「旅行や出張などで新しいスーツケースが必要!」という方のために、本当に買うべきおすすめのスーツケースをご紹介していきます。
スーツケースは、渡航先や宿泊日数によって選ぶべき商品が異なってきます。
そのため、自分のニーズをしっかりと理解した上で、目的にあったモデルを選ぶようにしましょう。
今回は、「定番の大人気ブランド」から他のメディアでは紹介されていない「通のブランド」まで厳選しています。 ぜひお気に入りのスーツケースを見つけてみてくださいね!
失敗しないスーツケースの選び方
スーツケースは、2万円〜3万円が相場になっており、決して安い買い物とは言えません。
「出張」「海外旅行」「国内旅行」「合宿」など用途は様々ですが、できるだけ自分のニーズにあった商品を選びたいですよね。
スーツケースを失敗せずに選ぶためにいは、以下のポイントに着目して選んでいく必要があります。
この後の章で、スーツケース選びに関して詳しく解説していきますが、その際には以下の8つのポイントをしっかりと頭に入れておくことで、より良いスーツケースと出会うことができるでしょう。
- 中身が壊れずに持ち運べるか
- 防水性に優れ、荷物が濡れないか
- 耐久性があり、長い期間愛用することができるか
- キャスターがうまく回転しスムーズに転がせるか
- デザインがおしゃれで旅が楽しくなるか
- ポケットが複数あり、荷物を細かく分けれるか
- TSAロックに対応し、防犯性能が高いか
- 女性でも簡単に持ち運べる軽量設計になっているか
スーツケースの種類
中身の安全性を重視するなら「ハードタイプ」
ハードタイプのスーツケースの最大の特徴は、頑丈であることです。
「アルミ合金」「ABS樹脂」「ポリカーボネート」と呼ばれる硬い素材を使用し、強い衝撃が加わった時でも中の荷物をしっかりと守ることができます。
特に海外渡航の際には、ハードタイプのスーツケースをおすすめしています。なぜなら、一部の航空会社では国内の航空会社では考えられないほど乱雑にスーツケースが扱われてしまう場合があります。
スーツケースの中に入れている「PC」「カメラ」「化粧品」「お土産」などが破損してしまう可能性がありますので、海外渡航の際はハードタイプの方が無難でしょう。
また海外渡航に限らず、国内旅行・出張などでも「壊れやすいもの」「高価なもの」「濡れてはいけないもの」をスーツケースに入れる場合にはハードタイプがおすすめです。
「ハードタイプスーツケース」のメリット
- 衝撃を吸収し、中身を安全に守ることができる
- 防水性に優れているため、中身が濡れてしまうことがない
- 色やバリエーションが豊富
- TSAに対応している製品が多い
- 盗難対策に優れているモデルも
「ハートタイプスーツケース」のデメリット
- ソフトタイプに比べると重く、持ち運びにくい
- ボディに傷や凹みができやすい
- 両面びらきのモデルが多く、荷物の出し入れが困難
- ソフトタイプに比べると、価格が高い傾向
持ち運びやすさを重視するなら「ソフトタイプ」
一方のナイロンやポリエステルといった素材を使ったソフトタイプの最大の特徴は、何と言っても軽量で持ち運びやすいことにあります。
スーツケースの容量にもよりますが、ソフトタイプはハードタイプよりも約2kg程度軽く作られています。ハードタイプは大きなサイズの2ℓペットボトルを余分に入れていると考えると結構な重さの違いですよね。
またソフトタイプのスーツケースの多くは、前面開閉が行えるので、空港やお土産店などで手軽に荷物の出し入れをすることができます。
ただし、その反面衝撃には弱いのでスーツケースの中に「高価なもの」や「壊れやすいもの」を入れる際にはおすすめできません。
「ソフトタイプスーツケース」のメリット
- 軽量で持ち運びに便利
- ハードタイプに比べると価格が安い
- 荷物の出し入れがしやすい
- 柔軟性がありある程度荷物が増えても安心
- 外ポケットがあり地図やパンフレットを取り出しやすい
「ソフトタイプスーツケース」のデメリット
- 衝撃に弱く中身が壊れる可能性がある
- ハードタイプに比べると耐水性に劣る
- 片面しか開かないので、どこに何を入れたかがわかりづらい
舗装されていない地域への旅行に「2WAYタイプ」
