炊飯器は、毎日使う家電なので「美味しさ」「使いやすさ」「デザイン」などあらゆる面で慎重に見ていく必要があります。
今回はモノハック編集部が人気炊飯器を徹底調査。製品のスペックやユーザーの評価も加味し、最強の炊飯器をおすすめしていきます!
価格帯別に分けて、おすすめモデルを紹介していますので、ご予算に合ったランキングをチェックしてみてください!
※各メーカーの新モデル発売のタイミングで、随時更新を行っていきます。【最終更新日:2019年6月3日】
2019年最新の炊飯器トレンド
炊飯器は、各メーカーの競争が激しく毎年新しいモデルが必ず発売されます。
2019年も大手家電メーカーから、新製品が続々と登場しています。
おすすめランキングを見る前に、最新の炊飯器の各メーカーのトレンドについて頭に入れておきましょう。
- 2019年の各メーカーのトレンドをチェック!
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- 象印 「炎舞炊き」
→2019年6月下旬に発売。
→「かまど炊き」の大火力をイメージして、底部分に3つのIHヒーターを搭載。それぞれ独立に制御し、あえて温度差を出すことによって、お米が内釜で対流。しっかりと熱を伝えることができます。 - タイガー「土鍋 ご泡 火炊き」
→2019年6月21日発売。
→本物の土を使った「プレミアム本土鍋」によって蓄熱性を高め、最高温度265℃でごはんを炊き上げます。また土鍋ならでは細かい泡立ちで、お米をコーティング。ハリのあるごはんに仕上がります。 - パナソニック「Wおどり炊き」
→2019年7月1日発売。
→2つのIHコイルを高速で切り替えることによって熱対流を生み出す「大火力おどり炊き」と加圧と減圧を繰り返す「可変圧力おどり炊き」によってお米を激しく踊らせます。「追い炊き」にも新機能を搭載し、よりふっくらした仕上がりに! - 日立「圧力&スチーム ふっくら御膳」
→2019年7月上旬発売。
→京都の老舗米屋「八代目 儀兵衛」のお米を目指し、しっかりとした食感で、噛むと甘みがひろがる外硬内軟(がいこうないなん)のおいしさ。最高1.3気圧の圧力と107℃の高温スチームで高温で炊き上げます。
- 象印 「炎舞炊き」
炊飯器の選び方
- 炊飯量
- 加熱方式
- 内釜
POINT1:炊飯量を決めよう!
炊飯器を選んでいく上で、まず最初に決めていきたいのは「炊飯量」、つまりお米を何合炊くことができるかということです。
実は炊飯器は、美味しく炊ける量というのが決まっています。例えば、5.5合炊きの炊飯器であれば、しっかりと5.5合炊いた時に美味しく炊けるように設計されています。
そのため5.5合炊きの炊飯器で、2合だけ炊くといった「少量炊き」をするという使い方は、炊飯器本来の実力を発揮できません。
「家族の構成人数は何人か」「普段お茶碗で何杯食べているか」をイメージして、適切な炊飯量のモデルを選ぶようにしましょう。
炊飯量 |
人数の目安 |
3合炊き | 2人家族 (約9杯分) |
5.5合炊き | 4人家族 (約16杯分) |
10合炊き(一升) | 5人家族以上 (約30杯分) |
POINT2:美味しく炊くなら「圧力IH式」or「IH式」を選ぼう!
さて続いて選んでいくのは、炊飯器の「加熱方式」と呼ばれるものです。
つまり、「どうやってお米を加熱していくか」ということなのですが、この加熱方式の違いによってお米の味に差がでてきます。
家庭用炊飯器の加熱方式は、主に3つのタイプがあります。
- マイコン式
→価格目安:¥6,000~
→激安で手に入るが、電熱ヒーターでのみ加熱するので「炊きムラ」がでやすい - IH式
→価格目安:¥10,000~
→IHヒーターを採用して、内釜を全体を加熱。しっかりとお米に火が通るので「炊きムラ」がでにくい
→「しゃきしゃき・やや固め」系に炊き上がる - 圧力IH式
→価格目安:¥25,000~
→IHヒーターを採用している上に、内釜に圧力をかけることによって高温炊飯を実現。「甘み」たっぷりのご飯を楽しめる
→「もちもち・ふっくら」系に炊き上がる
- マイコン式の特徴を詳しく知りたい!
-
内釜の底の部分についた「電熱ヒーター」によって、お米を加熱していくのがマイコン式と呼ばれる方式です。
シンプルな構造で価格が安いのが魅力です。
ただし、IH式と比べると火力が弱く、どうしても「釜の底のお米」と「釜の上部のお米」に温度差が生じて、炊きムラが出てしまいます。
しかし最近では、火力の弱さをカバーするために「底部」以外にも、内釜の「側面」や「ふた」にヒーターを搭載し、火力を強めているモデルが多く発売されています。
「象印マイコン炊飯ジャー 極め炊きNL-BS05」
そのため、最近のマイコン式炊飯器は、そこそこ美味しいご飯を炊くことができます。
なので、「ご飯にあまりこだわりがない」「お米はたまに炊く程度」といった方はマイコン式で十分ともいえるでしょう。
最近のマイコン式炊飯器は、割と美味しい!お米の味に特にこだわりがないならお買い得なタイプ。
- IH式の特徴を詳しく知りたい!
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続いてご紹介するのは、「IH式」と呼ばれるタイプです。
コイルに電流を流すことによって発熱させる「IHヒーター」を採用。「内釜全体」を加熱することができるので、炊きムラが発生しづらい傾向にあります。
「釜の底部」のみならず「ふた」や「側面」にも搭載し、釜全面を加熱できるモデルが多くなっています。
「三菱電機 本炭釜 NJ-AW109」
三菱電機のように、「IHヒーター」と「マイコンヒーター」を8個も組み合わせることによって、大火力を実現しているメーカーもあります。
そんなIH式の炊飯器は、後ほどご紹介する「圧力IH式」と比較すると、「やや固め」「しゃきしゃき」とした食感のご飯が楽しめます。
また圧力IHに比べ、「甘み」がですぎないので、お米本来の味わいに炊き上がるのが特徴です。
炊きムラが発生しないので、ご飯が美味しく炊ける!また、やや固めの食感なので、柔らかいご飯が苦手な人に最適です。
- 圧力IH式の特徴を詳しく知りたい!
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最後にご紹介するのは、「圧力IH」と呼ばれるタイプです。
IHヒーターを使って加熱をする点は、「IH式」と変わりません。違いがあるのは、内釜を密閉するということ。
圧力鍋と同様に、内釜を密閉し、内釜内部の圧力を高めます。そのことによって100℃を超える高温での、炊飯が可能に。
通常のIH炊飯器以上に、お米にしっかりと火が通るので、モチモチ食感を引き出すことができます。
また「ブドウ糖」や「ショ糖」といった成分がより多く還元されるので、お米に甘みが増すのが特徴です。
甘くてモチモチとした食感のご飯を味わいたい人に最適なモデル!売れ筋上位の炊飯器の多くは圧力IHを採用しています。
POINT3:内釜の性能もチェックしよう
そして忘れてはならないのが、「内釜の性能」です。
内釜は、素材によって熱をお米に素早く伝える「熱伝導性」や、高温をしっかりとキープする「蓄熱性」が異なります。
ただし、どの素材も一長一短で、「この素材が最強!」といったことはありません。各素材のメリット・デメリットをしっかりと見極めるのが大切です。
- 各素材の特徴について詳しく見る
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鉄釜
代表機種)象印「極め羽釜」・日立「打込鉄釜」
鉄釜は効率よく発熱し、素早くお米に熱を伝えてくれます。短時間で炊き上がり、お米の味も良いとされます。
ただし、とにかく重いので扱いづらいという欠点があります。女性の方や高齢の方が使用する場合には注意が必要です。
ただし、最近は軽量化されたモデルもちらほら登場。購入前に必ず「重さ」の確認をするようにしましょう。
土鍋釜
代表例)タイガー「プレミアム本土鍋」
土鍋は、熱伝導率が低いので、お米が炊き上がるのに時間がかかります。
その反面、蓄熱性が高く、高温を長時間キープ。土鍋の遠赤効果もあり、お米の芯までしっかりと火を通すことができます。
ただし、加工に費用がかかるので、どうしても高価になりがち。プレミアム炊飯器と呼ばれる高級炊飯器に採用されています。
内釜の底に「おこげ」ができやすいので、おこげ好きにおすすめです!
