急な雨に降られたときに活躍する「折りたたみ傘」。あまり気にせずに使っている方も多いかもしれませんが、社会人であればこだわりの1本を持っておきたいところ。
今回モノハック編集部では、3,000円以下で買えるコスパの良いモデルから、10,000円程度の高級ブランドのモデルまでを予算別に一挙にご紹介していきます。
使用したときに周りから「おっ!」と言われるようなハイセンスなモデルも多数セレクトしているので、折りたたみ傘を探しているという男性の方は必見です!
【メンズ用】折りたたみ傘の選び方
折りたたみ傘選びで失敗しないためには、以下の4つのポイントが重要です。
- 携帯性(軽さ・コンパクトさ)
- 耐久性(傘骨の素材・本数)
- 機能性
- デザイン性
通勤や通学時に便利!軽量でコンパクトな折りたたみ傘を選ぶ
おしゃれさや機能性も大事ですが、購入してから後悔しないためには「軽量さ」「コンパクトさ」は絶対に無視できません。
特に通勤や通学の為に、日常的にカバンやリュックに入れて持ち運ぶという方は、折りたたみ傘の「重さ」そして「長さ」は購入前に確認が必須です。
一般的に販売されている折り畳み傘は、「300g~400g」のものが多いですが、持ち運びの負担を軽減させるためにも「200g~300g」程度のモデルを選ぶのがおすすめです。
折りたたみ傘の長さに関しては、ビジネスバックに収納がしやすい「(折りたたみ時)全長30cm以下」のモデルがおすすめです。
強風でも安心!頑丈な折りたたみ傘を選ぶ
折りたたみ傘は、通常の長傘に比べるとどうしても耐久性は劣ってしまいます。ゲリラ豪雨や台風などの際の、強風で骨が折れてしまったなんて経験をされた方も多いのでは?
しかし、最近では「傘骨の素材」「傘骨の本数」に工夫をすることによって、耐久性を高めたモデルが発売されています。
傘骨の素材に関しては、「アルミ」「ステンレス」「グラスファイバー」「カーボン」といったものが使用されますが、耐久性を求めるなら「グラスファイバー」や「カーボン」がおすすめです。
また骨数に関しては、多ければ多いほど耐久性は高まります。ただしその一方で、骨数が多いとどうしても重くなってしまい携帯性に劣ってしまいます。
一般的に通勤や通学に便利な折りたたみ傘が欲しい方は、8本程度の傘骨のモデルを選ぶと良いでしょう。
雨に濡れたくない方は大きめの折りたたみ傘を選ぶ
外回りの営業マンなど、どうしてもスーツを濡らしたくないという場合は、傘の直径を確認するようにしましょう。
一般的にメンズ用の折りたたみ傘は、傘を開いた時の直径が約90cm程度のものが多くなっています。
しかし、「がたいの良い方」や「ビジネスリュックを背負っている方」は、直径で約100cm以上のモデルを選ぶと良いでしょう。
より便利に使いたいのであれば、機能面も大事
自動開閉機能
ビジネスバッグを持っている時などに片手で折りたたみ傘を開くのは大変ですよね。そんな時に役に立つのが「自動開閉機能(ワンタッチオープン)」
ボタンを押すだけで自動で傘が開いてくれるので、手こずることがありません。
UVカット機能
最近では、雨の日だけではなく日差しの強い晴れの日にも活躍するUVカット機能付の折りたたみ傘も発売されています。
紫外線が気になるという方は、UVカット機能が付いているモデルを選ぶことをおすすめします。なお、モデルによってUVカット率が異なるので、「UVカット○○%以上」という表記を必ずチェックするようにしましょう。
デザインで折りたたみ傘を選ぶ
デザインに関しては、結局は好みの問題なので一目ぼれしたモデルを選ぶのが長く愛用できる秘訣でしょう。
とは言っても、なかなか決めきれないと思いますので、簡単にメンズ用折りたたみ傘のデザインについて解説していきます。
- ビジネス
- アウトドア
- カジュアル
折りたたみ傘のデザインは大きく分けて、3つに分けることができます。
ビジネス
ビジネス系統の折りたたみ傘は、「ブラック」や「ネイビー(濃紺)」を基調としたモデルが多くなっています。
特徴的なデザインは施されず、シンプルなつくり。その代わりにビジネスシーンで活躍するように「自動開閉を搭載したモデル」や「傘の直径が大きいモデル」が多くなっています。
アウトドア