第三の選択肢として、スーツケースとしての役割とバックパックとしての役割の2つを果たす2WAYタイプのものがあります。
キャスターが付いているで普通のスーツケース同様に空港などでは転がして運ぶことができます。それに加えて、街中など人が多いところや道路が綺麗に舗装されていないところなどでは、ハーネスを使用してリュックのように背負って持ち運ぶことが可能になっています。
ヨーロッパの石畳の道を通る時にとっても便利でした。ただし、荷物を詰めすぎると女性の私は重すぎて背負えませんでした。
ただし、容量自体に限りがあることやバックパックとしては重いといったデメリットがあるのも事実です。
「2wayタイプスーツケース」のメリット
- 道が舗装されていない地域でも運びやすい
「2wayタイプスーツケース」のデメリット
- 容量に限りがある
- バックパックとしては重く、体力のない方には向かない
スーツケースの容量
短期滞在なら「S・Mサイズ」、長期滞在なら「L・LLサイズ」が基本
スーツケースの容量は、基本的には「宿泊日数」によって選ぶと良いでしょう。
出張や国内旅行・帰省などの際は、「Sサイズ」「Mサイズ」のスーツケースが選ばれることが多くなっています。
一方、海外渡航や国内でも長期で滞在する場合は、「Lサイズ」「LLサイズ」がおすすめです。
また寒冷地にいく場合や渡航先でのショピングを予定している場合には、少し余裕を持ったサイズを選ぶようにしましょう。
サイズ | 容量 | 宿泊日数 |
Sサイズ | 〜35L | 1泊〜3泊 |
Mサイズ | 36L〜50L | 2泊〜4泊 |
Lサイズ | 51L〜80L | 3泊〜1週間 |
LLサイズ | 80L〜 | 5泊〜10泊 |
機内への持ち込みには、「サイズ」「重さ」に注意
「スーツケースの破損が心配!」「中身の盗難が心配!」という方は、 機内への持ち込みを検討しているかもしれませんが、機内持ち込みには航空会社によって厳しい規定があります。
スーツケースのキャスター部分やハンドル部分も含めたサイズですので、どうしても機内持ち込みしたいという方は、しっかりと事前に確認するようにしましょう。
特に規定の厳しいLCC(格安航空)を利用する場合や、トランジットを利用し複数の航空会社を乗り継ぎする場合には、トラブルが発生しやすいので注意が必要です。
航空会社 | サイズ | 重さ |
|
3辺合計100cm以内 幅45×奥行35×高さ20cm以内 |
10kg以内 |
JAL(日本航空) ※100席以上 詳しくはこちら |
3辺合計115cm以内 幅55×奥行40×高さ25cm以内 |
10kg以内 |
ANA(全日空) ※100席未満 詳しくはこちら |
3辺合計100cm以内 幅45×奥行35×高さ20cm以内 |
10kg以内 |
|
3辺合計115cm以内 幅55×奥行40×高さ25cm以内 |
10kg以内 |
|
幅56×奥行36×高さ23cm以内 | 7kg以内 |
スーツケースを機内に持ち込むことによって、到着してからすぐに移動することが可能になり、待ち時間を減らすことができます。 また貴重品や壊れ物などが入っている場合は、手荷物にすることによって、万が一の盗難や破損のリスクを減らすことができま[…]
スーツケースの耐久性
ボディに使われる素材をチェックしよう
スーツケースに使用されるボディの素材は、モデルによって様々です。
素材によって耐久性や重さが変わってきますので、購入の際には必ず確認しておく必要があります。
ハードタイプのスーツケースに使われる素材
素材 | 特徴 |
ABS樹脂 (強化プラスチック) |
とにかく安いのが最大のメリット。格安スーツケースのほぼ全てがABS樹脂を採用しています。普通に使用している分には耐久性に問題ありません。ただし、本体がやや重くなってしまう点や熱に弱く日光を長時間浴びていると劣化がすすんでしまいます。 |
ポリカーボネート | 近年、多くのスーツケースに採用されているのがポリカーボネート。軽量で耐久性が高いという特徴があります。高い復元力があり、凹んでも元の形状へと戻ってくれます。ただし、薄く作られるので中身が衝撃を受けやすいので、壊れ物を入れる際には注意が必要。 |