炭釜
炭釜は、土鍋に似た性質を持っており、一度温めると冷めにくく高温をキープしやすいというメリットがあります。
火力を維持しやすいので、美味しいごはんを炊きやすいのですが、耐久性がなく落とすと必ずといってもいいほど割れてしまいます。
また内釜の厚みは、炊きムラに直結します。内釜が薄いと、熱源であるヒーターに「近い部分」と「遠い部分」でムラが生じやすくなります。
そのため例外はありますが、基本的には「内釜は厚い方が良い」と考えておいてください。
【1万円以下】おすすめ炊飯器ランキング
1万円以下で購入することのできる人気の炊飯器を比較し、モノハック編集部が自信を持っておすすめすることのできるモデルをご紹介していきます!
モデル名 | 方式 炊飯量 |
価格の目安 |
【第1位】 アイリスオーヤマ 銘柄炊き RC-IE30 |
IH式 3合 |
¥9,300~ |
【第2位】 タイガー 炊きたて JBH-G181 |
マイコン式 10合 |
¥7,000~ |
【第3位】 タイガー 炊きたてミニ JAI-R551 |
マイコン式 3合 |
¥6,700~ |
この価格帯の炊飯器は、構造がシンプルな「マイコン式」を採用していることがほとんどですが、第1位で紹介する「アイリスオーヤマ 銘柄炊き」は、圧力式を採用。
銘柄ごとに、お米の炊き方を調整する機能も搭載した、超ハイコスパモデル!さすがジェネリック家電を代表するメーカー「アイリスオーヤマ」といったところでしょう。
第2位には、一升炊き(10合)ながら1万円以下で購入できる「タイガー 炊きたて」がランクイン。ファミリー層におすすめです。
第3位には同じくタイガーから、「炊きたてミニ」を選出。コンパクトなので、ワンルームにお住まいの一人暮らしの方に人気のモデルです。
1位:アイリスオーヤマ 銘柄炊き RC-IE30
- 価格目安:¥9,300~(執筆時)
- 炊飯量:3合
- タイプ:IH炊飯器
- カラー:ブラック・ピンクゴールド
- 内釜:極厚火釜(3mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:4.0 / 5.0点(80Review)
価格.com:評価なし - 発売年月:2018年8月
- まずは動画で製品をチェック!
機種
アイリスオーヤマが展開する「IH 銘柄炊き」は、「3合」「5.5合」「10合」の3モデルで展開されています。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【2018年モデル】 RC-IE30 |
3合 | ¥9,300~ |
【2018年モデル】 RC-IE50 |
5.5合 | ¥10,800~ |
【2018年モデル】 RC-IE10 |
10合 | ¥13,800~ |
「3合炊き」のモデルのみ、1万円以下で手に入れることができます。
カラーは、「ブラック」と「ピンクゴールド」の2カラーで展開。人気はブラックの方が高くなっています。
- 2017年モデルもチェック!
-
2017年モデルである「RC-IB30」「RC-IB50」「RC-IB10」もネット通販や家電量販店に在庫が残っています。
若干ではありますが、お求めやすくなっている場合もありますので、検討してもいいかもしれません。機能面や性能に大きな違いはありません。
モデル名 炊飯量 【2017年モデル】
RC-IB303合 【2017年モデル】
RC-IB505.5合 【2017年モデル】
RC-IB1010合
炊飯方式
この価格帯としては珍しく「IH式」を採用しています。
マイコン式よりも内釜全体を強力に加熱することができるので、お米がふっくらモチモチとした食感に炊き上がります。
「底」と「側面」にIHヒーターを搭載し、「ふた」の部分にも電熱ヒーターを搭載。
3つのヒーターで釜内部の温度を均一にする工夫がされています。炊きムラが発生しにくい構造と言えるでしょう。
この価格帯としては、非常に優れた炊飯方式だと言えるでしょう。
内釜の性能
「極厚火釜」 と呼ばれる厚さ約3mmの内釜を採用しています。蓄熱性を高めるには十分な厚さであると言えるでしょう。
アルミ2層とステンレスの3層構造になっていますが、コーティングに工夫などはされていません。
内釜の保証は行っていない模様です。この辺が価格を安く抑えることのできている要因とも言えるでしょう。
炊飯メニュー
銘柄に応じて火力や加熱時間を微調整。お米の種類に合わせて、最適な炊飯を行ってくれます。対応銘柄は、31銘柄32品種。
これはアイリスオーヤマの独自機能で、このモデルの最大の魅力と言えるでしょう。
ご飯の固さは変更することができません。水の量を調整することによって、好みの固さにする必要があります。
炊飯メニュー |
無洗米、白米、炊込み、おかゆ、玄米、煮込、蒸し |
保温性能
保温機能は搭載されていますが、特別な工夫はされていません。
メーカーでは12時間以上の保温は行わずにラップに包んで冷蔵することを推奨しています。
なお、美味しく食べたいのであればこのモデルに関しては、保温機能の使用はあまりおすすめできません。
使いやすさ(操作性)
文字やボタンが大きいので、操作に迷うことがないでしょう。
ディスプレイ自体も大きく、視認性の高いものになっています。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
115.3Wh(1回あたり) | 18.2Wh(1時間あたり) |
その他の機能
付属品は、「しゃもじ」「白米用計量カップ」「無洗米用計量カップ」「蒸しプレート」の4アイテム。
- 製品の詳細(スペック)
-
型番 RC-IE30 サイズ W23.5cm×D29.85cm×H20.6cm 重さ 約3.7kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 725W (炊飯時) コードの長さ 約1.0m(収納式) 付属品 計量カップ(白米用・無洗米用)
しゃもじ
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ユーザーの口コミや評価
コストパフォーマンスを絶賛する口コミが多くみられます。
保温機能に関するマイナス評価はあるものの、「炊飯直後のごはんの美味しさに驚いた!」といった意見がみられます。
Amazonでの評価は、4.0 / 5.0点(80Review)となっており、十分に高い評価を受けています。
IH式の炊飯器が安く買えて満足。美味しいご飯が炊けます。
コンパクトで置きやすく、釜も軽いので使いやすいです!
圧力IH炊飯器に比べると、粒立ちや光具合は劣るかもしれませんが、値段を考えれば十分満足できます。
2位:タイガー 炊きたて JBH-G181
- 価格目安:¥7,000~(執筆時)
- 炊飯量:10合(1升)
- タイプ:マイコン炊飯器
- カラー:ホワイト
- 内釜:黒遠赤厚釜(1.7mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:4.0 / 5.0点(26Review)
価格.com:4.84 / 5.0点(4Review) - 発売年月:2016年
機種
タイガーから発売されているマイコン炊飯ジャー<炊きたて>は、「5.5合」と「10合」の2モデルで発売されています。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【2016年モデル】 JBH-G101 |
5.5合 | ¥6,300~ |
【2016年モデル】 JBH-G181 |
10合 (1升) |
¥7,000~ |
カラーは、「ホワイト」のみになっています。後継モデルは発売されていません。
炊飯方式
炊飯には、この価格帯では一般的な「マイコン式」を採用しています。
本来であれば「IH式 」より加熱性能に劣りますが、当モデルは「炊飯ヒーター」「側面ヒーター」「ふたヒーター」の3つのヒーターを搭載。
炊きムラが出にくく、マイコン式のデメリットをうまくカバーしているモデルと言えるでしょう。
内釜の性能
内釜には、「黒遠赤厚釜」を採用。遠赤加工を施し、炊きムラを抑えるという工夫がされています。
ただし、釜の厚さ自体は「約1.7mm」と薄め。内釜の性能としては、平均的といったところでしょう。
炊飯メニュー
お米の固さは、設定することができません。 ユーザーからは、やや固めに炊き上がるとの意見があります。水の量をうまく調整して自分好みの固さにする必要があるでしょう。
炊飯メニュー |
無洗米、白米、炊込み、おかゆ、調理 |
調理メニューを搭載しており、本来鍋で行う「煮込み」 の工程を炊飯器で行うことができます。「ビーフシチュー」や「おでん」を簡単にできるので、冬場に助かります。
炊飯時間を短くする「早炊きモード」と消費電力を約30%抑える「エコ炊きメニュー」を搭載しています。
保温性能
保温に関して、特別な工夫はされていません。長時間の保温には期待しない方が賢明でしょう。
ただし、 「保温経過時間表示」機能を搭載。ディスプレイに保温時間を1時間単位で表示してくれます。うっかりの長時間保温を防ぐことが可能です。
使いやすさ(操作性)
ボタンやディスプレイはやや小さいかなといった印象を受けます。
ただしメニュー自体は多くなくシンプルなので、操作に迷うことはないでしょう。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
140Wh(1回あたり) | 19.1Wh(1時間あたり) |
その他の機能
食べたい時間に炊飯を完了する「炊き上がり予約メモリー」機能を搭載しています。
- 製品の詳細(スペック)
-
型番 JBH-G181 サイズ W28.0cm×D38.5cm×H25.1cm 重さ 約3.9kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 895W (炊飯時) コードの長さ 約1.2m 付属品 しゃもじ
しゃもじ立て
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ユーザーの口コミや評価
米のツヤやもちもち度は、高級炊飯器に劣ります。けどそれでも十分美味しいご飯が炊けます。
一升のご飯が炊けるのに、この価格は破格です!
