微細なゴミも吸引。
  3. ハイパワーモーターユニット
    →小型ながら強力な吸引力を生み出すモーター

600シリーズで採用していた「毛のブラシ」 を使わずに、「ゴム製のデュアルアクションブラシ」を新たに採用。ブラシが床にピタリと密着するので、ゴミの取り残しを格段に減らすことが可能になりました。

加えて、より強力な吸引力を実現する「真空エアフロー構造」と「ハイパワーモーターユニット」の仕組みを採用。

吸引能力を比較すると、600シリーズよりも大幅に向上しているといっても良いでしょう。

吸引システムを動画でチェック!

カーペット・絨毯・段差への対応力

2cm程度の段差であれば、スムーズに乗り越えることができます。 

吸引力が向上しているので、カーペットや絨毯のゴミやホコリも吸い取ることが可能です。

お手入れのしやすさ

お手入れのしやすさも600シリーズと比較すると、大幅に向上しています。

先ほどご紹介したゴム製のデュアルアクションブラシを採用することによって、ブラシに髪の毛やホコリが絡まなくなりました。 

そのため600シリーズでは、週1回で必要だったブラシのメンテナンスは、月1回程度でOKになっています。

 そしてお手入れに関して、大きく変更があったのが「ダストボックスの水洗い」に関してです。

e5シリーズは、ダストボックスの水洗いが可能になりました。そのため、常に清潔に保つことが簡単です。

ゴミ捨てのタイミングを教えてくれる「ゴミフルサイン」は搭載していません。

ブラシへのゴミの絡まり
新ブラシによってゴミが絡まない
月に1回程度のお手入れ
ダストボックスの水洗い
水洗い可能
ゴミフルサイン ×
非搭載

その他の機能

付属品のデュアルバーチャルウォールを使用することによって、ルンバに入ってきて欲しくないエリアの設定が可能。ペットや小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用することができます。

専用アプリ「iRobot HOME」に対応。外出先からルンバの操作やタイマー予約をすることができます。

またスマートスピーカーにも対応しているので、話しかけるだけでお掃除を開始することができます。

ルンバ 900シリーズ

 

本体にカメラを搭載し、空間をより正確に把握できるようになったのが「900シリーズ」になります。

下位機種は1部屋ずつの清掃が前提だったのに対して、当シリーズは複数のお部屋(約112畳まで)を一気にお掃除できる本格ロボット掃除機になっています。

モノハック編集部
短時間で複数のお部屋を効率よくお掃除したいという方におすすめ。ダブルのゴミセンサーで取り残しは全く気にならないレベルです。これ1台あれば、ご自宅のお掃除は革命的にラクになります!

機種

  1. ルンバ960→現行モデル
  2. ルンバ961→Amazon限定モデル
  3. ルンバ980→廃盤済み

 ルンバ900シリーズには、「960」「961」「980」の3モデルがあります。そのうち「980」はすでに廃盤になっており、公式HPからは購入することができません。

 「960」と「961」は、カラーが若干異なるのみで性能に違いはありません。

モデル名 カラー
ルンバ960
メットシルバー
ルンバ961
(Amazon限定)

ライトシルバー

価格

市場価格は、「ルンバe5」よりも、2万円ほど高い¥73,000~となっています。

パナソニックやシャープといった国産メーカーのロボット掃除機と同等程度~やや高いくらいの価格設定になっています。

サイズ(小回り・収納)

サイズは、 「ルンバe5」よりも更に大きくなり、最大幅35.3cm×高さ9.2cmとなっています。他シリーズと同様にロボット掃除機の中では、かなり大きな部類になります。

狭いスペースや家具下のお掃除などは期待しない方が良いでしょう。

走行プロセス(お掃除の効率性)

走行には、カメラとフロアトラッキングセンサーを搭載した「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」を採用しています。

赤外線センサーのみで走行を行う下位シリーズとは異なり、カメラで正確な位置情報を把握。ルンバ自身が部屋のどこにいるのか判断し、お掃除に最適なルートを導き出します。

そのため、清掃可能な範囲が最大112畳となっており、複数のお部屋を一回にお掃除できるのが特徴です。

最大運転時間は、約75分。 ルンバe5シリーズよりは短くなっていますが、当シリーズには「自動充電」「自動再開」機能が搭載。充電がなくなっても、自動でホームベースまで帰還し、充電完了後に再びお掃除を再開してくれます。

モデル名 最大運転時間 最大稼働面積 自動充電&再開
e5  90分 約25畳   ×
自動充電のみ
900シリーズ 75分 約112畳   〇

同じ箇所を時間をかけてお掃除する「e5」に比べて、900シリーズはお掃除が済んでいるスペースと未完了のスペースをしっかりと判断し、効率よく広範囲を清掃することができます。 

900シリーズの動きを動画でチェック!