ABS樹脂 + ポリカーボネート |
こちらも多くのメーカーで採用されている方式です。ABS樹脂の価格の安さとポリカーボネートの耐久性や軽量性をうまく組み合わせた素材になっています。メーカーによって配分が異なるので、ほぼABS樹脂単体と変わらないモデルもあるので、見極めが必要です。 |
アルミニウム | 耐久性の面ではナンバー1の強度をもつスーツケースの素材です。衝撃に強く、高価なものでもしっかりと守ってくれます。またデザイン出来にも無骨でかっこいいモデルが多いのでおすすめです。ただし価格は高くなってしまうので、初心者には手を出しづらい。 |
ソフトタイプのスーツケースに使われる素材
素材 | 特徴 |
ナイロン | ソフトタイプの格安のスーツケースに多く採用されている素材です。とにかく安く手に入れたいと思っている人におすすめです。ただし衝撃に弱いため、電子機器など壊れ物は入れることができません。また水が浸透しやすいので雨が降っているときなどは、注意が必要な素材です。 |
ポリエステル | ナイロンと同様に安い価格で手に入れることができます。ナイロンよりは若干衝撃に強く、中身をある程度守ることができます。しかし、耐水性は低く、電子機器や洋服が濡れてしまうことがあります。 |
バリスティックナイロン | 最近になって多くのメーカーで採用されるようになってきているのが、バリスティックナイロン。軍事用に開発されたもので、通常のナイロン素材よりも約5倍の強度を持っていると言われています。ソフトタイプのスーツケースでも耐久性が欲しいという方におすすめです。 |
スーツケースの防犯性能
アメリカへの渡航にはTSAロックは必須
(赤いダイヤモンド型のマークがTSAロック搭載の証)
テロ対策の強化に伴い、米国領土の全ての空港では、出入国の際に全てのスーツケースを解錠しておく必要があります。
間違って施錠したままスーツケースを預けてしまうと、米国運輸安全局の職員がやむなくスーツケースの鍵を破壊し、中身の安全確認を行うケースがあります。
そうならないためにも、TSAロック搭載のスーツケースが必要になってきます。TSAロック搭載のスーツケースであれば、保安局員が特殊ツールを使用し、鍵を破壊しなくても中身の確認ができるようになります。
最近のスーツケースの多くは、TSAロックを搭載していますが、一部格安メーカーなどでは対応していない可能性がありますので、購入前にチェックが必要です。
基本的にはファスナーよりフレームタイプが安全
「荷物にとても貴重なものがある」と言ったように、セキュリティーを重視したい場合は、フレームタイプのスーツケースがおすすめです。
というのも、ファスナー(ジッパー)タイプのスーツケースは、刃物で布を切ってこじ開けられてしまう可能性があります。実際に布の部分が切り取られて、中に入れていた貴重品のみ盗まれたという被害の報告もあります。
一方のフレームタイプのスーツケースであれば、特殊な工具でなければこじ開けることができません。そのため防犯性能に関しては、ファスナーよりも高いといえるでしょう。
ただし、スーツケースごと盗まれてしまうとどちらも同じなので、フレームタイプだから必ずしも安全という訳ではありません。貴重品や大切なものをスーツケースの中に入れないのが一番の安全対策です。
スーツケース選びでおさえておきたい5ブランド
国内外のスーツケースブランドの中で、2020年人気の高い5つのブランドをご紹介していきます。
- リモア
- サムソナイト
- エース
- アメリカンツーリスター
- シフレ
【第1位】リモワ
- 価格の目安
ハードタイプ:¥70,000〜
ソフトタイプ:取り扱いなし - 公式ホームページ
スーツケースのブランドの中で最も注目度の高いのが、ドイツのケルン発の老舗ブランド「リモワ(RIMOWA)」です。
全シリーズにリブ加工(凹凸)が施されており、スタイリッシュで洗練されたデザインが特徴的。
最近ではファッションブランドの「オフホワイト」 や「Supreme」とコラボするなど、若者にも人気が高くなっています。