3位:タイガー 炊きたてミニ JAI-R551
- 価格目安:¥6,700~(執筆時)
- 炊飯量:3合
- タイプ:マイコン炊飯器
- カラー:ホワイト
- 内釜:黒遠赤釜(厚さ1.0mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:3.8 / 5.0点(277Review)
価格.com:4.24 / 5.0点(18Review) - 発売年月:2015年
機種
タイガーの炊きたてミニは、当モデルのみの展開になっています。カラーもホワイト1色です。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
JAI-R551 | 3合 | ¥6,700~ |
炊飯方式
炊飯は、この価格帯の炊飯器としては一般的な「マイコン式」を採用しています。
加熱は、「側面ヒーター」と「底ヒーター」の2つで行います。第2位でご紹介したモデルに搭載されていた「ふたヒーター」は搭載していません。
炊き上がりのお米は、可もなく不可もなくといったところ。ご飯の美味しさにこだわる方には、物足りないかもしれません。
内釜の性能
内釜には、「黒遠赤圧釜」を採用しています。 第2位の「タイガー 炊きたて JBH-G181」と同じ素材を採用しています。
ただし、釜の厚さは、1.0mmとなっており、非常に薄め。内釜の性能としては、やや物足りない水準です。
炊飯メニュー
お米の固さは、設定することができません。 通常の水の量だとやや固めのご飯が炊きあがります。好みで水の量を変更すると良いでしょう。
炊飯メニュー |
無洗米、白米、炊込み、おかゆ、玄米、おこわ、煮込み |
「おでん」や「シチュー」といった煮込み料理を作れる他、「玄米」「おこわ」といった多彩なメニューを搭載しています。
保温性能
保温機能に関しては、一応備わっている程度の性能です。ごはんが変色してしまうという口コミもあり、期待しない方が良いでしょう。
使いやすさ(操作性)
ディスプレイ自体は、小さいですが「炊飯」「保温 / 取り消し」「予約」ボタンは押しやすいサイズ。特別操作に迷うことはないでしょう。
普段あまり炊事をしないという方でも、安心して使うことができます。
またサイズは、幅22.4×奥行28.3×高さ18.9cmになっています。非常にコンパクトで、ワンルームのマンションやアパートでも収納しやすいサイズになっています。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
94.5Wh(1回あたり) | 14.0Wh(1時間あたり) |
その他の機能
食べたい時刻にご飯が炊きあがる 「予約メモリー」機能を搭載。
- 製品の詳細(スペック)
-
型番 JAI-R1 サイズ W22.4cm×D28.3cm×H18.9cm 重さ 約2.2kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 350W コードの長さ 1.2m 付属品 しゃもじ
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ユーザーの口コミや評価
短時間で美味しいご飯が炊けたことに感動!
コンパクトなので、置き場所に困りません。炊いたお米の味は、問題ありません。
特別優れている機能はないのですが、それが逆に使いやすい!
【1~2万円】おすすめ炊飯器ランキング
1万円以下の炊飯器がマイコン式が主流だったのに対して、1万円~2万円のモデルでは、IH式の炊飯器がメインになってきます。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【第1位】 象印 極め炊き NP-VJ10 |
5.5合 | ¥14,000~ |
【第2位】 三菱電機 備長炭 炭炊釜 NJ-VE109 |
5.5合 | ¥18,500~ |
1位:象印 極め炊き NP-VJ10
- 価格目安:¥14,000~(執筆時)
- 炊飯量:5.5合
- タイプ:IH炊飯器
- カラー:ブラウン
- 内釜:黒まる厚釜(厚さ1.7mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:4.2 / 5.0点(41Review)
価格.com:4.68 / 5.0点(15Review) - 発売年月:2017年7月
機種
象印の「IH炊飯ジャー 極め炊き NP-VJ型」は、5.5合と10合の2モデルで展開しています。
2017年に発売されたモデルで、2018年には後継モデル「極め炊き NP-VJ型」が発売されています。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【2017年モデル】 NP-VJ10 |
5.5合 | ¥14,000~ |
【2017年モデル】 NP-VJ18 |
10合 | ¥17,000~ |
炊飯方式
炊飯方式は、「IH式」を採用しています。IHの火力を活かし、強火で炊き続ける「豪熱沸とうIH」という方式を採用し、お米のうまみを引き出してくれます。
内釜の性能
内釜には、「黒まる厚釜」が採用されています。
厚さは、約1.7mmとなっておりやや薄め。価格が抑えられている分、しょうがない点ではあります。
ただし、釜の底が「まる底」になっており、お米が対流しやすい工夫がされています。
炊飯メニュー
好みに合わせて「ふつう」「やわらかめ」「かため」の3種類からご飯の固さが選ぶことができます。この点が、1万円以下の炊飯器との大きな違いでしょう。
炊飯メニュー |
エコ炊飯、 白米ふつう、白米やわらかめ、白米かため、白米熟成、白米急速、炊きこみ、すしめし、おかゆ、玄米、玄米熟成、雑穀米 |
また、炊飯前にじっくりと吸水をさせることによって、よりモチモチに炊くことのできる「熟成炊き」の機能も搭載。通常の白米炊きよりも、甘みのあるご飯にしあがります。
加えて「パン」「ケーキ」を作ることのできるメニューも用意されており、非常に多機能であると言えるでしょう。
保温性能
底センサーによって、保温温度をしっかりと管理。
最大30時間の保温ができる「うるつや保温」とあたたかいご飯を食べたい方におすすめの「高め保温」の2タイプの保温機能を搭載しています。
使いやすさ(操作性)
機能が多い割には、ディアスプレイ自体が小さいのでややごちゃっとした印象を受けます。使い始めは、操作に苦しむかもしれません。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
156Wh(1回あたり) | 15.0Wh(1時間あたり) |
その他の機能
内ぶたを外して洗うことができるので、いつも清潔に保つことができます。
- 製品の詳細(スペック)
-
型番 NP-VJ10 サイズ W25.5cm×D37.5cm×H20.5cm 重さ 約4.0kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 1105W コードの長さ 約1.0m(コードリール付) 付属品 しゃもじ
しゃもじ受け
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ユーザーの口コミや評価
コスパ最強の炊飯器だと思います。「ふつう」モードで炊いて、ほんとに美味しくできます。
固めのご飯が炊きあがります。柔らかいご飯が苦手なので、丁度良い。炊飯時間が少し長く感じるのだけがマイナスポイント。
長時間の保温をしてもご飯がカピカピになりません。
2位:三菱電機 備長炭 炭炊釜 NJ-VE109
- 価格目安:¥18,500~(執筆時)
- 炊飯量:5.5合
- タイプ:IH炊飯器
- カラー:ピュアホワイト
- 内釜:備長炭コート2層厚釜(厚さ2mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:4.5 / 5.0点(11Review)
価格.com:4.19 / 5.0点(5Review) - 発売年月:2018年10月
機種
三菱から発売されている「備長炭 炭炊釜 NJ-VE」シリーズは、「5.5合」「10合」の2モデルで展開されています。カラーはホワイトの1色のみです。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
NJ-VE109 | 5.5合 | ¥18,500~ |
NJ-VE189 | 10合 | ¥24,000~ |
炊飯方式
炊飯は、「IH式」を採用しています。
内釜を「底面×3」「胴回り×3」「ふたヒーター」の七つのIHヒーターでぐるりと囲むように加熱を行います。しっかりと高火力を維持。
加えて「内蔵カートリッジ」を搭載。炊飯時にでる「おねば(うまみ成分)」をカートリッジに保管、蒸らし時にごはんに戻すことによって甘味のあるごはんが炊き上がります。
内釜の性能
内釜には、「備長炭 炭炊釜」を採用しています。
「アルミニウム」と「ステンレス」の2層の厚釜の外側に、「備長炭コーティング」が施されている構造です。
このコーティングが遠赤効果を生み出し、お米の芯まで熱を伝えていく狙いがあります。
内釜の厚さは、約2.0mとなっており、1位の「象印 極め炊き」よりも厚め。十分な蓄熱効果を期待できるでしょう。
炊飯メニュー
ご飯の固さは、「ふつう」「かため」「やわらか」の3種類から選ぶことができます。
また「芳醇炊き」メニューも搭載しており、通常の炊飯よりも時間をかけて甘味のあるご飯を炊き上げます。
炊飯メニュー |
無洗米・白米・胚芽米・発芽米・玄米・炊込み・雑穀米・おかゆ・中華がゆ・おこわ・すし・麦飯・芳醇炊き・エコ炊飯・お急ぎ |
