枕の臭くなる原因と今すぐできる対処方法をご紹介。ニオイが気になる方必見!

 「枕から変なニオイがする!」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

枕は毎日使うものなので、「頭皮の脂」や「寝汗」でとても汚れています。そのため、定期的なメンテナンスが欠かせないアイテムです。

今回は、あなたの枕が臭ってしまう原因と、その対処方法についてご紹介していきます!

この記事はこんな人におすすめ!
  • 最近、枕のニオイが気になる
  • 「パパくさい…」と言われた経験がある
  • 彼氏や旦那の枕のニオイが気になる
  • 今すぐにでもニオイを消したい
  • 枕の洗濯方法を知りたい

枕が臭う原因とは?

枕が臭いを発する原因には、さまざまなものがあります。

枕カバーを洗濯すれば解決できる問題だけでなく、生活習慣をイチから見直さなければいけないこともあります。

「なぜ枕が臭ってしまうのか」まずは、その代表的な原因から見ていきましょう。

寝汗による「雑菌」や「カビ」の繁殖

人は寝ている間に「コップ一杯分」ともいわれる大量の汗をかきます。

その汗に含まれる皮脂や水分が原因で、枕に雑菌やカビが繁殖してしまうのです。

これは嫌なニオイを発するだけでなく、「肌荒れ」や「ニキビ」といった肌トラブルや「喘息」などの呼吸器系の疾患にもつながる恐れがあります。

健康維持のためにも、しっかりと枕のケアを行い、ダニや雑菌の繁殖を抑える必要があります。

40歳前後から出始める「加齢臭」

ダニや雑菌の増殖とともに、枕のニオイの原因となっているのが「加齢臭」。

加齢臭は男女問わずに40代ごろから増えてくる「ノネナール」という物質が原因です。

この物質は、「耳のウラ」や「首回り」「頭皮」などから多く分泌されるので、枕に付着しニオイを発生させます。

水に溶けにくい性質があり、シャワーやお風呂だけではなかなか体から落ちにくいという特徴があるので、デオドラント製品の使用が必要になってきます。

心身が疲れた時に発生する「疲労臭」や「ストレス臭」

多忙な社会人によくみられるのが「疲労臭」や「ストレス臭」といったものです。

睡眠不足などが原因で血液中のアンモニアが増加することによって発生する「疲労臭」、強いストレスを感じた時に体内から放出される「STチオジメタン」も枕のニオイを発生させる原因です。

これらのニオイは、20代~30代といった若い世代にも悩む人が多くみられます。また、性別関係や季節要因も関係しません。

しっかりとした睡眠時間の確保や、ストレスそのものを減らす工夫が必要です。

枕の臭いを消す6つの対処法

  1. 枕カバーをこまめに洗濯
  2. 消臭能力のある枕カバーに変更
  3. 枕本体を水洗いする
  4. 加齢臭対策シャンプー
  5. 脱臭スプレー
  6. 生活習慣を改善する

対処法①:枕カバーをこまめに洗濯する

枕の臭いが気になった時に、最も効果的なのが「枕カバー」を定期的にきちんと洗濯をすることです。

枕カバーには、寝汗や皮脂・アカなどが付着しています。これがニオイの元となりますので、3日程度を目安に洗濯をすることをおすすめします。

どうしてもニオイが気になる方や雑菌が繁殖しやすい高温多湿になる春~夏にかけては、枕カバーを複数枚用意し毎日取り換えると良いでしょう。

「枕に限らず、Yシャツや下着のニオイが気になってきた!」という方は、最新の洗濯機に買い換えのもおすすめです。「泡洗浄」や「AIお洗濯」といった技術によって、汚れやニオイを残さずに洗い落としてくれます。

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ニオイがひどい場合は、「重曹」で漬け置きをすると効果的!