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世界中のトラベラーが憧れてやまないスーツケースブランド「リモワ(RIMOWA)」。 価格は10万円を超えるモデルも多く、スーツケースの中でもハイブランドに当たります。しかし、どこの空港でも必ずと言ってもいいほどリモワのスーツケースを持[…]
【第2位】サムソナイト
- 価格の目安
ハードタイプ:¥50,000〜
ソフトタイプ:¥35,000〜 - 公式ホームページ
リモワと並ぶ世界的に人気のスーツケースブランドがアメリカ・コロラド発祥の「サムソナイト(Samsnite)」。名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
特殊素材「Curv」を開発し、圧倒的な軽さと耐久性を両立しているのが特徴です。
光沢感のあるボディや独特のカーブを描くデザインが多く、持っていると「おっ!」となるようなおしゃれブランドです。
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「軽いスーツケースといえば、サムソナイト」というほど浸透しているサムソナイトのスーツケースの高い技術。 実際にメーカー独自の特殊な素材をボディに採用することによって、重さわずか1.7kg(コスモライト36Lモデル)という超軽量性を実現[…]
【第3位】エース
- 価格の目安
ハードタイプ:¥20,000〜
ソフトタイプ:¥15,000〜 - 公式ホームページ
「すべての移動を旅と捉えその旅を快適にする」をコンセプトに、安価ながらユーザーに使いやすい設計が行われているのが日本の国内ブランド「エース(ace.)」になります。
トラベルカテゴリーを中心に展開している「ace. TOKYO」とビジネスカテゴリーを中心に展開している「ace. GENE」の2つのレーベルに分かれています。
「リモワ」や「サムソナイト」などと比べるとデザインに派手さはないものの、日本人の体型に合わせてハンドルやポケットの位置が最適化されています。
国内最大級のスーツケースブランド「エース(ace.)」。安心・安全の日本のメーカーを選びたいというユーザーから高い支持を得ています。 日本メーカーらしい細かい気遣いに溢れたモデルが多く、とても扱いやすいのがポイントになっています。 […]
【第4位】アメリカンツーリスター
- 価格の目安
ハードタイプ:¥30,000〜
ソフトタイプ:¥20,000〜 - 公式ホームページ
クリスティアーノ・ロナウドを広告モデルに起用し、若者を中心に人気が高くなっているのが、世界第二位のシェアを誇る「アメリカンツーリスター(American Tourister)」。
ポップで明るいデザインのスーツケースを多く展開し、移動時間を楽しいものへとしてくれます。
またリーズナブルな価格帯にも関わらず、基本性能が高く「TASロック搭載」や「壊れにくさ」などに定評があります。
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【第5位】シフレ
- 価格の目安
ハードタイプ:¥20,000〜
ソフトタイプ:¥15,000〜 - 公式ホームページ
「シフレ(Siffler)」は、埼玉県に本社を置くトラベルグッズを多く扱う国内メーカーです。
2001年に創業を開始した比較的新しいメーカーですが、リーズナブルな価格帯で展開していることもあり最近特に人気が急上昇しています。
余計な機能を排除し、シンプルな作りになっているのが特徴です。軽量性に優れており、持ち運びに便利なのが嬉しいポイントです。
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スーツケースのおすすめTOP13
アルミボディで格別の格好良さと耐久性を実現「リモワ ORIGINAL Cabin」
- 価格の目安:¥130,000〜
- 容量:34L
- サイズ:幅55cm×奥行40cm×高さ23cm
- 重さ:4.3kg
- キャスター:4輪
- 素材:アルミニウム
- TSAロック:○
- 公式ホームページ
世界な代表するスーツケースブランド「リモワ」の象徴的シリーズでもある「ORIGINAL」。
ボディには流行りのポリカーボネートではなく、昔ながらのアルミニウムを使用し、圧倒的なかっこよさを実現。