保温性能
低めの温度で12時間保温を行う「たべごろ保温」、高温で24時間一定キープをする「一定保温」モードを備えています。
使いやすさ(操作性)
液晶部分は、約5.5mmの文字表示で非常に読みやすくなっています。シンプルな操作性で扱いやすいモデルと言えるでしょう。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
166.5Wh(1回あたり) | 17.5Wh(1時間あたり) |
その他の機能
内釜の内面にコーティングが施されているので、内釜で洗米が可能。
- 製品の詳細(スペック)
-
型番 NE-VE109 サイズ W23.7cm×D29.2cm×H22.7cm 重さ 約4.9kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 1210W コードの長さ 約1.0m 付属品 しゃもじ
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ユーザーの口コミや評価
炊きあがりの美味しさと使いやすさが、今までの炊飯器で1番
デザインがかっこいい、スマートに置いておくことができます。
高速にご飯を炊くことができます。しゃっきりごはんが好きな方におすすめ!
【2~3万円】おすすめ炊飯器ランキング
2万円~3万円の炊飯器になると、圧力IH式がメインになっていきます。
モデル名 | 方式 炊飯量 |
価格の目安 |
【第1位】 タイガー 炊きたて JPC-A101 |
圧力IH 5.5合 |
¥24,800~ |
【第2位】 象印 極め炊き NP-BG10 |
圧力IH 5.5合 |
¥23,300~ |
【第3位】 日立 圧力スチーム炊き RZ-AV100M |
圧力IH 5.5合 |
¥22,800~ |
どれも「圧力IH」を採用し、お米の美味しさレベルはぐっと増します。
ただし、各モデルで個性がはっきりとしているので選ぶ際には注意が必要です。
簡単な選ぶポイントとしては、甘さは控えめでハリのあるごはんを楽しみたい人はタイガー。
「甘さが強くモチモチ」したごはんを楽しみたい人は象印、少量炊きでも美味しく炊けるモデルが欲しい人は日立がおすすめです。
1位:タイガー 炊きたて JPC-A101
- 価格目安:¥24,800~(執筆時)
- 炊飯量:5.5合
- タイプ:圧力IH炊飯器
- カラー:カーマインレッド・ホワイトグレー・ブルーブラック
- 内釜:熱流&熱封土鍋コーティング9層遠赤特厚釜(3mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:4.2 / 5.0点(74Review)
価格.com:4.58 / 5.0点(22Review) - 発売年月:2017年6月
機種
タイガーから発売されている圧力IH炊飯ジャー「炊きたて JPC-A1型」は、「5.5合」と「10合(一升)」の2モデルで販売されています。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【2017年モデル】 JPC-A101 |
5.5合 | ¥24,800~ |
【2017年モデル】 JPC-A181 |
10合 (一升) |
¥35,800~ |
カラーは、「ホワイトグレー(WH)」「カーマインレッド(RC)」「ブルーブラック(KA)」の3種類で展開。お部屋の雰囲気に合った色を選ぶことができます。
ホワイトグレー | カーマインレッド | ブルーブラック |
- 2018年最新モデルも発売!
-
なお、当モデルには、後継機「炊きたて JPC-A102 /182」が2018年6月に発売されています。
主な新機能として、「麦がゆメニュー」が搭載されました。
ネットや家電量販店には2017年モデルの在庫がありますので、現段階では価格の安い旧モデルを選ぶのが良いでしょう。
モデル名 炊飯量 【2018年モデル】
JPC-A1025.5合 【2018年モデル】
JPC-A18210合
(一升)
炊飯方式
炊飯方式には、「圧力IH式」を採用しています。
圧力IH炊飯器の中でも、炊飯中に圧力を変更する「可変圧力」という技術を使っているのが大きな特徴です。
具体的には、炊きあげ時に、最大1.25気圧で加圧しお米の弾力を引き出します。しかし、炊飯直後には1.05気圧まで減圧を行います。
この加圧と減圧によって、お米がやわらかくなりすぎるのを防いでくれます。
最近の圧力IH炊飯器の、高圧力をかけることによって、「甘さ」と「モチモチ感」で勝負しているモデルが多くなっています。
このモデルは、あえて減圧を行うことによって、甘さは少し控えめでハリのあるご飯が炊きあがるのです。
内釜の性能
内釜には、「熱流&熱封土鍋コーティング(3mm)」を採用しています。
内釜の上部には「熱流コーティング」、下部には「熱封土鍋コーティング」というように上部と下部で異なったコーティングを施しています。
このことによって、温度差が生じお米がうまく対流する仕組みになっています。
「アルミ」と「ステンレス」をベースとして9層の多層鍋になっています。釜の内側には「遠赤土鍋コーティング」が施されています。
炊飯時にきめの細かい泡が立ち、土鍋に近いふっくらとした炊き上がりになります。
6万円を超えるような「本土鍋」は少しお値段的に厳しいという方に、ぜひおすすめしたい内釜の性能になっています。
炊飯メニュー
豊富な炊飯メニューを搭載しています。ただし、ご飯の固さを選ぶことはできません。固めにご飯を炊きたいときは、「エコ炊き」などを利用すると良いでしょう。
炊飯メニュー |
エコ炊き・白米・極うま・早炊き・無洗米・炊込み(おこげ)・おこわ・おかゆ・玄米・GABA増量洗濯・押麦・もち麦・雑穀米・調理 |
特に最近健康食品として注目を集める「麦めし」のメニューが充実。 「押麦」「もち麦」の2つのメニューを楽しめる。麦めしを炊きたい人には、最適なモデルと言えるでしょう。
また、通常の白米メニューの2倍の時間をかけて、お米に吸水をさせる「極うまメニュー」も搭載。強めの火力で沸騰を維持し、ふっくら食感を楽しめる。
来客時や誕生日や記念日といった日に使ってみると楽しいかもしれません。
保温性能
保温に関しても、工夫が見られます。
「つゆ艶内ふた」を採用し、保温している最中に水分の膜を張ります。それにより、保温時に失われがちなお米の水分を補給。乾燥や変色を防ぐことができます。
メーカーによると24時間までなら保温は可能。保温機能をよく使用するという方も問題なく使用できます。
使いやすさ(操作性)
炊飯メニューは豊富ですが、ボタン自体は限られており、シンプルで使いやすい設計に仕上がっています。
また操作時には、ディスプレイ部分が光るので、暗い環境でも見やすくなっています。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
177Wh(1回あたり) | 17.3Wh(1時間あたり) |
その他の機能
カラーバリエーションが豊富なことや、洗練されたデザインも当モデルの魅力になっています。
- 製品の詳細(スペック)
-
型番 JPC-A101 サイズ W25.2cm×D30.2cm×H21.1cm 重さ 約5.4kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 1200W コードの長さ 1.0m 付属品 しゃもじ
計量カップ
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ユーザーの口コミや評価
「もっちり」とした食感ながら、甘さが控えめという口コミが多くみられます。最近の圧力IHは甘みを出すことに注力しているので、それが苦手という人にとても高い評価を受けています。
また「麦めし」を炊いているユーザーも多くみられます。これはタイガーの炊飯器ならではと言えるでしょう。
その他、「デザインがかっこいい」「お手入れが簡単」という意見がありました。
Amazonでの評価も、4.2 / 5.0点(74Review)と非常に高評価。安心して購入できる機種になっています。
「極うま」メニューでもち麦を炊いています。もっちりつやつやで、冷めても美味しく食べることができます。
360°デザインで、どの角度から見ても違和感なくキッチンになじみます。
溝が少なく、お手入れが簡単です。
2位:象印 圧力炊飯ジャー 極め炊き NP-BG10
- 価格目安:¥23,300~(執筆時)
- 炊飯量:5.5合
- タイプ:圧力IH炊飯器
- カラー:ダークブラウン・ホワイト
- 内釜:鉄器コート プラチナ厚釜(1.7mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:4.4 / 5.0点(21Review)
価格.com:4.40 / 5.0点(18Review) - 発売年月:2017年7月
機種
象印から発売されている「極め炊き NP-BG型」は、「5.5合」と「10合」で展開されています。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【2017年モデル】 NP-BG10 |
5.5合 | ¥23,300~ |
【2017年モデル】 NP-BG18 |
10合 (一升) |
¥28,500~ |
カラーは、「ダークブラウン(TD)」と「ホワイト(WA)」の2色から選ぶことができます。汚れが気になる方は、ダークブラウンを選ぶと良いでしょう。
ダークブラウン | ホワイト |
- 2018年最新モデルも発売!