ゴミの吸引能力

 ゴミの吸引機構に関しては、「ルンバe5」と同じく「AeroForce クリーニングシステム」を採用しています。

そのため「ルンバe5」と吸引能力に関しては、ほぼ差がありません

ただし、落ちているゴミを検知する「ゴミセンサー」が、ルンバe5は1個に対して、当シリーズは2個搭載されています。そのため細かいホコリやチリもしっかりと検知して、お掃除を行ってくれるというメリットがあります。

カーペット・絨毯・段差への対応力

2cm程度の段差であれば、スムーズに乗り越えることができます。 

吸引力が向上しているので、カーペットや絨毯のゴミやホコリも吸い取ることが可能です。

お手入れのしやすさ

 ゴム製のデュアルアクションブラシを採用しているので、髪の毛やホコリがブラシに絡みづらくお手入れは月に1回程度でOKです。

またダストボックスの容量が満タンになったタイミングで点灯する「ゴミフルサイン」を搭載。ゴミ捨てのタイミングが一目でわかります。

ただし、ルンバe5では可能だった「ダストボックスの水洗い」は当シリーズでは、行うことができません。

ブラシへのゴミの絡まり
新ブラシによってゴミが絡まない
月に1回程度のお手入れ
ダストボックスの水洗い ×
水洗い不可
ゴミフルサイン
搭載

その他の機能

付属品のデュアルバーチャルウォールを使用することによって、ルンバに入ってきて欲しくないエリアの設定が可能。ペットや小さなお子様がいるご家庭でも安心して使用することができます。

またiRobot HOMEアプリに対応。e5シリーズには搭載されていない「Clean Mapレポート」を使うことができます。

この機能により、お部屋のどのあたりが汚れていたのかをスマホから確認することができます。

ルンバ i7シリーズ

 

 自宅の間取りを把握、最適なルートで効率的にお掃除が可能な「ルンバ i7」シリーズ。ルンバのハイエンドシリーズに当たります。

 「i7+」には、ダスト容器のゴミを自動で排出するクリーンベースが付属。ゴミ捨ての頻度が減るので、お手入れを格段にラクにしてくれます。

モノハック編集部
ロボット掃除機の常識を変える新シリーズが誕生。強力な吸引力でカーペットや絨毯の上のゴミを逃しません!また、自動ゴミ収集機で面倒な毎回のゴミ捨ても不要に。お掃除がここまで楽になったのかと実感できるシリーズです。

機種

  1. ルンバi7+(プラス)→クリーンベース付
  2. ルンバi7→クリーンベースなし

 ルンバi7シリーズは、「i7+」と「i7」の2モデルで展開されています。2モデルの違いは、自動ごみ収集機である「クリーンベースの有無」のみです。

価格に大きな差があるので、どちらを選ぶかよく吟味する必要があります。

モデル名 概要
ルンバ i7+  
クリーンベース付
ルンバ i7  
クリーンベースなし

価格

 ルンバの最高峰モデルにあたる「i7+」のお値段は、¥145,000~となっており、他メーカーと比較しても最も高いクラスのロボット掃除機ということができるでしょう。

クリーンベースがついていないタイプの「i7」であれば、¥100,000~で購入することができます。

サイズ(小回り・収納)

 サイズは、「ルンバe5」と同じ最大幅35.1cm×高さ9.2cmとなっています。他シリーズと同様にロボット掃除機の中では、かなり大きな部類になります。

狭いスペースや家具下のお掃除などは期待しない方が良いでしょう。

また「i7+」に関しては、「クリーンベースの大きさ」も頭に入れておかなければいけません。

クリーンベースは、幅31cm×高さ49cm×奥行39cmと非常に大きくなっています。そのため十分な設置スペースの確保が必要です。

走行プロセス(お掃除の効率性)

 走行には、「iAdapt 3.0 ビジュアルローカリゼーション」と呼ばれる最先端のシステムを採用しています。

本体に搭載されたカメラによって、ルンバ自身がどこを掃除しているかを正確に把握。また「キッチン」「リビング」「寝室」「子供部屋」などご自宅の間取りを覚えることができます

そのため、専用アプリからお掃除をする部屋を選択。そのお部屋のみの清掃を行うことが可能になっています。

i7シリーズの動きを動画でチェック!