またアルミニウムには、高度陽極酸化加工と呼ばれる特殊な工程を施しているので、耐久性が強化。より頑丈で耐水性に優れているので、中身を十分に保護したいビジネスシーンでも活躍してくれます。
価格こそお高めですが、頻繁にスーツケースを利用される方や長年愛用できるモデルが欲しいという方におすすめしたい逸品です。
史上最軽量クラスのスーツケース「サムソナイト コスモライト スピナー69」
- 価格の目安:¥76,000〜
- 容量:68L
- サイズ:幅69cm×奥行46cm×高さ29cm
- 重さ:2.3kg
- キャスター:4輪
- 素材:Curv
- TSAロック:○
- 公式ホームページ
1週間程度の旅行に十分な68Lの大容量サイズにも関わらず、重さはわずか2.3kgという超軽量性を実現しているのがサムソナイトの「コスモライト スピナー」です。
この圧倒的な軽さはサムソナイトが独自に開発した最先端素材「Curv(カーヴ)」をボディ素材に使っていることが理由です。
Curvは、決して軽いだけでなく復元力に優れ、仮に衝撃を受けて凹んでしまっても、元の形に戻ろうとする力が働きます。凹みを気にせずに、使用できるのも嬉しいポイントです。
当モデルは、男性・女性問わず幅広い年齢層から高い人気を誇ります。荷物をたくさん詰めても軽いので、海外旅行にいく際におすすめです
おしゃれと機能性を兼ね備えた「アメリカンツーリスター サウンドボックス」
- 価格の目安:¥30,000〜
- 容量:35L / 71L / 97L
- サイズ:(71Lモデルの場合)
幅67cm×奥行49cm×高さ26cm - 重さ:3.7kg
- キャスター:4輪
- 素材:ポリプロピレン
- TSAロック:○
- 公式ホームページ
他のブランドでは見られない変わったデザインをもつのが当モデル。 国際的なデザイン賞でもあるレッド・ドット・デザイン賞を2017年に獲得しています。
スピーカーやレコードをモチーフとしたボディのデザインとポップなカラーがなんとも可愛らしく仕上がっています。カラーは、「ゴールデンイエロー」「パープル」「スパイシーピーチ」「ライトニングピンク」など7色から選ぶことができます。
またエキスパンタブル機能を搭載し、ファスナーを開けることによってスーツの容量を増やすことが可能!ショッピングやお買い物をしすぎた際にも安心です。
本物志向の最上級スーツケース「グローブトロッター オリジナル」
- 価格の目安:¥100,000〜
- 容量:32L
- サイズ:幅55cm×奥行40cm×高さ20cm
- 重さ:–
- キャスター:2輪
- 素材:ヴァルカン・ファイバー
- TSAロック:×
- 公式ホームページ
1897年に英国で創業以来、エリアベス女王陛下をはじめ世界中のセレブに愛され続けているスーツケースです。
ヴァルカン・ファイバーと呼ばれる特殊な紙を何層も重ね、樹脂でコーティングしているのが特徴。職人がひとつひとつ手作りを行い、軽量なのに丈夫な作りになっています。
2輪キャスターな点やTSAロックが非搭載な点など、最新のスーツケースには機能性で劣るのは事実ですが、使えば使うほど味が出てくる真の大人のスーツケースを求めている方におすすめです。
スウェーデン国旗をモチーフとしたデザイン「イノベーター サイレントキャスター付」
- 価格の目安:¥30,000〜
- 容量:60L
- サイズ:幅66cm×奥行44cm×高さ26cm
- 重さ:4.0kg
- キャスター:4輪
- 素材:ポリカーボネード+ABS樹脂
- TSAロック:○
- 公式ホームページ
「イノベーター(Innovator)」は、北欧スウェーデンを代表とする家具メーカーです。シンプルかつ合理的なデザインをコンセプトに、スーツケースの開発・展開も行なっています。
当モデルは、スウェーデン国旗をモチーフにデザインされており、とってもおしゃれ。目立つデザインなので、ベルトコンベアで流れてきてもすぐに見つけることができますよ!
また、日本製の「静音キャスター 」を採用しており、持ち運び時の騒音を抑えることができます。旅行前後に自宅近くでスーツケースを転がす際でも、 近所迷惑にならないのが嬉しいポイントです!