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2018年7月に、当モデルの後継機に当たる新モデル「NP-BH10」が発売されています。
内釜の臭いを消す「クリーニング機能」やおねば(甘み線分)を釜に閉じ込める「うるおい二重内ぶた」を新たに搭載しています。
モデル名 炊飯量 価格の目安 【2018年モデル】
NP-BH105.5合 ¥24,300~ 【2018年モデル】
NP-BH1810合
(一升)¥28,800~
炊飯方式
炊飯方式には、「圧力IH式」を採用しています。
このモデルの特徴は、炊飯の時にかける圧力の強さや時間をメニューに合わせて変更できる点です。
例えば、皮の固い玄米であれば業界最高水準である最大1.3気圧をかけて、炊飯を行います。
このように圧力を調整することによって、「すしめし」「しゃっきり」「ややしゃっきり」「ふつう」「ややもちもち」「もちもち」「玄米」の7通りの固さで炊き分けることができます。
また、ごはんの味の感想をアンケートで答えることによって、炊き方を微調整してくれる「我が家炊きメニュー」も搭載。計49通りの炊き方から、自分の好みにあったものを選ぶことができます。
内釜の性能
内釜には、「鉄器コートプラチナ厚釜」を採用しています。
内釜内面に、「プラチナコート」を施すことによって、お米の芯までしっかりと吸水することを促します。
その結果、お米の「α化」つまり甘み成分をしっかりと引き出すことが可能になるのです。
炊飯メニュー
炊飯メニューは豊富です。白米炊きだけでも、「しゃっきり」「ややしゃっきり」「ふつう」「ややもちもち」「もちもち」の5通りから選ぶことができます。
炊飯メニュー |
エコ炊飯・白米・熟成・急速・炊込み・すしめし・おかゆ・雑穀米・上記セーブ・我が家炊き・玄米・おこわ・発芽玄米 |
その他にも、炊飯前にしっかりと吸水を行う「熟成炊き(白米・玄米)」のモードも搭載しています。
保温性能
保温に関しては、最大30時間保温可能な「うつるや保温」、温かいご飯を食べたい方におすすめの「高め保温」の2つの保温メニューを搭載しています。
この価格帯のモデルとしては、長めの保温時間と言えるでしょう。
使いやすさ(操作性)
メニューの数が豊富なので、使い始めは操作に困ることもあるかもしれません。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
150Wh(1回あたり) | 16.1Wh(1時間あたり) |
その他の機能
釜底に凹凸のない「フラット庫内」という機能を搭載し、お手入れが簡単になっています。
- 製品の詳細(スペック)
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型番 NP-BG10 サイズ W26.5cm×D40cm×H22cm 重さ 約5.5kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 1240W コードの長さ 付属品 メーカー公式HPはコチラ
ユーザーの口コミや評価
「お米がとにかく甘く感じる」といった口コミが多くみられます。最大1.3気圧の圧力で甘み成分をうまく引き出せているためだと考えられます。
また「いろんなパターンのご飯が試せて楽しい」との意見も。
Amazonでの評価は、4.4 / 5.0点(21Review)と炊飯器としては最高クラスの評価を受けています。
初めての圧力IHですが、ふっくら炊けて米粒にツヤを感じます。
今まで使っていた炊飯器とはくらべものにならないほど、甘みを感じます。
お手入れのパーツが多いのが、やや不便。それ以外は満足しています。
3位:日立 圧力スチーム炊き ふっくら御膳 RZ-AV100M
- 価格目安:¥22,800~(執筆時)
- 炊飯量:5.5合
- タイプ:圧力IH炊飯器
- カラー:メタリックレッド・パールホワイト
- 内釜:打込鉄・釜(3mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:4.0 / 5.0点(104Review)
価格.com:4.06 / 5.0点(9Review) - 発売年月:2017年7月
機種
日立の「圧力スチーム炊き ふっくら御膳」は、「5.5合」と「10合」で展開がされています。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【2017年モデル】 RZ-AV100M |
5.5合 | ¥22,800~ |
【2017年モデル】 RZ-AV180M |
10合 (一升) |
¥40,100~ |
カラーは「メタリックレッド(R)」と「パールホワイト(W)」の2カラー。どちらも光沢感のあるボディになっています。
メタリックレッド | パールホワイト |
- 「2018年モデル」をチェック!
