ドラム式洗濯機をお使いのご家庭の方は、洗濯洗剤選びにちょっと注意が必要です。
今回は、ドラム式洗濯機におすすめの洗剤を選ぶポイントと、おすすめ商品をご紹介していきます。
ドラム式洗濯機の洗濯洗剤を選ぶポイント
各家電メーカーからこぞって発売され、今や主力商品ともなりつつある「ドラム式の洗濯機」ですが、実は洗濯洗剤を選ぶ上では注意が必要な商品でもあります。
ドラム式の洗濯機は、一般の洗濯機(縦型タイプ)とは異なり、少量の水で叩き洗いを行います。洗濯槽の中で衣類同士がこすり合わないので、シワになりにくいというメリットがあります。
しかし、一方で水の量が少ないため洗剤がしっかりと溶けきらずに、衣類に残ってしまうというデメリットもあるのです。
洗剤がきちんと溶けないと、汚れがきちんと落ちないだけでなく肌荒れやかぶれといったアレルギー反応を引き起こす可能性もありますので、注意が必要です。
少量の水でしっかりと溶ける洗剤を選ぶ
洗濯洗剤のとけ残りを防ぐためにも、「溶解性(溶けやすさ)」を重視して選ぶことが大切です。
具体的には、「液体タイプ」もしくは「ジェルボールタイプ」の洗濯洗剤がおすすめです。
粉末タイプの洗濯洗剤は、洗浄力は高いのですが、どうしても水に溶けにくい性質があります。特に冬場の水が冷たい時期は、洗剤のとけ残りが多く発生するためおすすめできません。
ドラム式洗濯機をお使いのご家庭では、「液体」「ジェルボール」の洗濯洗剤を中心に商品を検討していきましょう。
泡立ちの良すぎる洗濯洗剤は避ける
「泡立ちの良い洗濯洗剤」は一見、洗浄力が強そうに思えるので、適しているように思えますが、ドラム式洗濯機をお使いの場合は、注意が必要です。
ドラム式洗濯機は、衣類を上下に叩きつける「叩き洗い」をしています。しかし、泡立ちの良い洗剤を使うと泡がクッションの役割を果たしてしまい、十分な洗浄効果を発揮することができません。
また、ドラム式洗濯機はドアが側面についているため、泡が漏れてきたり排水機構に不都合を生じてしまう場合があります。
なかなか消費者には判断のしづらいポイントではありますが、「泡立ちの良い」と評判の洗濯洗剤は避けるのが無難です。
とはいっても、過度に心配する必要はありません。最近はドラム式洗濯機が各家庭に普及したことにより、洗剤メーカーの主力商品はドラム式洗濯機に対応したものがほとんどです。
ドラム式洗濯機におすすめの洗濯洗剤ランキング
- 【第1位】
LION トップ スーパーNANOX
洗浄力よし!コスパよしの2019年おすすめ洗濯洗剤 - 【第2位】
花王 アタックZERO ドラム式専用 ワンハンドタイプ
アタックがドラム式専用を発売!使い勝手に優れたワンハンドタイプ - 【第3位】
ファーファ ドラム式専用洗剤
せっかく洗濯したのに「汚れが残っている!」「臭いが気になる!」「せっかくのおしゃれ着がヨレヨレに」なんて嫌な経験をした方も多いのではないでしょうか? 実は、洗濯洗剤は目的や用途によって正しく選ぶことによって、シワになりにくく、また汚れ[…]
【第1位】LION トップ スーパーNANOX
商品の解説
ドラム式洗濯機に限らず、今イチオシの洗濯洗剤がLIONから発売の「トップ スーパーNANOX」です。
蛍光剤不使用の中性タイプの洗剤なので、とにかく衣類に優しいのがポイント。おしゃれ着はもちろんのこと、生成りや淡い色の服でも色褪せしないので、長く着続けることができます。
また液を濃縮することによって、洗浄力を高める工夫がされています。「首元」や「袖口」といったところに付け置きすることによって、絶対に取れないと思った黒ずみや黄ばみも白く綺麗にしてくれます。
お洗濯1回にかかる洗剤代も、約4.84円となっており他商品と比較すると破格の安さになっています。ドラム式の節水能力に加えて、洗剤代も抑えたいというユーザーから高い支持を得ています。
- 衣類にかかるダメージを抑えたい
- 洗浄力の高い洗剤が欲しい
- コスパに優れ、財布に優しい洗剤が欲しい
商品の口コミ
ドラム式の洗濯機で使用しています。子供の泥汚れや私のファンデーション汚れも下洗いなく綺麗に落ちます。香りもきつくないのでおすすめです。
ユーザーの評価
- Amazon(9件の評価):4.4点 / 5.0点
- 楽天(344件の評価):4.66点 / 5.0点
※執筆時現在の情報を元にしています。最新の情報は、各通販サイトをご確認ください。
- 商品の概要
-
- 価格の目安:¥218〜266
- 種類:液体洗剤 / 中性
- 蛍光剤:×