 最大運転時間は、約75分となっています。ただしi7シリーズにも「自動充電&自動再開」機能がしっかりと搭載されています。

そのためお掃除中にバッテリー残量が少なくなっても、自動でホームベースに帰還。充電後に再びお掃除を開始してくれます。

お掃除の効率性は、ルンバの各シリーズで最も優れており、広い一軒家やマンションでも問題なく使用することができるでしょう

ゴミの吸引能力

ゴミの吸引機構は、「AeroForce3段階クリーニングシステム」を採用しています。 

これは「ルンバe5」や「ルンバ900シリーズ」と同じシステムですが、モーターに改良が施されているため吸引力が非常に強力。ルンバ600シリーズと比較すると約10倍の吸引力を誇ります。

これによりホコリやダニ・花粉などのアレルゲン物質の約99%を捕捉することが可能です。

カーペット・絨毯・段差への対応力

2cm程度の段差であれば、スムーズに乗り越えることができます。 

またカーペットや絨毯の上でも、吸引力をしっかりと発揮することができるので、「カーペット」「ラグ」「絨毯」などをご自宅で使用している方はコチラのシリーズがおすすめです。

お手入れのしやすさ

「i7」シリーズの魅力ともいえるのが、お手入れの簡単さです。

クリーンベース」と呼ばれる自動ゴミ収集機が付属されているため、お掃除が完了すると本体のダストボックスに溜まったゴミを自動で排出することができます。

クリーンベースには、本体ダストボックスの約30杯分のゴミを収納可能。毎回ゴミ捨てをする必要がありません

 ダストボックスの水洗いは可能。ゴミフルサインも搭載しています。ルンバの各シリーズで最もお手入れが簡単なシリーズと言うことができるでしょう

クリーンベース紹介動画をチェックする!
ブラシへのゴミの絡まり
新ブラシによってゴミが絡まない
月に1回程度のお手入れ
ダストボックスの水洗い
水洗い可能
ゴミフルサイン
搭載

その他の機能

付属のデュアルバーチャルウォールによって、ルンバが入ってきて欲しくないエリアの設定が可能です。

またハイエンドシリーズということもあり、スマホ連携も充実。専用アプリ「iRobot HOME」から様々な操作をすることができます。

ルンバの性能を比較

【比較1】ゴミの清掃力

シリーズ i7 900 e5 600
 吸引力 約10倍  約5倍  約1倍 
システム AeroForce  3段階
 ブラシ ゴム製デュアルアクションブラシ  デュアルアクションブラシ 

ルンバの「600シリーズ」と「i7シリーズ」では、約10倍の吸引力の差があります。

ルンバ600シリーズでは、「3段階クリーニングシステム」という比較的単純なシステムが採用されています。

その一方でルンバe5・ルンバ900シリーズ・ルンバi7シリーズは、「AeroForce(エアロフォース)」と呼ばれるクリーニングシステムを採用。

AeroForceを動画でチェック!

ゴム製のデュアルアクションブラシを使用することによって、床との密着性を向上。細かいホコリをしっかりとキャッチし、「真空エアフロー構造」と「ハイパワーモーターユニット」で強力な吸引力を実現しています。

 またi7シリーズでは、改良が施されたモーターを使用することによって、吸引力をアップ。微細なハウスダストまで取り除くことができます。

【比較2】スマホアプリ対応

シリーズ i7 900 e5 600
iRobot HOMEアプリ 非対応
スケジュール機能
Clean Mapレポート ×
Imprint
スマートマッピング
× ×
スマートスピーカー

 600シリーズ以外は、ルンバの専用アプリである「iRobot HOMEアプリ」に対応しています。

そのため外出先からの操作(遠隔操作)やタイマー予約を行うことができます。平日は10時~、休日は12時~などご使用の環境に合わせて清掃スケジュールを組むことが可能です。

 「Clean Mapレポート」は、ルンバが「お部屋のどこを清掃したか」が間取り図で確認することができます。ルンバi7シリーズと900シリーズで対応しています。

「Imprint スマートマッピング」機能は、i7シリーズのみに対応している機能。「キッチン」「リビング」「子供部屋」など、指定したお部屋のみをお掃除してくれます。

 なお、600シリーズを除く各モデルは、スマートスピーカーによる操作が可能。Amazon Alexaなどに声をかけるだけなので、ソファやベッドからルンバを動かすことができます。