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2018年7月に当モデルの後継機種にあたる新モデル「RZ-BV100M」が発売されました。
「おこわ」に対応するなど若干の変更点はありますが、基本性能は変わりません。
価格に関しては、「2017年モデル」と「2018年モデル」で若干の差がある場合がありますので、随時チェックが必要です。
モデル名 炊飯量 価格の目安 【2018年モデル】
RZ-BV100M5.5合 ¥30,000~ 【2018年モデル】
RZ-BV180M10合
(一升)¥40,100~
炊飯方式
炊飯方式には、「圧力IH式」を採用しています。
内釜の内部に圧力をかけて、最大1.2気圧まで加圧。沸点を105℃に高めて、加熱を行います。
ここまでは通常の圧力IH炊飯器と同じですが、違いは「蒸らし」にあります。
蒸らし時に、「スチーム」を利用して、お米の温度を高温のままキープ。少量炊きをした際でも、美味しく炊くことができるのが特徴です。
炊飯器は少量炊きをした際に、内釜の内部に空間ができてしまい、それが温度低下につながり、味を損ねる原因となります。それをうまくカバーしたのが、日立のスチーム炊きです。
「平日は3合しか炊かないけれども、休日は5合炊きたい !」といった使い方に、適しているモデルと言えるでしょう。
内釜の性能
内釜には、「打込鉄・釜」が採用されています。厚さは、3mm。
「アルミ合金」 をベースとし、外側には「鉄の粒子」が打ち込まれており、伝熱性を高める工夫がされています。
内側にはカーボンフッ素でコーティングが施され、洗米も可能になっています。また重さは、わずか720gと非常に軽量。持ち運びも簡単です。
内釜の保証期間が6年間と長いのも魅力的です。
炊飯メニュー
豊富な炊飯メニューを搭載しています。ご飯の固さは、「極上しゃっきり」「極上ふつう」「極上もちもち」の3種類で炊き分けることができます。
炊飯メニュー |
エコ炊飯・極上炊き(白米)・極上炊き(玄米)・少量炊き・快速・炊込み・おかゆ・おこげ・玄米・発芽玄米・雑穀米・麦ごはん・調理コース |
2合以下の炊飯をしたいときの専用コース「少量炊き」を搭載しているのが嬉しいポイントです。
保温性能
スチーム機能を保温時にも、使用。保温中に定期的にスチームを発生させることによって、乾燥を抑えることができます。最大24時間の保温が可能になっています。
保温したごはんの味に対する評価は高く、高性能な保温機能を有していると言えるでしょう。
使いやすさ(操作性)
ディスプレイに関しては、「暗い所ではやや見にくい」との口コミがありました。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
142.9Wh(1回あたり) | 15.17Wh(1時間あたり) |
その他の機能
炊飯中に蒸気がほとんど出ない「蒸気カット」機能を搭載しています。
湿気や結露によって、家具や壁が傷んでしまう恐れがないので、置き場所がより自由になります。
- 製品の詳細(スペック)
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型番 RZ-AV100M サイズ W25.8cm×D37.8cm×H23.6cm 重さ 約5.7kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 1400W コードの長さ 1.0m 付属品 しゃもじ
しゃもじ受け
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ユーザーの口コミや評価
お米の炊き上がりと保温の性能は、炊飯器ナンバーワンだと思います。
蒸気がでないので、置き場所を気にしません。
【3~4万円】おすすめ炊飯器ランキング
3万円~4万円でモノハック編集部がおすすめの炊飯器をピックアップしてご紹介していきます。
この価格帯の炊飯器は、各メーカーの中でも中間機~上位機にあたります。そのため炊飯方式や内釜にこだわりを持った製品が多いのが特徴です。
モデル名 | 方式 炊飯量 |
価格の目安 |
【第1位】 象印 極め炊き NW-JT10 |
圧力IH 5.5合 |
¥37,500~ |
【第2位】 三菱電機 備長炭 炭炊釜 NJ-VX109 |
IH 5.5合 |
¥37,700~ |
【第3位】 東芝 真空圧力IH RC-10VXM |
圧力IH 5.5合 |
¥35,000~ |
第1位の「象印 極め炊き」は、全81通りから自動で好みの食感に調節してくれる「わが家炊き」が魅力。ファミリー層が特に支持が厚いモデルです。
第2位の「三菱電機 備長炭 炭炊釜」は、かまどで炊いたごはんにこだわりがあります。もちもち系よりも、しゃっきりとした炊き上がりが好みの方におすすめ。
第3位の「東芝 真空圧力IH」は、独自機能「真空αテクノロジー」によって、最大約40時間も美味しく保温することが可能。保温機能を重視するならこのモデル!
1位:象印 極め炊き NW-JT10
- 価格目安:¥37,500~(執筆時)
- 炊飯量:5.5合
- タイプ:圧力IH炊飯器
- カラー:ブラウン・ホワイト
- 内釜:鉄器コート 豪熱羽釜
- ユーザーからの評価
Amazon:4.3 / 5.0点(9Review)
価格.com:4.34 / 5.0点(13Review) - 発売年月:2018年7月
- まずは製品を動画でチェック!
機種
象印から発売されている圧力IH炊飯ジャー「極め炊き NW-JT」は、「5.5合」と「10合」の2モデルで発売されています。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【2018年モデル】 NW-JT10 |
5.5合 | ¥37,200~ |
【2018年モデル】 NW-JT18 |
10合 (一升) |
¥43,800~ |
カラーは、「ブラウン(TA)」と「ホワイト(WA)」の2色から選ぶことができます。
ブラウン | ホワイト |
- 「2017年モデル」もチェック!
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旧モデル(2017年発売モデル)だと、若干お安く購入できるケースがありますので、こちらも併せてチェックしてみると良いでしょう。
なお現モデルと主な違いは、「わが家炊き」のメニュー数が49通りと少ない点にあります。(2018年モデルは81通り)
モデル名 炊飯量 【2017年モデル】
NW-JS105.5合 【2017年モデル】
NW-JS1810合
(一升)
炊飯方式
炊飯方式には、「圧力IH式」を採用しています。
業界最高クラスの最大1.3気圧をかけることによって、「甘み」成分をしっかりと引き出すことができるのが特徴です。
また、従来よりも強い火力を加えることによって、内釜でお米を激しく動かす「プレミアム対流」を実現。お米の芯まで、しっかりと加熱し、モチモチ食感のごはんを炊き上げます。
ヒーターは、底部に「IHヒーター」を搭載。側面部とふた部分にヒーターを搭載しています。
内釜の性能
内釜には、「鉄器コート 豪熱羽釜」を採用。
表面にIH加熱と相性が良いとされる「鉄器コート」を施し、発熱効率を高める工夫がされています。
厚さは、約2.2mmとなっており標準的な水準。3年間の内釜保証が付いています。内釜での洗米も可能です。
炊飯メニュー
象印のイチオシ機能でもある「わが家炊き」を搭載しています。
炊飯後に毎回アンケートに回答することによって、炊き方を微調整。家族好みの食感に炊き上げることができます。
「かため~やわらかめ」の9段階と「もちもち~しゃっきり」の9段階の組み合わせで計81通りの食感から最適な炊き方を提案します。
炊飯メニュー |
エコ炊き・わが家炊き・白米・熟成・急速・炊きこみ・炊きこみおこげ・すしめし・おかゆ・雑穀米・金芽米・蒸気セーブ・おこげ・玄米・おこわ |
保温性能
最大で40時間おいしく保温することのできる「極め保温」を搭載しています。
底センサーで温度コントロールすることによって、長時間の保温を実現。「保温機能」をよく使うという方におすすめです。
また熱々のごはんを楽しみたいという方のための「高め保温」というメニューも搭載。
使いやすさ(操作性)とお手入れ
「予約」「炊飯」「とりけし」のボタンが1列に並び、非常に使いやすい配置になっています。 ディスプレイ自体も大きく視認性も十分と言えるでしょう。
お手入れのしやすさにも工夫がされています。
炊飯後に洗う必要のある「パーツ」は、わずか3点。炊飯後の面倒な洗い物も最小限に抑えることができますよ!
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
149Wh(1回あたり) | 15.8Wh(1時間あたり) |
その他の機能
炊きこみご飯を炊いた後などに残る内釜の臭いを抑えることのできる「クリーニング機能」を搭載しています。
- 製品の詳細(スペック)
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型番 NW-JT10 サイズ W27.5cm×D34.5cm×H21.5cm 重さ 約6.5kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 1240W コードの長さ 1.0m(コードリール付) 付属品 しゃもじ
しゃもじ置き
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ユーザーの口コミや評価
「わが家炊き」メニューに対する高い評価が見られました。2週間程度で家族好みの味に調整してくれるとの口コミも。
Amazonでの評価は4.3 / 5.0点(9Review)となっています。レビュー数は少なめですが、旧モデル(2017年)も高い評価を受けているので、信頼できる水準と言えるでしょう。
「ややもちもち」モードに設定していますが、ふっくら炊きあがりとっても美味しい
少しずつ好みの炊き上がりに近づいてきている感じがします。満足です。
もっちりして甘みがあるご飯を炊くことができます。
2位:三菱電機 備長炭 炭炊釜 NJ-VX109
- 価格目安:¥37,700~(執筆時)
- 炊飯量:5.5合
- タイプ:IH炊飯器
- カラー:シャインレッド・ピュアホワイト
- 内釜:ダブル備長炭コート5層厚釜(3.5mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:評価なし
価格.com:4.40 / 5.0点(4Review) - 発売年月:2018年10月
機種
三菱電機から発売されている「備長炭 炭炊釜」シリーズのハイクラスモデルがこちらの「NJ-VX109」になります。
「5.5合炊き」モデルのみの発売になっており、10合炊きは発売されていません。
カラーは、「シャインレッド(R)」と「ピュアホワイト(W)」の2カラー。スタイリッシュなデザインにひかれて購入する人も多く、人気のデザインになっています。
- 「2017年モデル」もチェック!