 加齢臭の原因となる「ノネナール」は、水には溶けにくいという特徴があります。

 そのため、通常の洗濯用洗剤だとどうしてもニオイが落ち切らないことがあります。

重曹(弱アルカリ性)であらかじめ付け置きをしておくことによって、ノネナール(酸性)が中和されて、洗濯時に繊維から落ちやすくなります。

  1. 枕カバーを外す
  2. 水1リットルをバケツの中に入れる
  3. バケツの中に重曹を40~50g入れる
  4. 枕カバーを30分~1時間程度放置
  5. 通常モードで洗濯を行う

対処法➁:消臭能力のある枕カバーに買い換える

ポリエステルやレーヨンといった素材を使い、抗菌や脱臭の効果が高い枕カバーが発売されています。

NIOINAI 加齢臭対応 消臭枕カバー

加齢臭の原因となる「ノネナール」を分解する繊維「旭化成ロイカCF」を使用し、高い消臭能力を持った枕カバーです。

伸縮性のある素材なので、標準的なサイズの枕から大きめのサイズの枕まで対応可能!今すぐニオイ対策をしたいという方におすすめです。

枕カバーをこまめに洗濯していても、朝になると必ずニオイがして困っていました。しかし、このカバーに替えてからはニオイがすることがありません。
ジッパーや布タグなどが付いていないので、寝心地や肌ざわりもとても良いです。

対処法③:枕本体を水洗いする

いくら枕カバーを装着していても、枕本体に雑菌が繁殖してしまっているケースがあります。

月に1回程度、枕本体を水洗いすると良いでしょう。 ただし、枕には洗える素材と洗えない素材がありますので、事前にチェックが必要です。

本体の水洗いがNGな枕の素材

  • 羽毛
  • ラテックス
  • (低反発・高反発)ウレタン
  • マイクロビーズ
  • そば殻
  • ウール

 上記の素材を使用している枕は、基本的には水洗いをすることができません。ただし、一部メーカーだと上記の素材を使用していても水洗いが可能なケースがあります。

枕についている「洗濯絵表示」を確認してみてください。

洗えない素材の場合は、「天日干し」「陰干し」

 洗ってはいけない素材の枕を、水に濡らしてしまうと生地が破けてしまったり、本来の反発力を得られなくなったりしてしまいます。

そのため、ベランダや室内など風通しの良い所で「しっかりと干す」ことが大切です。

この際に注意したいのは、枕の素材によって「天日干し」と「陰干し」に分かれる点。

【天日干し推奨】
・ポリエステル綿
・パイプ
・そば殻
【陰干し推奨】
・ウレタン
・羽毛
・ビーズ

「枕干し」を使うとより効果的に干すことができます

 

枕を安定させて干しておくのって結構難しいですよね。それが原因でメンテナンスを怠ってしまう方も多いのが事実。

そんな時に便利なのが、フックをかけることによって物干し竿に固定できるタイプの「枕干し」です。

枕を安定させることができるので、枕全体に風が行き渡り、除湿や除菌させることができます。

価格も数百円~千円程度のアイテムなので、持っておいて損はありません!

対処法④:加齢臭対策シャンプーを使用する

現在はさまざまなメーカーから加齢臭を抑える効果のある薬用シャンプーが多く発売されています。

選ぶポイントとしては、洗浄力が強すぎず頭皮に刺激を与えない「アミノ酸系シャンプー」がおすすめです。

ルシード 薬用スカルプデオシャンプー 

 

「 一般的な汗の臭い」に加えて、40代からの「加齢臭」そして30代~40代の「ミドル脂臭」の3つのニオイに対応しているのが、ルシード「薬用スカルプデオシャンプー」です。

ユーザーからは、「以前は加齢臭を指摘されていたが、このシャンプーを使用してからは枕の嫌なニオイが柔軟剤のニオイに変わった!」との声もきかれます。

枕の臭いが気になる方は、シャンプーから変えてみるのも良いでしょう!

対処法➄:消臭スプレーを使用する

「もう今すぐにでも枕の臭いを消し去りたい」という方は、リセッシュやファブリーズといった「消臭スプレー」を使うと良いでしょう

ドラックストアやコンビニで販売しているので、今すぐにでも買いに行くことができます。

ただし、効果自体は一時的です。根本的なニオイ対策にはならないので、あくまでも応急処置だと思っておいてください。

 ファブリーズ 香料無添加ファブリーズ

 トウモロコシ由来の成分を使用し、体にも優しい消臭スプレー。頭や首といった肌が触れる枕にも安心して使用できるのがポイントです。

対処法⑥:生活習慣を見直す

加齢臭が発生するメカニズムは、日々の生活習慣に大きく関係があると言われています。

そのため適度な運動や食事の管理などは、ニオイケアに大切です。

  • 適度に運動を行う
  • しっかりと睡眠時間を確保する
  • お酒を飲み過ぎない
  • タバコを控える
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