- 柔軟剤:×
- 酵素:○
- ドラム式洗濯機:対応
- 香り:リフレッシュブリーズの香り
- 使用量の目安(水量30L):10g
- 洗濯回数の目安(水量30L):45回
- 洗濯1回あたりの値段目安:約4.84円
- すすぎ回数:すすぎ1回〜
- 成分:界面活性剤(56%、ポリオキシエチレン脂肪酸メチルエステル、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルエーテル硫酸エステル塩)安定化剤、pH調整剤、再汚染防止剤、酵素
- 公式ホームページ
【第2位】花王 アタックZERO ドラム式専用 ワンハンドタイプ
商品の解説
続いてご紹介するのは、ドラム式専用の洗剤として発売されている「アタックZERO」です。
ドラム式洗濯機は水量が少ないので、いちど衣類から取り除いた汚れが再び衣類に付着する「再汚染」が起こりやすくなります。
しかし、この洗剤は「節水対応ポリマー」を配合したことによって、汚れをしっかりと落としきるのが特徴です。まさしくドラム式のための洗濯洗剤と言えるでしょう。
またワンハンドタイプとなっており、洗濯の量に応じてプッシュするだけ。ドラム式洗濯機で注意しなければいけない洗剤の入れすぎが起こりにくく、また面倒なお洗濯を楽にしてくれる設計です。
- ずっとドラム式洗濯機を使っているけど、汚れの落ちに不満がある人
- 面倒なお洗濯を少しでも楽にしたい人
商品の口コミ
片手で簡単にプッシュできるので、忙しい時などわざわざ計量する手間が省けます!とっても便利。
ユーザーの評価
- Amazon(81件の評価):3.2点 / 5.0点
- 楽天(32件の評価):4.37点 / 5.0点
※執筆時現在の情報を元にしています。最新の情報は、各通販サイトをご確認ください。
- 商品の概要
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- 価格の目安:¥429〜548
- 種類:液体洗剤 / 中性
- 蛍光剤:×
- 柔軟剤:×
- 酵素:○
- ドラム式洗濯機:対応
- 香り:清々しいリーフィブリーズの香り(微香)
- 使用量の目安(水量30L):10g
- 洗濯回数の目安(水量30L):38回
- 洗濯1回あたりの値段目安:約11.2円
- すすぎ回数:すすぎ1回〜
- 成分:界面活性剤[54%、ヒドロキシアルカンスルホン酸塩、高級アルコール系(非イオン)、脂肪酸系(陰イオン)]、安定化剤、分散剤、酵素
- 公式ホームページ
【第3位】ファーファ ドラム式専用洗剤 860ml
商品の解説
ファーファから発売されているドラム式専用の洗濯洗剤。現在は販売を終了しており、在庫限りになっています。
少ない水量で洗えるように浸透力の強い界面活性剤を採用。加えて、黒ずみを防ぐことのできる「ポリイオンコート成分」を配合することによって、ドラム式に最適な洗濯洗剤に調整されています。
ドラム式洗濯機ユーザーからかなりの高評価を得ていますが、残念なことに在庫限りとなっているので今回は3位にランクイン。
- 衣類の黒ずみが気になる方
商品の口コミ
この洗剤に変えてから強力な抗菌成分のおかげか、衣類の嫌なニオイがなくなりました。
ユーザーの評価
- Amazon(35件の評価):3.4点 / 5.0点
- 楽天:–
※執筆時現在の情報を元にしています。最新の情報は、各通販サイトをご確認ください。
- 商品の概要
-
- 価格の目安:¥970〜
- 種類:液体洗剤 / 弱アルカリ性
- 蛍光剤:×
- 柔軟剤:×
- 酵素:○
- ドラム式洗濯機:対応
- 香り:グリーンウォーターフローラル
- 使用量の目安(水量30L):25ml
- 洗濯回数の目安(水量30L):34回
- 洗濯1回あたりの値段目安:約28.5円
- すすぎ回数:すすぎ2回〜
- 成分:–
- 公式ホームページ
まとめ
ここまでドラム式洗濯機におすすめの洗濯洗剤について解説をしてきました。
「アリエール」「トップ」「アタック」といった人気の洗濯洗剤ブランドの主力商品の多くは、ドラム式に対応したものがほとんどです。
そのため、ドラム式洗濯機だからといって過度に洗剤選びに神経質になる必要はありません。
ただし、ドラム式洗濯機に変えてから、「汚れが落ちづらくなった」「ニオイが気になるようになった」といった場合は洗濯洗剤がうまくマッチしていないのかもしれません。
今回ご紹介したランキングを参考に、ニーズにあったお気に入りの洗濯洗剤を見つけてみてください!