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型落ちモデルにあたる「NJ-VX108(2017年モデル)」もまだまだ在庫がありそうです。価格が安くなっているので、こちらも検討してみると良いでしょう。
主な性能の違いは、内釜を囲むヒーターが「七重全面加熱」となっており、新モデルの「八重全面加熱」より少なくなっています。
ただし、ユーザーからは高い評価がされおり、お買い得なモデルであることは間違いないでしょう。
モデル名 炊飯量 【2017年モデル】
NJ-VX1085.5合
炊飯方式
炊飯方式には、「IH式」を採用しています。
三菱電機は、圧力をかけずに「昔ながらのかまどで炊いたごはん」をテーマとして炊飯器開発を行う珍しいメーカーです。
圧力をかけない代わりに、「大火力かまど構造」という技術を採用し、強火をキープし続けることによって、お米のうまみを引き出しています。
また、「可変超音波吸水」という独自技術を搭載。炊飯前に、超音波振動で吸水を促すことによって、ふっくら炊きあがる工夫がされています。
圧力IHと比べると「粒感がはっきりとしている、シャッキリ系」に炊きあがるのが特徴です。
内釜の性能
内釜には、「備長炭 炭炊釜」 を採用しています。
「アルミニウム」「アルミ合金」「ステンレス」の5層の金属釜の外側に「2層の備長炭コーティング」が施されています。
厚さは約3.5mmとかなりの厚釜に設計、熱伝導性も良く高品質な内釜と言っていいでしょう。
内釜の保証は3年間。内釜での洗米も可能になっています。
炊飯メニュー
季節によって変化するお米の水分に合わせて「春夏」「秋冬」の2つのモードを搭載しています。
お米の固さ(白米)は、「ふつう」「かため」「やわらか」の3種類からセットすることができます。
炊飯メニュー |
白米・無洗米・発芽米・分づき米・玄米・炊込み・雑穀米・おかゆ・中華がゆ・おこわ・すし・麦飯 |
保温性能
保温に関しては、「たべごろ保温」「一定保温」の2つのメニューが用意されています。
- たべごろ保温
→保温温度を低めに設定。12時間を過ぎると高めの温度で保温します。 - 一定保温
→高めの温度で24時間一定にキープ。
メーカーの取扱説明書には、「24時間以上の保温はしないてください」と明記されています。
使いやすさ(操作性)
ディアスプレイが大きく、文字も読みやすくなっています。操作に困ることはないでしょう。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
186.1Wh(1回あたり) | 16.5Wh(1時間あたり) |
その他の機能
「うま早モード」と「お急ぎモード」の2つの早炊きメニュー。お急ぎモードを使用すると、最短で20分でごはんが炊き上がります。
- 製品の詳細(スペック)
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型番 NJ-VX109 サイズ W237cm×D292cm×H227cm 重さ 約5.1kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 1280W コードの長さ 1.0m 付属品 しゃもじ
計量カップ
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ユーザーの口コミや評価
ふっくらご飯ではなく、どちらかというとシャッキリとした食感に炊き上がります。とっても満足しています。
デザインは、高級感があって落ち着きあがあります。どんなお部屋にも合います。
3位:東芝 真空圧力IH RC-10VXM
- 価格目安:¥35,000~(執筆時)
- 炊飯量:5.5合
- タイプ:圧力IH炊飯器
- カラー:ディープレッド・グランホワイト
- 内釜:鍛造かまど本丸鉄釜(5mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:評価なし
価格.com:5.00 / 5.0点(2Review) - 発売年月:2018年7月
機種
東芝ライフスタイルが発売する真空圧力IHシリーズのミドルモデルに当たるのが「RC-10VXM」になります。「5.5合」と「10合」の2つのモデルで展開されています。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【2018年モデル】 RC-10VXM |
5.5合 | ¥35,000~ |
【2018年モデル】 RC-18VXM |
10合 (一升) |
¥44,600~ |
カラーは、「ディープレッド(RS)」と「グランホワイト(W)」の2カラー。
なお当モデルは、2019年7月上旬に新モデル「RC-10VXN」の発売が予定されています。
- 2019年モデルもチェックする!
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2019年7月に「RC-10VNM」の後継機にあたる「RC-10VXN」が発売されます。
旧モデルとの主な違いは、「炊飯時間の短さ」と「液晶サイズの大きさ」になります。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
モデル名 炊飯量 【2019年モデル】
RC-10VXN5.5合 【2019年モデル】
RC-18VXN10合
(一升)
炊飯方式
炊飯方式は、この価格帯では一般的な「圧力IH」を採用しています。
「圧力可変コントロール+真空合わせ炊き」という技術を搭載しているのが特徴。最大1.05気圧で加圧を行い、高温状態を維持します。
そして注目すべきは、東芝の独自機能「真空αテクノロジー」です。内釜の内部を真空にすることによって、お米の空気を抜くことができます。
そのことによって、自然吸水時よりもお米の芯まで急速に水を浸透させることを可能にしました。
しっかりと水分を吸った「もちもち系」で「甘み」のある炊き上がりになるのが、このモデルの特徴です。
内釜の性能
内釜には、「鍛造かまど 本丸鉄釜」を採用しています。
鉄釜をベースとしてますが、「アルミ」や「ステンレス」を組み合わせた多層釜になっています。
外面には、「銅コーティング」、内面には「ダイヤモンドチタンコーティング」が施され、熱が素早くお米に伝わるように工夫がされています。
丸底を採用し、対流を起こす構造を採用。厚さは約5mmと十分。総合的に内釜の性能としては、高いものになっています。
炊飯メニュー
お米の「炊き分け機能」を搭載しています。 「しゃっきり」~「もちもち」の5通りから好みの食感を選ぶことができます。
また、通常の炊飯時よりもごはんに「甘み」を出したいときに便利な「甘み炊き」のメニューもあります。お弁当やおにぎりにおすすめです。
炊飯メニュー |
本かまど・そくうま・甘み炊き・早炊き・ふつう・エコ炊飯・炊込み・炊込み おこげ・おかゆ・雑穀米・玄米・麦ご飯 |
保温性能
東芝の真空技術が一番生きるのが、この保温に関してです。
「真空保温」という技術を採用し、保温時に内釜に残っている空気を追い出して、真空状態にします。
酸化を抑えることができるので、黄ばみや乾燥を防いで、美味しい状態を長時間キープ。最大40時間まで美味しく保温ができます。
「保温性能にこだわりたい」という方は、東芝のモデルは必見です。
使いやすさ(操作性)
ディスプレイも大きく、操作に迷うことはなさそうです。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
181.9Wh(1回あたり) | 12.8Wh(1時間あたり) |
その他の機能
- 製品の詳細(スペック)
-
型番 RC-10VXM サイズ W270cm×D360cm×H229cm 重さ 約6.7kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 1420W コードの長さ 1.0m 付属品 しゃもじ(自立式)
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ユーザーの口コミや評価
甘みのあるご飯を楽しめます。
お米の一粒一粒に甘みを感じます。40時間保温しても美味しい
【4~5万円】おすすめ炊飯器ランキング
4万円~5万円のおすすめ炊飯器を紹介していきます。
モデル名 | 方式 炊飯量 |
価格の目安 |
【第1位】 タイガー 炊きたて JPH-A100 |
圧力IH 5.5合 |
¥45,800~ |
【第2位】 パナソニック Wおどり炊き SR-SPX107 |
圧力IH 5.5合 |
¥47,200~ |
【第3位】 バルミューダ The Gohan K03A |
3合 |
¥44,800~ |
1位:タイガー 炊きたて JPH-A100
- 価格目安:¥45,800~(執筆時)
- 炊飯量:5.5合
- タイプ:圧力IH炊飯器
- カラー:ブラック・ホワイトグレー