シンプルながら堅牢でかっこいい「ゼロハリバートン ZRL」
- 価格の目安:¥70,000〜
- 容量:55L
- サイズ:幅63cm×奥行40cm×高さ25cm
- 重さ:3.8kg
- キャスター:4輪
- 素材:ポリカーボネード
- TSAロック:○
- 公式ホームページ
世界中を飛び回るハリウッドスターに愛用されることでも知られているアメリカの「ゼロハリバートン(ZEROHALLIBURTON)」。
シンプルで落ち着いたデザインながら、両サイドにブランドの伝統でもある「ダブルリブ」が施され堅牢でかっこいい印象を与えることができます。
ツインキャスターを採用し、重い荷物を入れても軽やかに運ぶことができます。
カラーは「ゴールド」「シルバー」「ブラック」「ガンメタリック」などバラエティー豊富。お好きな色から選ぶことができます。
マチ付きポケットで収納ラクラク「ハント mine キャスターストッパー搭載」
- 価格の目安:¥35,000〜
- 容量:33L / 34L / 47L / 75L
- サイズ:75Lモデルの場合
幅65cm×奥行47cm×高さ25cm - 重さ:4.1kg
- キャスター:4輪
- 素材:ポリカーボネード
- TSAロック:○
「女性が本当に欲しいと思う旅行バッグを作る」というコンセプトのもと、スーツケースメーカー「エース」の女性社員が立ち上げたのが「ハント(Hant)」です。
スーツケースを開いても、中身が見えない仕様になっており、空港や駅などで荷物を出し入れしたい時でも安心して使うことができます。
また、充電器や化粧品といったちょっとした小物を入れられるスペースがあるので「収納が苦手!」という方から高い人気を得ています。
カラーは、「アネモネレッド」「ガーベラピンク」「ダリアベージュ」「カモミールアイボリー」などバリエーションが豊富。
見た目も写真の通り、綺麗な赤色でとっても気に入っています。中の花柄もとっても可愛く満足。キャスターも問題なく動いていたので、今のところ不便を感じていません。
二重ファスナーで万全の防犯対策に「デルセー CHATELET HARD+」
- 価格の目安:¥40,000〜
- 容量:44L / 79L / 121L
- サイズ:79Lモデルの場合
幅67cm×奥行45.5cm×高さ28cm - 重さ:4.9kg
- キャスター:8輪
- 素材:ポリエステル
- TSAロック:○
「デルセー(DELSEY)」は、フランス・パリに本社を置く老舗ブランドです。フレンチテイストの上品なデザインが特徴的で、世界110ヶ国以上で販売されています。
レザー調の柔らかいハンドルやボディに配置された夕日のロゴなどが落ち着いた雰囲気を演出してくれています。
またデルセーの特許技術である「ZST二重ファスナー」を採用。ファスナーの歯がガッチリと噛み合っているので、通常のジッパーの約41倍の抵抗力を発揮します。海外での盗難が心配という方でも安心して使うことができるモデルです。
明るすぎない落ち着いたピンクで安心しました。10年間の長期保証もあるので、長く愛用したいと思います。
落ち着いたクラシカルなアイテム「ジュエルナローズ トロトゥール エステル」
- 価格の目安:¥35,000〜
- 容量:47L
- サイズ:幅64cm×奥行44cm×高さ23cm
- 重さ:4.5kg
- キャスター:4輪
- 素材:ポリカーボネート / 牛革
- TSAロック:○
- 公式ホームページ
モデルが多数愛用し、最近SNSで話題のスーツケースブランドが「ジュエルナローズ(Jewelna Rose)」。 ショルダーバッグやハンドバックをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
可愛らしいデザインが多いブランドですが、当モデルは落ち着いたクラシカルなデザイン。高級感があり、大人の女性をイメージさせてくれます。
コーナーガードやハンドルには牛革が使用され、上品な雰囲気に仕上がっています。
4泊5日の国内旅行のために購入しました。フレームタイプのおしゃれなものを探していたので、ぴったりです。見た目よりも傷が目立たず、中も可愛い。大事にしていきます。
5,000円以下で手に入るコスパ最強モデル「レジェンドウォーカー ハードケース」
- 価格の目安:¥5,000〜
- 容量:33L
- サイズ:幅48cm×奥行34cm×高さ24cm
- 重さ:2.9kg
- キャスター:4輪
- 素材:ポリカーボネート+ABS樹脂
- TSAロック:○
「レジェンドウォーカー (Legend Walker)」はスーツケースをはじめ旅行用品を扱う国内メーカーT&Sのブランドです。日本国内のブランドながら非常に安価なスーツケースを多く展開しています。