アウトドアメーカーから発売される折りたたみ傘は、「カーキ」や「グレー」といったカラーがベースになったモデルが多くなっています。
長時間外で活動する人の為に設計されているので、「軽量さ」「コンパクトさ」を重視したつくりになっています。
カジュアル
プライベートでの使用を主としたカジュアルなデザインの折りたたみ傘も販売されています。
ブルーやレッドなどの明るい挿し色を使うことにより、雨の日でも気分が明るくなるようなデザインになっています。
【3,000円以下】おすすめ折りたたみ傘
最近では、3000円以下でグラスファイバー素材を使用し、耐久性に優れた折りたたみ傘が発売されています。ユーザーからの評判も良く安心して使用することが可能です。
- Agedate 自動開閉 12本骨
➡¥2,500~
➡編集部おすすめ度: - PARACHASE 折りたたみ傘 自動開閉
➡¥2,500~
➡編集部おすすめ度:
Agedate 自動開閉 12本骨
- 予算の目安:¥2,500~
- 重さ:486g
- 折りたたみ時の長さ:33cm
- 傘骨の素材:グラスファイバー
- 傘骨の本数:12本
- 使用時の長さ(直径):105cm
- 機能性:自動開閉
- カラー:ブルー・ブラック・レッド
Amazonのメンズ用折りたたみ傘でベストセラーを記録した「Agedate」の大人気モデル。
2,000円台で購入できる価格の安さに加えて、「グラスファイバー」の傘骨を12本も使用。台風の時などの強風でも折れにくい構造になっています。
直径は約105cmとなっており、身体が大きめの人でもかなり余裕があります。ただし、その反面「コンパクトさに欠ける点」や「重さが約486gとなっており携帯性に欠ける点」といったデメリットもあります。
編集部おすすめ度:
PARACHASE 折りたたみ傘 自動開閉
- 予算の目安:¥2,500~
- 重さ:425g
- 折りたたみ時の長さ:32cm
- 傘骨の素材:アルミ・グラスファイバー
- 傘骨の本数:10本
- 使用時の長さ(直径):102cm
- 機能性:自動開閉
- カラー:ブラック
上記でご紹介したモデルとほぼ同じ価格帯で展開されているのが、「PARACHASE」の折りたたみ傘です。
傘の直径は、約102cmとなっておりこちらもビックサイズ。傘骨を10本に減らすことによって、ビッグサイズながら軽量性も実現しています。
ただし、折りたたみ時の全長は32cmとなっており、コンパクト性には欠けるというデメリットがあります。小さめのバッグを使用しているという方は注意が必要です。
編集部おすすめ度:
【5,000円以下】おすすめ折りたたみ傘
- KiU エアライトスタンダードアンブレラ
➡¥3,500~
➡編集部おすすめ度: - スノーピーク アンブレラUL
➡¥5,000~
➡編集部おすすめ度: - トーツ Vanted Canopy
➡¥5,000~
➡編集部おすすめ度:
KiU エアライトスタンダードアンブレラ
- 予算の目安:¥3,500~
- 重さ:160g
- 折りたたみ時の長さ:26cm
- 傘骨の素材:–
- 傘骨の本数:6本
- 使用時の長さ(直径):–
- 機能性:UVカット機能
- カラー:ブラック・カーキ・ピンク・ネイビー・ベージュ・グレー・レッド・ターコライズ
- 公式ホームページ
「大人の外遊び」を応援するブランド「KiU」。可愛らしいポンチョが有名で、フェスシーンで見かけることが多くなっています。
シャフトにカーボン素材を使用することによって、耐久性と軽量性の両方を兼ね備えています。また、UVカット90%以上(濃色)なので、晴れの日の日傘として使用することができます。
ビジネスシーンではなかなか活用することはできませんが、プライベート時のカジュアルなファッションによく似合うモデルです。
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スノーピーク アンブレラUL
- 予算の目安:¥5,000~
- 重さ:133g
- 折りたたみ時の長さ:22cm
- 傘骨の素材:アルミ・カーボン
- 傘骨の本数:8本
- 使用時の長さ(直径):100cm
- 機能性:完全防水裁縫