【比較3】お手入れのしやすさ

シリーズ i7 900 e5 600
ブラシ
メンテナンス
月1  月1  月1  週1
ダストボックスの水洗い  〇 ×  〇  ×
ゴミフルサイン  〇 〇  ×  ×
クリーンベース  〇 ×  ×  ×

 ルンバを日常的に使っていくうえで、「お手入れのしやすさ」は非常に重要です。特にブラシに髪の毛やホコリが絡まった状態だと、ルンバ本来の吸引能力を発揮することができません。

ルンバ600シリーズは、ゴム製のブラシを採用しておらず毛のブラシであるため、髪の毛が絡まりやすいというデメリットがあります。そのため週1回程度のお手入れは必須になります。

お手入れをラクにしたいという方は、「ルンバe5」「900」「i7」の各シリーズがおすすめです。

クリーンベース

「ルンバ i7+」 にのみ、クリーンベースが搭載。ルンバが集めたごみを自動で吸い取ってくれます。

容量はダスト容器30杯分で、使用頻度にもよりますがゴミ捨てが1か月に1回程度で済むことになります。

またゴミ捨ての際も紙パックを引き上げて、捨てるだけ。ホコリが舞い上がらないので、お部屋を清潔に保つことができます。

【比較4】運転時間と稼働面積

 

シリーズ i7 900 e5 600
充電時間 3時間
最大運転時間 75分  90分  60分 
稼働面積目安  112畳 25畳 
自動充電
自動再開 × ×

 ルンバの各シリーズのフル充電までの時間は、約3時間となっておりシリーズごとに違いはありません。

最大運転時間は、「ルンバ e5」が最長の約90分。「600シリーズ」は最短の約60分となっています。

一軒家や広いマンションにお住まいの方は、「自動充電&自動再開」機能を搭載している「900シリーズ」や「i7シリーズ」がおすすめ。

ルンバのおすすめモデル

 安く手に入れたいなら:ルンバ642

  1. 価格の目安:¥33,000~
  2. 駆動時間 / 面積:最大60分
  3. 充電時間:約3時間
  4. ダストボックス容量:記載なし
  5. サイズ:W340×H92mm
  6. 重さ:約3.6kg(バッテリー含む)
  7. ユーザー評価
    Amazon:4.0 / 5.0点(90Review)
  8. 発売年月:2018年8月

 Amazon限定で販売されている「ルンバ642」がおすすめ。カラーは落ち着いたチャコールで、どんなお部屋にもマッチします。

もちろんゴミやホコリを完璧にキレイにしたいのであれば、上位モデルが良いのですが、「日々のお掃除を楽にしたい」というニーズであれば、このモデルで十分でしょう!

製品の詳細(スペック)
型番 ルンバ642
位置情報センサー  高速応答プロセスiAdapt 
障害物検知センサー 
ゴミ検知センサー
運転モード
最大稼働面積
連続使用時間 最大60分
付属品  ルンバ本体
バッテリー内蔵
ホームベース
デュアルバーチャルウォール
交換用フィルター
お手入れカッター
電源コード
乾電池
カラー ブラック系
その他機能 自動充電
バーチャルウォールモード
ダートディテクトモード
ゴミセンサー
ヘイローモード 
口コミ

階段は自動で検知して、戻ってくれます。アトランダムに動きまわりお部屋を綺麗にしてくれます。たまに小さなゴミが残っている時もありますが、毎日のお掃除を考えると非常に満足しています。

 バランスの取れたモデル:ルンバe5

  1. 価格の目安:¥54,000~
  2. 最長運転時間/面積:最大90分
  3. 充電時間:約3時間
  4. ダストボックス容量:記載なし
  5. サイズ:W351×H92mm
  6. 重さ:約4.0kg(バッテリー含む)
  7. ユーザー評価
    Amazon:4.0 / 5.0点(13Review)
    価格.com:4.12 / 5.0点(29Review)
  8. 発売年月:2018年10月

価格と吸引能力・使い勝手のバランスが非常に良いモデル

600シリーズから吸引力が5倍アップ。ユーザーからも「細かいホコリが気にならなくなった!」との声も聞かれます。

スマホで外出先からの操作も可能になり、利便性は抜群。ルンバを検討するなら、このモデルから検討することをおすすめします!