- 内釜:プレミアム本土鍋(10.8mm)
- ユーザーからの評価
Amazon:4.2 / 5.0点(43Review)
価格.com:3.86 / 5.0点(7Review) - 発売年月:2017年9月
機種
タイガーの発売する土鍋圧力IHシリーズの2017年モデル。「5.5合」のみの展開になっています。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【2017年モデル】 JPH-A100 |
5.5合 | ¥45,800~ |
カラーは、「ブラック(K)」「ホワイトグレー(WH)」の2色で展開されています。
炊飯方式
炊飯には、「圧力IH」を採用しています。炊飯時に圧力を調整する「可変圧力方式」です。
炊飯時は、内釜内部を最大1.25気圧まで加圧。炊き上げ直後に1.05気圧まで減圧することによって、粒を引き締めます。
もちもちしながらも、ごはん粒が型崩れせずにハリのある仕上がりになります。
内釜の性能
内釜には、タイガー最高峰の「プレミアム本土鍋」が採用されています。
陶器の本場である三重県四日市の「四日市萬古焼」を使用し、4度の焼き工程を行い丁寧に作られています。
「炭化ケイ素」を配合することによって、土鍋の弱点であった熱伝導の悪さをうまくカバー。土鍋の蓄熱性の高さと組み合わさり、質の高い内釜になっています。
炊飯メニュー
「押麦メニュー」「もち麦メニュー」の2種類の麦飯メニューを搭載しています。
炊飯メニュー |
エコ炊き・白米・早炊き・無洗米・炊込み・おこわ・おかゆ・押麦・もち麦・玄米・雑穀米・CABA増量選択・調理 |
保温性能
24時間までの保温が可能になっています。
使いやすさ(操作性)
シンプルですっきりとしたデザインになっています。ディスプレイも、見やすく操作は簡単です。
また「音声ガイド」を搭載。音声でわかりやすくアシストしてくれるので、機械が苦手な人でも使いやすくなっています。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
143Wh(1回あたり) | 19.2Wh(1時間あたり) |
その他の機能
予約吸水タイマー機能によって、内鍋をセットしたあと炊飯開始までを10~60分間の間で設定することができます。
- 製品の詳細(スペック)
-
型番 JPH-A101 サイズ W26.1cm×D32.5cm×H22cm 重さ 約7.0kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 1075W コードの長さ 1.0m 付属品 しゃもじ
計量カップ
麦飯カップ
レシピブック
土鍋ふたメーカー公式HPはコチラ
ユーザーの口コミや評価
モチモチ感と甘みが強くて美味しいごはんを炊くことができます。
おこげが底にできるのが土鍋ならでは!とっても美味しいです。
2位:パナソニック Wおどり炊き SR-SPX107
- 価格目安:¥47,200~(執筆時)
- 炊飯量:5.5合
- タイプ:圧力IH炊飯器
- カラー:スノークリスタルホワイト・ルージュブラック
- 内釜:ダイヤモンド竈釜
- ユーザーからの評価
Amazon:4.2 / 5.0点(89Review)
価格.com:4.50 / 5.0点(31Review) - 発売年月:2017年6月
機種
パナソニックから発売されているスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「Wおどり炊き SR-SPX」シリーズは、「5.5合」と「10合」の2モデルで展開しています。
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
【2017年モデル】 SR-SPX107 |
5.5合 | ¥47,200~ |
【2017年モデル】 SR-SPX187 |
10合 (一升) |
¥54,800~ |
カラーは「スノークリスタルホワイト(W)」と「ルージュブラック(RK)」の2色から選ぶことができます。
なお、当シリーズには、「2018年モデル」「2019年モデル」がそれぞれ発売されています。
炊飯方式
炊飯方式には、「圧力IH」を採用しています。
こちらも第1位でご紹介したタイガーと同様に、炊飯中に圧力の調整(最大1.2気圧)を行う「可変圧力方式」という技術を搭載しています。
それに加えて、「最高220℃のスチーム」をお米に噴射することによって、旨みをしっかりとコーティング。水分が逃げにくいので、「お弁当」にしても美味しくいただけます。
内釜の性能
内釜には、「ダイヤモンド竈釜」を採用しています。
アルミニウムとステンレスをベースとし、内側に「ダイヤモンドプレミアムコート」、外側には「高断熱中空セラミックス」を塗装。断熱性が高まり、内釜を高温に保つことができます。
炊飯メニュー
それぞれのお米の特性に合わせて、50銘柄を炊き分けるコンシェルジュ機能を搭載しています。
保温性能
保温中に、定期的に「高温スチーム」が投入される仕組みになっています。
そのためパサつきや黄ばみを抑え、長時間の間美味しさをキープ。優れた保温性能を持っているモデルと言えるでしょう。
メーカーは、「24時間以上の保温」は控えることを推奨しています。
使いやすさ(操作性)
ディスプレイは文字が大きく表示され、とっても見やすい!
お手入れの部品は、「ワンタッチふた加熱版」「ダイヤモンド竈釜」「水容器」の3パーツのみ。面倒な後処理も簡単にしてくれます。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
160Wh(1回あたり) | 14.4Wh(1時間あたり) |
その他の機能
「においが取れない」「蒸気口やふたの汚れが落ちない」なんてときに便利なお手入れ機能を搭載。内側に水を入れて、ボタンを押すだけで各パーツを綺麗にすることできます。
- 製品の詳細(スペック)
-
型番 SR-SPX107 サイズ W26.6cm×D33.8cm×H23.3cm 重さ 約7.0kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 1210W コードの長さ 1.0, 付属品 しゃもじ
しゃもじホルダー
計量カップメーカー公式HPはコチラ
ユーザーの口コミや評価
次の操作をしっかりと教えてくれるので、使いやすい。
もちもちしてお米に甘みがあります。
3位:バルミューダ The Gohan K03A
- 価格目安:¥44,800~(執筆時)
- 炊飯量:3合
- タイプ:–
- カラー:ブラック・ホワイト
- 内釜:–
- ユーザーからの評価
Amazon:3.4 / 5.0点(56Review)
価格.com:3.41 / 5.0点(15Review) - 発売年月:2017年2月
機種
モデル名 | 炊飯量 | 価格の目安 |
BALMUDA The Gohan |
3合 | ¥44,820~ |
カラーは、 「ブラック」と「ホワイト」の2色で展開しています。
2017年グッドデザイン賞やレッドドットデザイン・アワードなど数々のデザイン賞を受賞。スタイリッシュなデザインも高く評価されています。
炊飯方式
炊飯方式には、「蒸気炊き」という今までの炊飯器とはまったく異なった構造を採用しています。
「外釜」と「内釜」と釜を二重にし、水を入れて熱することによって、蒸気で優しく炊き上げることができます。
昨今の各メーカーの高火力路線とは、まったく異なり、100℃を超えない加熱を行います。そのため、「もちもち」「甘み」といった面では、他メーカーに劣ります。
その反面、お米の「粒立ち」「つや」といった点に特徴があります。
「やわらかい炊き上がり」が好みの方には向きませんが、「少し固め」でしっかりとした粒感を味わいたい人におすすめです。
炊飯メニュー
同価格帯の炊飯器に比べると、機能は非常にシンプルになっています。
炊飯メニュー |
無洗米・白米・早炊き・玄米・炊込・おかゆ |
保温性能
「保温はどうしてもおいしさを損ねてしまう」という考え方から、保温機能を搭載していません。
使いやすさ(操作性)
ボタンはわずかに6つ。非常に操作が簡単です。
電気代(消費電力)
炊飯時 | 保温時 |
–(1回あたり) | –(1時間あたり) |
その他の機能
- 製品の詳細(スペック)
-
型番 K03A サイズ W27.5cm×D25.1cm×H19.4cm 重さ 約4.0kg 電源 AC100V (50/60Hz) 消費電力 670W コードの長さ 1.2m 付属品 — メーカー公式HPはコチラ
ユーザーの口コミや評価
炊飯器の中ではバツグンの美しさです。生活感がなく、インテリアにこだわる人に最適です。
固めのご飯が好きなので、とても美味しく感じます。
モノハック編集部からの一言
今回ご紹介した炊飯器の価格や口コミ・評判などは2019年6月執筆時の情報をもとにしています。
最新の情報を知りたい方は、各メーカーの公式HPを参考にしてください!