- カラー:グレー・ベージュ
- 公式ホームページ
続いてご紹介するのは、機能的で美しいキャンプ道具の製造や販売を行う「スノーピーク(snow peak)」のモデルです。
このモデルの魅力は、なんといっても「携帯性の良さ」にあります。直径100cmのビックサイズにもかかわらず、重さはわずか約133g。収納時には全長約22cmまで小さくすることができます。
まったく負担にならないので、カバンやバックに入れっぱなしにしているというユーザーも多くなっています。デメリットとしては、「やや開きにくい・折りたたみにくい」という点があります。
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トーツ Vented Canopy
- 予算の目安:¥5,000~
- 重さ:500g
- 折りたたみ時の長さ:35cm
- 傘骨の素材:アルミ
- 傘骨の本数:8本
- 使用時の長さ(直径):124cm
- 機能性:自動開閉
- カラー:10カラー以上で展開
- 公式ホームページ
アメリカ生まれのレイングッズブランド「トーツ(totes)」。全米でシェアナンバー1を記録する大変人気なメーカーです。全自動開閉式の折りたたみ傘を開発したことでも知られています。
そんなトーツの「Vented Canopy」は、強風時に傘の痛みを軽減する為に開発されたシリーズです。傘の生地の部分が二重構造になっており、風をうまく外側に逃がす設計になっています。
強風時でも傘がひっくり返りにくくなっているため、台風の時でも安心して使用することができます。124cmの超ビッグサイズ仕様なのも嬉しいポイント。
デメリットは、傘の重さ。500g程度あるので、カバンやリュックに入れると重みを感じます。その点は頭に入れておくと良いでしょう。
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【10,000円以下】おすすめ折りたたみ傘
- モンベル トラベルアンブレラ
➡¥5,500~
➡編集部おすすめ度: - クニルプス TS.220
➡¥8,000~
➡編集部おすすめ度:
モンベル トラベルアンブレラ
- 予算の目安:¥5,500~
- 重さ:86g
- 折りたたみ時の長さ:26cm
- 傘骨の素材:–
- 傘骨の本数:8本
- 使用時の長さ(直径):88cm
- 機能性:撥水加工ポルカテックス
- カラー:ブルーブラック・サンセットオレンジ・ホワイト
- 公式ホームページ
モンベル(mont-bell)は、「機能美」と「軽量&迅速 」をコンセプトに商品開発を行う国内のアウトドアメーカーです。
そのコンセプト通りに作られているのが、モンベルの「トラベルアンブレラ」。最大の魅力は、重量約86gという圧倒的な軽量さにあります。
カバンやリュックに入れていることすら忘れてしまうレベルの軽さなので、毎日いれっぱなしにしていても負担がかかりません。また、収納時の全長も26cmとコンパクトなのも魅力的です。
デメリットとしては、アウトドア色の強いデザインなので、クライアントとの同行など大事なビジネスシーンには適さないでしょう。
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クニルプス TS.220
- 予算の目安:¥8,000~
- 重さ:約300g
- 折りたたみ時の長さ:29cm
- 傘骨の素材:アルミ・グラスファイバー
- 傘骨の本数:6本
- 使用時の長さ(直径):97cm
- 機能性:自動開閉
- カラー:30カラー以上で展開
- 公式ホームページ
1928年にドイツで生まれた老舗折りたたみ傘ブランド「クニルプス(Knirps)」。合理性や機能主義を追求したデザインである「バウハウス」の影響を色濃くみることのできるモデルが多く発売されています。
手に持ちやすい樹脂製のグリップを使用し、レッドのかわいらしい自動開閉ボタンがポイントになっています。そのおしゃれさからファッション系の雑誌に取り上げられることも多々あります。
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