製品の詳細(スペック)
型番 ルンバ e5
位置情報センサー  高速応答プロセスiAdapt 
障害物検知センサー  〇 
ゴミ検知センサー 〇 
運転モード — 
最大稼働面積 — 
連続使用時間 最大90分 
付属品  ルンバ本体
バッテリー内蔵
ホームベース
デュアルバーチャルウォール
交換用ダストカットフィルター
電源コード
乾電池 
カラー  ブラック系
その他機能

 自動充電
バーチャルウォールモード
ダートディテクトモード
ゴミセンサー
ヘイローモード 
iRobot HOMEアプリ
スケジュール機能

口コミ

段差・畳・カーペットどこもゴミを残さずに掃除することができます。床がキレイになって、とっても気持ち良い!この価格帯でスマホから簡単に操作ができて、大変満足しています。

ルンバ960

 

  1. 価格の目安:¥73,000~
  2. 最長運転時間/面積:最大75分 / 112畳
  3. 充電時間:約3時間
  4. ダストボックス容量:記載なし
  5. サイズ:W353×H92mm
  6. 重さ:約3.9kg(バッテリー含む)
  7. ユーザー評価
    Amazon:4.2 / 5.0点(22Review)
    価格.com:4.61 / 5.0点(32Review)
  8. 発売年月:2016年8月

カメラを搭載して、マッピング走行が可能になったモデルです。「ルンバe5」と比較すると格段に頭が良くなった印象を受けます。

自宅のお掃除を本格的にルンバに任せたいのであれば、このモデルは最適。ユーザーからの評価も非常に高いものになっています。

製品の詳細(スペック)
型番 ルンバ960 
位置情報センサー  iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション 
障害物検知センサー 
ゴミ検知センサー
(ダブル)
運転モード
最大稼働面積 112畳
連続使用時間  約75分
付属品  ルンバ本体
バッテリー内蔵
ホームベース
デュアルバーチャルウォール
交換用ダストカットフィルター
エッジ」クリーニングブラシ
電源コード
乾電池  
カラー  ブラック系
その他機能 自動充電
自動再開
バーチャルウォールモード
ダートディテクトモード
ゴミセンサー(ダブル)
ゴミフルサイン
ヘイローモード 
iRobot HOMEアプリ
スケジュール機能 
口コミ

カメラで空間を認識しながら走行するので、動きに無駄がないように見えます。お掃除が終わったら「Clean Mapレポート」で、ゴミの多かった箇所を確認することができます!しっかりと掃除してくれたことを確認できるので、安心します。

ルンバi7+

  1. 価格の目安:¥145,000~
  2. 最長運転時間/面積:最大75分
  3. 充電時間:約3時間
  4. ダストボックス容量:記載なし
  5. サイズ:W35.1×H9.2
  6. 重さ:約4.0kg(バッテリー含む)
  7. ユーザー評価
    Amazon:5.0 / 5.0点(2Review)
    価格.com:4.72 / 5.0点(14Review)
  8. 発売年月:2019年3月

クリーンベースを搭載することによって、ゴミ捨ての手間も最小限に。

吸引力も600シリーズの約10倍と超強力。スマホからの操作性も抜群です。

レビュー数自体は少ないものの、ユーザーからは最高評価を受けています。「究極のロボット掃除機」という声も。

製品の詳細(スペック)
型番 ルンバ i7+ 
位置情報センサー  iAdapt  3.0ビジュアルローカリゼーション 
障害物検知センサー 
ゴミ検知センサー
(ダブル)
運転モード
最大稼働面積
連続使用時間 約90分 
付属品 ルンバ本体
バッテリー内蔵
クリーンベース
デュアルバーチャルウォール
交換用紙パック
交換用ダストカットフィルター
電源コード
乾電池   
カラー ブラック系 
その他機能  自動充電
自動再開
スケジュール機能
ダートディテクト
ゴミフルサイン
ゴミセンサー
バーチャルウォールモード
ヘイローモード
iRobot HOMEアプリ
口コミ

一度間取りを学習すると、非常に効率よくお掃除をしてくれます。動きに無駄がありません!スケジュール設定をしておくと、勝手にお掃除をしてくれ、ゴミもクリーンベースへ排出してくれます。究極のロボット掃除機!

モノハック編集部の考察

今回は、初心者には選ぶのが難しい「ルンバ」について解説をしてきました。

シリーズごとに特徴が異なり、選ぶべきモデルが異なってきます。 

想定しているご予算と照らし合わせながら、最適なルンバを見つけてください! 

※本記事の内容は、2019年5月執筆時の情報に基づいています。価格やユーザーからの評価は、逐一変わっていきますので、最新の情報を知りたい方はルンバ公式HPを参考にしてください。

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