当モデルもシンプルなデザインで価格を抑えつつも、しっかりと機能性を重視した設計になっています。ABS樹脂のボディで衝撃にも強く、傷が目立たないエンボス加工も施されています。
またファスナーを開けることで容量が拡張する「エクスパンダブル機能」を採用。最大容量を25%増やすことができ、帰りの荷物が増えても安心です。
2泊3日程度の国内旅行のために購入をしました。洋服などの荷物を入れるのに丁度いいサイズでした。様々なスーツケースを検討しましたが、コスパと性能を兼ね備えているのは、このモデルしか見つけられませんでした。ただし、人気の商品ということもあり他の人とかぶるのは我慢する必要があります。
派手めのデザインも魅力的「神戸リベラル ポリカーボネート フラッグ」
- 価格の目安:¥6,000〜
- 容量:40L
- サイズ:幅58cm×奥行38cm×高さ24cm
- 重さ:3.1kg
- キャスター:4輪
- 素材:ポリカーボネート
- TSAロック:○
上記でご紹介したレジェンドウォーカーと共に、1万円以下で買うことのできるスーツケースとして人気が高いのが「神戸リベラル」の商品です。こちらも同じく日本のブランド。
やや派手めのデザインではありますが、そこに惹かれて購入する方が多数。一時的に品薄になるほど人気になっています。
ツインホイールのキャスターを採用しているため、安定性がありデコボコ道でもスムーズに動かすことができます。
数万円するブランドのスーツケースと遜色ない見た目です。パーツが脆弱な感じがありますが値段のことを考えると満足しています。
使い勝手抜群でビジネスシーンで活躍「エース コーナーストーンZ」
- 価格の目安:¥20,000〜
- 容量:36L
- サイズ:幅47cm×奥行35cm×高さ25cm
- 重さ:3.1kg
- キャスター:4輪
- 素材:ポリカーボネート
- TSAロック:○
価格を抑えつつも機能性に優れているのがエース(ace.)から発売される「コーナーストーンZ」。
コンパクトなサイズ感(三辺合計107cm)で多くの航空会社で機内への持ち込みが可能な大きさです。(詳しい規定は航空会社によって異なります)
またフロントポケットがあるので、折り畳み傘やPCなど直前まで使用していたアイテムをさっとスーツケースにしまうことができます。
国内出張といった短期渡航に適しているので、ビジネスマンから高い人気があります。
ソフトタイプなのに耐久性が高い「トゥミ インターナショナル・エクスパンダブル・2ウィール キャリーオン」
- 価格の目安:¥110,000〜
- 容量:35L
- サイズ:幅56cm×奥行35.5cm×高さ23cm
- 重さ:4.4kg
- キャスター:2輪
- 素材:FXTバリスティックナイロン
- TSAロック:○
- 公式ホームページ
ビジネスシーンで使用するスーツケースとして世界中で根強い人気を誇るのが、アメリカのブランド「トゥミ(TUMI)」。価格は高く、高級路線をいくブランドです。
このモデルの最大の特徴は、採用されている素材にあります。「FXTバリスティックナイロン」と呼ばれるTUMI独自に開発した素材を採用。
耐久性に欠けると呼ばれるナイロン生地の強度を高めることによって、「ハードタイプのスーツケース以上に長持ちする」というユーザーの声も聞かれます。
USB充電ポートを備えたポケットがあり、移動中の充電も楽チン。ビジネスシーンにぜひおすすめしたいモデルです。
スーツケースをレンタルするのもアリ
「スーツケースを使うのは、1回きりだし買うのはもったいない!」という方はレンタルサービスを利用するのがおすすめです。
多くの会社では、ウェブで簡単に申し込みすることができ、自宅までご希望のスーツケースを配送してくれます。
レンタル価格は、スーツケースの種類や業者によって異なりますが、相場としては¥1,000〜/日くらいを想定しておくと良いでしょう。
最近ではスーツケースを自宅に置いておくスペースがもったいないということから多くのユーザーに活用されているので、ぜひ気軽に利用してみると良いでしょう。
最近とても人気が高まっているのがスーツケースのレンタルサービス。ご自宅に保管する必要がなく、スペースを有効活用できるの上に、好きなブランドのスーツケースを持てるのでおしゃれに旅行や出張を楽しむことができます。 今回は、そんなスーツケー[…]
まとめ
ここまでスーツケースの選び方やおすすめモデルについて解説してきましたが、お気に入りのスーツケースを見つけることはできたでしょうか。
スーツケースは、使う人の身長や性別、ニーズによって選ぶべきものが大きく変わってきます。
今回ご紹介したポイントを重視して、最適なモデルを見つけてください。